東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

誰でも知ってるツマグロヒョウモン

2016-11-17 | 風景
  ツマグロヒョウモンを見る機会はちょっと減ったかな、
  この前まで五月蠅いくらい飛んでいた。
  昔は西日本でしか見られなかったが、
  最近は北海度を除く全国で見られるみたいだ。


  

     花陰で見つけたとき右側の翅だけが見えた、お、珍チョウ?。
     左の翅を見たらなんだツマグロヒョウモンか。
     秋の初めごろから冬近くまで邪魔になるくらい飛んでいる、
     かなりカラフルな色遣い、これはメスだね。




  

     ツマグロヒョウモンはオスとメスの模様が違っていて、
     メスは体内に毒を持っているカバマダラに擬態している。

     普通の動物はメスの方が地味なんだけど
     ツマグロヒョウモンのメスは毒のあるチョウに似せて身を守る。
     「あたしって毒があるのよ、人間の女と同じよ~ん」、、、なんちゃって。




  

     ちょっと花が被ったけどオス、
     こうして見るとそう地味でもないか。




  

     あっさりさっぱりしている方はオス、
     この模様から豹紋、ヒョウモンの名前がついたのだろうね。

     正直、ヒョウとチーターとジャガーの区別がつかない、
     大きさとか模様がビミョー違うんだけど。




  

     イケメン?、こわもて?、「黙って俺についてこい!」。




  

     ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋) タテハチョウ科ヒョウモンチョウ属

     ツマグロヒョウモン、前は喜んで撮っていたが
     あまりにも多く飛んでいるので近ごろは食傷気味。

     日本でのこの蝶の分布は1990年ごろまでは中部以南だったけど、
     最近は関東以北まで北上してきているという。
     食草となるパンジーやビオラが増えたことも分布拡大の一因かもと。

              

コメント (2)
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