東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

弁天さまのご縁日

2020-02-03 | 風景
  1月27日は「己巳(つちのとみ)の日」ということで
  吉原弁天さまにお詣りしてきました。
  弁天さまのご縁日ですが小さな小さな吉原弁天のこと
  特に変わりはなく弁天さまはいつものように優しいお顔をされていました。


  

     例によっていつ降り出してもおかしくない空模様の日、
     信号がなければ職場から3分くらい吉原弁天です。




          

          普通は弁才天と表記するけど金運の神さまということで「弁財天」や「辨財天」とも。
          インド出身の女神さまで芸事の神さまという面もあり琵琶を奏でる姿も多い。




  

     鳥居があってここからが弁天堂、
     正面に見えるのがかつての吉原にあった弁天池の跡。




  

     関東大震災の折り周りをお歯黒ドブに囲まれ逃げ場がなかった遊女たちが
     この池に飛び込んで難を逃れようとしたが500人近くが溺れて亡くなった弁天池。
     そんな大きかった池も今では手のひらサイズになってここに残っている。




  

     小さな小さな弁天堂、
     毎日掃除がされているのでしょういつもきれいになっています。
     吉原神社もそうだけどここにもお詣りの人が絶えません、
     私が行ったときも数人の人がお詣りに訪れていました。




  

     木製の格子の内側にさらに細かい格子が2枚あってそのすき間から弁天さまが見られます。




  

     鈴を鳴らす紐には無数の小さな鈴が結ばれています、
     いかにも女神さまらしくて微笑ましいですね。




  

     狭い格子の間からの弁天さま、
     各地に弁天さまは多いけどやっぱりこの弁天さまが一番弁天さまらしい。
     個人の感想ですけどね、
     武器を持って戦う弁天さまはちょっと趣味じゃないな。

     「己巳(つちのとみ)の日」ということで行ってみましたが、
     この日は60日に一回巡ってきます、今年はあと5日あります。
     これが年単位だと60年に一度、そう「還暦」というヤツですね、
     干支十二支が生まれた年と一致する年です。

     還暦も遠い昔になってしまったなぁ・・・。 (-。-)y-゜゜゜

          data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 1月27日 吉原弁天
          


     まあこの辺りも含めてですが吉原一帯には観光客用に格安のホテルがいっぱいあります、
     毎日の出退勤時には中国からの観光客が大声で話しながら駅を目指していました。
     大きな荷物を引っ張りながら歩道一杯に歩いているので邪魔で仕方がない、
     駅のホームもこの人たちで溢れ歩く場所もなかった。
     「もう来なくていいよ」・・・私はいつも胸のうちでつぶやいていましたが。
     
     ところが気がついてみたらいつの間にかどこも空っぽに、
     歩道にも駅のホームにもあの人たちの姿が見えなくなってしまった。
     歩道は通勤の人たちと近所のおばちゃんが歩いているくらい、
     駅のホームも純粋に通勤の人たちだけで以前の半分も人がいない。
     テレビで浅草の土産物屋さんが客が減ったと嘆いていたけど、これではねぇ
     来なくていいと思っていたけどちょっと寂しいような、
     やっぱり前のように来てくれた方がいいのかなぁ。
コメント (4)
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