東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

妖しい赤い剣

2017-06-06 | 季節の花
  この花を見るたびに思う、
  遥かペルシャの空にかかる赤い月とそれを映す赤い剣。
  なぜペルシャなのか自分でも分からないけど
  妖しく光る月と剣、ずっと私の頭に棲みついている。


  

     サンゴシトウ(珊瑚刺桐)。

     刀のような形の花、真っ赤な南国のイメージ。

     赤くいっぱい咲く花 → 「珊瑚」
     枝葉に少々トゲあり → 「刺」
     葉っぱが桐みたい  → 「桐」




  

     百花園の近くの寺で見られる、
     農業公園にもあるけどこっちは温室、露地物はここだけしか知らない。




  

     何回か行ったけどいずれも曇り空、青空の下で撮りたかった。




  

     落花狼藉?。




  

     サンゴシトウはオーストラリアのシドニー植物園で、
     アメリカデイゴと北アメリカ原産のヘルバケアを交配して作られた園芸種です。




  

     サンゴシトウの片方の親、アメリカデイゴ。カイコウズ(海紅豆)とも。

     ベルモント公園にこれだけ残っていた、遅かった。
     アメリカデイゴは鹿児島県の県の木となっている。

     よく似た「デイゴ」は沖縄県の県の木。
     本土では受験に同格すると「サクラ咲く」、
     琉球大学の合格電報の文面は「デイゴ咲く」とか。


                                             5月31日 向島・法泉寺
          

コメント (4)
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