近くにあるので毎年行っている国土安穏寺、
今年の紅葉はどうなんだろう。
行き始めたころは大きなモミジが真っ赤になっていたけど
最近はだんだんと衰えて寂しくなってきていたが。
今年は去年にも増して寂しくなっていた、
時期的にはそう遅くもないと思うけど。
前はこの碑を覆い隠すほど茂っていたけど。
枝も葉もすっかり少なくなってしまって今昔の感ありですなぁ。
栄枯衰勢は世の習い、自然に任せるしか仕方ないのでしょうか。
そう広くもない境内だけどこの奥にお墓があるので
人の姿は絶えません。
ここには珍しい灯籠があります、琴柱灯籠(ことじとうろう)。
琴の糸を支える柱「琴柱(ことじ)」に似ているので、琴柱灯籠と呼ばれます。
金沢の兼六園の琴柱灯籠が有名ですね。
国土安穏寺の仁王門
徳川秀忠、家光父子が東照宮参拝の折り立ち寄り御善所となる。
その後徳川家祈願所位牌安置所となり現寺号を賜り葵紋の使用も許された。
境内から見た仁王門。
大きなわらじが下がった門、
扉には葵の御紋が燦然と輝いている。
ここの仁王様は秀逸、ピカイチと私は思う、
たびたび載せているので今回は載せないけどまたそのうちに。
そしてこの天井に描かれた龍の絵も凄い、
中国では皇帝にしか許されていない五本爪の立派な龍が描かれている。
data:PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影 11月 12日 足立区・国土安穏寺