東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

牛嶋神社と河津桜

2020-02-19 | 風景
  隅田公園の旧水戸藩の下屋敷跡あたりにある牛嶋神社、
  名前の通り牛とのかかわりが深い神社だけど
  ささやかに河津桜が咲きます、2本ばかり。
  職場から10分百花園まで10分、空を見ながら通ったりしていますが。


  

     牛嶋神社。
     貞観2年(860年)、慈覚大師の御神託により創建とあります。
     東、南、西と鳥居があってここは南側の鳥居、隅田公園側の鳥居です、
     拝殿の正面なのでここが正門かな。




  

     西側の鳥居のそばに小さな河津桜、
     やっと咲き始めたばかりだけど、午前中はほぼ陽が当たらない
     ちょっと待って少し当たってきたところで一枚。




  

     小さな木なんだけど花がきれいなので行くことにしています、
     もうちょっと早く陽が当たってくれるといいんだけどね。
     この日はまだ花も少なかったので神社を見てみました。




  

     「包丁塚」。
     天武天皇の頃この辺りに国営の牧場が設置されたと伝えられ、
     江戸時代以降になると西洋の文化が入り込み牛乳・牛肉の需要が増えました。
     そして心ならずも人間の胃袋に収まった牛たちのための
     慰霊碑が作られました。




  

     貞観2年(860年)慈覚大師が御神託によって創建したと伝わる由緒ある牛嶋神社、
     源頼朝公や徳川家光公にも崇敬されました。
     そしてここは東京スカイツリーの氏神様でもあります。
     境内にはいろいろな狛犬?さんたちが見られます、これはまた次回にでも。




  

     牛嶋神社の最大の見どころ、拝殿前の「三輪鳥居(みわとりい)」
     明神鳥居の両サイドに、小さな脇鳥居が付いている鳥居です。
     全国的にも20くらいの神社でしか見られないという珍しい鳥居です。




  

     境内社として小梅稲荷社。
     この辺り古くは小梅村と呼ばれた寒村、
     江戸時代には江戸の豪商の別荘などが出来てだんだんと発展してきました。




  

     撫で牛。
     自分の体の悪いところを撫でこの牛の同じ部分を撫でるとよくなるとか、
     よくある話だけどおかげでこの牛さんピッカピカ。

     墨田区史によると
     1693年(元禄6年) 水戸徳川家の下屋敷が、浜町より小梅村(現隅田公園)へ移転する。
     1804年(文化元年) 佐原鞠塢による向島百花園が開園する。
     とあります
     いよいよ文化の華が開いてきたのですね。


     何日か待って、「もう咲いてきたかな」と行ってみました。
     花は増えたんだけどお天道さまが、、、
     花曇り、聞こえは風流でいいんだけど写真には向きませんねぇ
     雲ともモヤとも思えない空の下で撮ってきた河津桜。
     そう毎日も通えないのでこの辺で諦めて次行きましょうか
     明日に続きます。

          data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 2月11日 墨田区・牛嶋神社
          
コメント (2)
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