東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

ナツツバキとヤマモモの道

2021-06-17 | 季節の花

  そろそろあの道を走ってみる時期だなぁ
  いつも走っている河川敷とは土手を挟んだ反対側の道。
  この時期にしか走らないので目当てのものは走ってみなくちゃ分からない、
  が、今年は運よくナツツバキとヤマモモが一緒に見れられました。

 

   ナツツバキ(夏椿)、ツバキ科の木です、
   ツバキそっくりな花が咲くので夏椿と。
   花弁の縁がギザギザになっていますね。

 

 

   沙羅双樹(さらそうじゅ)と呼ばれることもあるけど、
   お釈迦さまが亡くなったときに近くに生えていたことで有名な
   「沙羅双樹」は全く別の熱帯樹のこと。
   沙羅双樹は日本ではあまり育たないようです。

 

 

   昔、ある僧侶が、「仏教にゆかりのある沙羅双樹の樹は、
   日本にもきっとあるはず」と、山に入っていろいろ探したところ
   夏椿の木を見て「これが沙羅双樹だ」と思い込み、
   それを広めたため"沙羅双樹"にされてしまった。
   そして沙羅の木として独り歩きを始めました。

 

 

   大きな樹なので日陰の花も・・・。
   沙羅の木(しゃらのき)とよく似た木に
   ヒメシャラというのがあります、花はひと回り小さいけど同じ時期に咲きます、
   これは百花園でも見られますけどね。
   ちなみに、釈迦が悟りを開いたことで有名な木は 
   「インド菩提樹」ですね。

 

 

   土手下の道には産業廃棄物などを処理するリサイクル業者が並んでいます。
   この七福神の皆さんたちも毎年ナツツバキを見ているようで、
   リタイアしたあとの安住の地としてはいいのじゃないでしょうかねぇ。

 

 

   このあとは古代ハスが咲く公園へ向かいますが
   途中街路樹としてヤマモモが並んでいます。
   ちょうどタイミングがよく真っ赤に熟れていました、
   もうちょっとすると黒紫色になってジャムや果実酒とかにね。

 

 

   いろいろな色の実があってこれもきれいですね、
   ただいま発展途上のようです。

 

 

   雌雄異株で実が生るのは雌木だけ、
   ただ熟れたあとは路上に落ちてバッチイ。
   街路樹には雄木を選ぶようだけど間違いもあるようで
   ときたま落果で真っ赤になった道路を見るけど後始末が大変だ。

   古代ハスの咲く公園はもうすぐそこ、
   まだちょっと早いだろうけど気の早い花が咲いているかも。
   ここは一回でOKということは無かったので2,3回行くことになるのかな。

 

          data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影  6月9日  土手下の道を走って

          

コメント (4)
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