東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

向島百花園

2015-04-07 | 風景
 約200年前、仙台出身の佐原鞠塢(さはらきくう)によって開設された。
 開設当時、太田南畝(蜀山人)をはじめとした文人墨客が数多く常連客として訪れ、
 また江戸庶民の行楽の場として「春夏秋冬花不断 東西南北客争来」の盛況を得た。
 昭和14年に東京市の公園として再開園し、今では都立庭園として賑わっている。



 

 入口を通って庭園入口の庭門、東京大空襲で焼失したので複製されたもの。
 上の扁額は蜀山人の筆で「花屋敷」、”屋敷”の文字は訳あってわざと読みにくく書いたとか。
 左右の柱には「春夏秋冬花不断」と「東西南北客争来」の
 一対の聯(れん)が掛けられているが、これは大窪詩佛の書(複製)。




 

 園内の茶店。佐原鞠塢から八代目にあたる佐原滋元さんのお店。




 

 「御成座敷」。かつて将軍などが訪れた座敷、
 いまは貸座敷として使われ梅まつりの頃は花街で流行った「投扇興」なども見られる。




              

              スカイツリーは園内どこからでも見ることができる。




              

              スカイツリーと撮るならここがベスト、土橋の上に立ってね。




              
              
              池を反対側から。以前はカルガモが住んでいて春先になると
              親子並んでの行列が見られたがいつの間にかいなくなってしまった。




 

 園内中央付近。文字通り”春夏秋冬花不断”でいつ行っても何かしら花が咲いている、
 藤棚、葛棚があり夏は日陰を作っているので飲食の客も多い。




 
 
 百花園名物「萩のトンネル」。秋になると萩がきれいなトンネルになる、
 萩まつりの頃ともなると記念撮影の人たちでこの辺は渋滞を起こすこともしばしば。



          



 このブログの写真はここで撮ったのが1/3、先の都市農業公園での写真が1/3くらい。
 農業公園は和洋問わず&野草が中心、百花園では主に日本古来の草本がほとんどで
 唯一の例外が東郷平八郎が英国から持ち帰った「トウゴウギク」と聞いた記憶が・・・。





 
コメント (2)
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