華麗なるキメラ・ゲンペイモモ

　キメラとは、ライオンの頭、蛇の尾、ヤギの胴、口から火を吐くギリシャ神話の怪獣のこと、
　異なる遺伝子型の細胞が共存している状態でつまり「合体生物」というわけ。
　ゲンペイモモ（源平桃）もその一つ、枝ごと、花ごと、花の半分、絞りといろいろな姿が楽しめます。



　

　まさしく源平の陣取り合戦、その年によって赤が勝ったり白が勝ったり・・・。




　

　男の中に女が一人、、、子供の頃わーい、わーいと囃し立てたりしたことありませんか？。




　

　ほんわかと絞り模様、大きな花なのでとてもきれい。




　

　一つの花でも陣取り合戦、これもいろいろな遺伝子のなせる技？
　もともと花を観賞するための花、さらにキメラとあって実は生りません。
　でも一つとして同じ花は無いので見るのには最高 !!。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　４月２日　向島百花園
　　　　　　　　　　　　　



　　　キメラの対極がクローンですね、
　　　その好例がソメイヨシノで全国のソメイヨシノの遺伝子を調べると100％一致している。
　　　先日放送のEテレ「ソメイヨシノの起源に迫る」を見たら
　　　生命の不思議さ、神秘さに圧倒されました。