シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

悪質!訪販業者の落書き

2008年09月18日 | 世相あれやこれや
一戸建て住宅には様々な業者がやってきます。 新聞購読/牛乳宅配/置き薬/美容院/シロアリ防止散布/屋根塗装/宗教/神社の祭り寄付/インターネットプロバイダー … などなど、うっとおしいというか うるさい位やってきます。
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「空き巣の標的 “マーキング” 注意を 訪問販売業者ら表札に暗号記入」(9月3日 京都新聞) _ ※追加1へ
「文章置場 Matthew’s Room 」から__● 訪問販売員が玄関に付けていく落書き ●__※追加2へ
「なにやら変な文字やしるし どんな意味があるの? 表札の不審なマークを見逃すな!」(03年4月24日 佐伯幸子 / All About) __※追加3へ

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訪販業者は、各家庭を順番に訪問、家族が在宅しているのは半分以下、ドアを開ける家庭は一割以下、成約はそのまた一割以下という低さでしょう。 売り込みというのは、手間ひまがかかります。 見込み客かどうかも分からず、不特定多数の家庭を 総当たりでシラミつぶし的に訪問するのですから、歩留まり_成功率が低いのも当然です。

訪販業者に限ったことではありませんが、最近のモラルの低下も重なって、こういう落書きが横行しているのでしょう。 その手間ひまを軽減できるのなら、表札やインターフォンなどに何か業界共通記号を書き込んで楽をしたいと考えた悪質業者が出てきたのでしょうね。
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最近は首からぶら下げたカード大の証明書も信用できません。 近くの神社の名前を出して、「氏子 (うじこ) で寄付をお願いしているのですが …」と、首下げカードと大住所録らしい書類を手にやって来た中年男に、「そういうのは自治会で寄付しているはずですが」というと、「ええ、それと合わせて個人宅にもお願いしているのです」とヨドミなく答えるのです。

納得いかなかったので、「うちはそういう寄付はしないことにしているのです」と断りました。 暫くして自治会回覧で、「神社寄付で詐欺被害に会った会員がいるので注意を」という警告文が回ってきました。
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3年ほど前インターネットプロバイダー業者が、「近くで工事をしているので、今切り換えていただくと工事費が無料です」といってきます。 その時は、ADSL を使っていたので、通信速度を早めたいと考え、契約しました。 通信速度は 30Mbps になったのですが、電話は ADSL の IP 電話よりも高くなり、半年前に光ファイバー (100Mbps)+ IP 電話に切り換えました。 電話料金は安くなり、050 番号に変わったので、電話勧誘は皆無になり、せいせいしました。
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牛乳宅配も、この夏の厚い盛りに、オジイちゃんともいえる年齢の人が、「お願いしますから受け取って下さい」と、サンプル牛乳や紙パック入りドリンク数点が入ったビニール袋を持って、頭を下げて頼むものですから、受け取りました。 ウリは「ぜひお風呂上がりに飲んでみて下さい」というものでした。

確かにお風呂上がりに冷たい飲み物を飲むと、何でもうまいものです。 牛乳ビンを指定日に玄関前に出しておきましたが、当日は外出しましたので 回収には立ち会いませんでした。 恐らく同じオジイちゃんがやってきて売り込もうとしたのでしょうが、その後は音沙汰ありません。

この牛乳メーカーは全国展開で宅配キャンペーンをしているのでしょう。 半年前にいなかの実家へ行ったら、契約して一本取っていました。 いなかの老人はサンプル提供に弱いのですね。
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最近は、押し売りという強引な訪販業者はなくなりましたが、彼らは人の都合などおかまい無しにインターフォンを押し、住人を呼び出し、ドアを開けさせ、話しをさせようとするのは変わっていません。

興味があれば、こちらから調べて電話するなり、インターネットで申し込みをするなり、需要家から呼びかけるのですが__それを待ってられない人種なのですね。

以上


※追加1_ 訪問販売業者などが訪問宅の情報を暗号で玄関付近に書き込む「マーキング」について、京都防犯鑑定協会 (京都市右京区) が犯罪被害につながるとして注意を呼び掛けている。 留守の時間帯や家族構成などが一目で分かり、空き巣などの標的になる恐れがあるためで、「見つけたらすぐに消して」と呼び掛けている。

マーキングは10年ほど前から、訪問販売業者などが効率よく訪問できるように考案したとされる。 玄関にある表札や、電力会社の識別シールなどの隅にアルファベットや数字の暗号を書き込み、住人の情報を仲間に伝えているという。
 
暗号は、1人暮らしの家を「S」、留守宅を「R」などと表すのが一般的だ。 暗号を組み合わせ、「D8-18R」(2人暮らし、8時から18時まで留守) といった形で使われるという。
 
同協会は結成以来、防犯パトロールでマーキングを見つけるたびに、住民に注意を呼び掛けてきた。 先月から重点的に見回ったところ、右京区内だけで15軒にマーキングが見つかったという。
 
同協会の大久保和雄理事長は「空き巣が多発した住宅街で不審なマークやシールが見つかったという話も聞く。 用心に越したことはありません」と玄関回りの確認を呼び掛けている。
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※追加2_ 録画したニュースを見てると、訪問販売員が玄関にしていくマーキング (落書き) の特集をやっていた。

マンションが多いらしいのだが、人の家の玄関の表札や呼び鈴に勝手に 訪問の結果等を暗号のようにマジックで書き込んだり、色んな色のシールを貼って、他の訪問販売員に知らせるそうなのだ。

マークの意味は、訪問販売会社によって違ったり一定期間経つと変更したりするそうだが、テレビで紹介されてたマークとその意味は以下の通り。

◎・・・・・・二重マル (契約成立)
AP・・・・・アポあり (見込みあり)
☆・・・・・・押せば買う
×・・・・・・断られた
××・・・・・2回断られた
K・・・・・・キック (訪問販売用語で「玄関キ
ック」) ドアも開けられず断られた
ケ・・・・・・家の住人と「ケンカ」した
ウル・・・・・ここの家は「うるさい」
ム・・・・・・ムカつく断られ方をした
B・・・・・・ブラックリスト (ローンの審査が通りにくい)
S・・・・・・シングル (一人暮らし)
R (ル)・・・・留守
11~15R (ル)・・・・・11~15時は留守
空・・・・・・空家
ア・・・・・・住人はアルバイト
ヤ・・・・・・住人はヤンキー・やくざ
外・・・・・・住人は外国人
金色シール・・・・ここの家はお金がある

人の家の表札等に勝手に落書きをしていくのは、
器物損壊罪 (刑法261条) か建造物損壊罪 (刑法260条) だと思うのだが・・・・・。

それにしても、◎ (契約成立) だの ☆ (押せば買う) だの書かれたら、次回から訪問販売員の格好のターゲットになってしまいそうだし、11~15ル (11~15時は留守) なんて書かれたら空き巣に狙われそうだ。

番組では、「書き込んでいく事は れっきとした犯罪」とか「マークが書き込んであるのを見たらすぐに消すことが予防策」と呼び掛けていた。

しかし、真知宇は思った。 このマークを逆手に取ることはできまいか。 例えば、自分のアパートの表札に、×× (2回断られた) とか、
K (玄関キック)、ケ (ケンカした)、ム (ムカつく断られ方をした) 等とマジックで書き込むのはいかがだろう?

「セールスお断り」などと書くよりよほど効果的かも知れない。 ヤ (住人はヤンキー)、外 (住人は外国人)、と嘘を書くのも面白いかもしれない。
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※追加3_ 【不審なマーク】
昨年夏以来、自宅の表札やその周辺のもろもろのシールやステッカー、あるいはインターフォンなどに、油性インクやフェルトペン、ボールペン、鉛筆などで意味不明の文字や数字、あるいはちょっとした文言などが書かれている … といった事態が、各地で発生しているようです。 当サイトにも昨年夏頃から問い合わせがありました。

意味の分からない文字や数字であったり、ごく小さなシールであったりします。 ○×や☆、アルファベット、アルファベットと数字の組み合わせ、簡単な漢字、または「なし」「ダメ」などもあるようです。

●新聞販売員がこの家は○○新聞を取っている、というしるしとして残している

●訪問販売業者の販売員がその家についての情報を残している

●侵入窃盗団が下見をして、入りやすい家についての情報を残している

などなど、様々な憶測や分析がなされていますが、勝手に記入されたものであり、誰が何の目的で? ということも今ひとつ不明です。 一見しただけではわからないような場所にしるしがつけられている場合もあるようです。

その家の留守や在宅の時間、訪問販売にひっかかりやすいか否か、すでに訪問販売で商品を購入している、などの情報がそのしるし (マーキング) によってわかるのではないかと言われていますが、個々の書き込みがどのような意味があるのかは、推測はできても確証はないようです。

【法律的には】
勝手につけられているしるしであり、それによってなんらかの情報を誰かが得ているのだとしたら失礼な話です。 また、そういった行為は「軽犯罪法」に違反すると思われます。__

【軽犯罪法第1条33】みだりに他人の家屋その他の工作物にはり札をし、若しくは他人の看板、禁札その他の標示物を取り除き、又はこれらの工作物若しくは標示物を汚した者 (に該当する者は、これを拘留又は科料に処する)。

ごく小さなシールでも貼ることは「はり札をし」に当たるでしょうし、数字や文字を書き込むなどは「標示物を汚した」ことになるでしょう。

ただし、問題はそれがいつ誰によってなされたのか、について被害を受けた側からはわからないという点です。 普段、自宅の表札などはあらためて見る、ということはあまりしないのではないでしょうか。 表札は訪問者に対する案内であって、そこが自宅であることは自分はわかっているのです。そのためなかなか気づかない、ということになります。

何はともあれ、自分の家の表札やその周辺に勝手に書き込みをされたりシールを貼られる、などは許し難い行為です。 見つけたらすぐにはがしたり、消すようにしましょう。

「この家は、「訪問販売は必ず断る」という意味だと、かえってそのままにしておいたほうがいいのでは?」

という人もいますが、それがそういう意味であるかどうか、確実でしょうか? 仮にそうであったと何かの拍子にわかったとしても、見知らぬ他人が勝手につけたしるしを残しておく、ということはいかがなものでしょうか? やはり、気がついたらすぐに削除するべきでしょう。

【悪質訪問販売や侵入窃盗を防ぐこと】
すでに知られている情報 (訪問販売業者や窃盗団によるものではないか) を考えれば、訪問販売等のセールスが来て、断って帰ってもらった直後に、自宅の表札やその近辺に不審な書き込みをしていないか、販売員が完全に立ち去るまでは気を抜かずに様子を見ていたり、いなくなってから書き込みをされていないか確認することはできるでしょう。

また、セールスや勧誘の人が勝手に入ってこられる建物であればオートロックはついていない、オートロックであったとしても人の出入りが頻繁で住民の意識が高くなく、誰かについていけば簡単に入れてしまう、など防犯意識が低くて甘い建物だということになります。 より一層の警戒が必要です。

悪質な訪問販売などであれば、断固として断る、という意識を持って、絶対に屈しない態度で臨みましょう。 高齢者などで訪問販売などの情報にうとい人が周囲にいれば、情報を知らせてあげたり、万一の際にはサインや押印をする前に、相談できる人などに電話をするように伝えておきましょう。

マーキングの目的が「侵入窃盗」である可能性を考えて、「侵入されないようにすること」が肝心であり、そのためには住宅に応じた(言ってみれば侵入の難易度に応じた)防犯対策、侵入防止対策をしておくことです。 玄関や窓などの侵入口には、アラームその他の防犯グッズを設置するようにしましょう。

【管理が大切】
集合住宅の場合、建物内外の管理が行き届いているかどうか、という点は非常に大切です。 管理がしっかりしているということは、望まないセールスの入館を許可しない、不審な人物などが建物に入りにくい、ということです。

共用部分の清掃がきちんとなされて、集合郵便受けに不要なチラシなどの投入があまりされないような管理の厳しい建物であれば、また住民も防犯意識が高ければ、妙な出来事(何か勝手にマーキングされるなど)には敏感でしょうし、またそういった行為をされにくいものと思われます。

人の家の表札などに勝手に書き込みができるような条件ということはほかに、古い住宅街などで住民の年齢が高齢化している地域などもあるでしょう。 小さな子どもや若い住民の姿があまり見えなければ、高齢のひとり暮らしや夫婦者だけの家が多いという地域ということで、それだけでまず悪質訪問販売などの標的にされやすいものです。

一戸建てであっても、日々、門前の清掃をしたり、郵便受けにカギをしっかりかけていたり、樹木の手入れをしっかりしてあったり、施錠をしっかりしているお宅、ご近所との情報交換や、不審な出来事や人物への対応も迅速な住民であれば狙われにくいでしょう。

【防犯の決め手】
よく建物の壁やシャッターなどにスプレーペイントなどで大きないたずら描きをされたりする被害がある地域があります。 そのような地域では、「被害を受けたらすぐに消す」ことが一番の対策だとして、やられてもすぐに消すことを実行しているようです。

「どうせまたやられるからほうっておく」のではなく、「やられたらすぐに消す」という姿勢を表すことが大切だということなのです。 つまり、どんなに小さなことでも不法行為や違反行為には屈しない、という意識を行動にすることで、「許さないぞ」という意思の表明になるのです。

これは、たとえば街の防犯の取り組みで、「駐車禁止などでもどんどん取り締まることによって、街の治安が確実によくなる」ことが知られてきていることとも通じるものです。 些細なことでも許しておけば、治安はますます悪化するのです。 集合住宅でも一戸建てであっても、地域社会でも個人でも、悪質行為や不法行為に対して断固たる態度で臨むことが、防犯の決め手なのです。

自分の持ち物に勝手に他人がしるしをつけたら許せないものです。 表札やその他の自宅建物等に他人が何かを書き込んだり、マーキングをするなども許してはいけません。 自宅の表札や周辺の状況をよく見てみましょう。 そして、不審な書き込みやシールなどがあったらすぐにはがしたり消しておきましょう。

もし不安感が強い場合は、写真を撮っておいたり、気づいた日時を記録するなどしておくこともいいでしょう。 また、日ごろから悪質訪問販売に対して自分はどう対応するか、といったことも考えておき、侵入被害に備えた対策を確実にしておくことです。

さらに、一軒にあったら周辺にもあることが考えられます。 やはり、建物や地域での防犯態勢が問われることですので、近隣の住民や管理組合、町内会などで報告、連絡、相談(ホウレンソウ)をするようにしましょう。 建物ぐるみ、街ぐるみ、地域ぐるみで取り組むようにすることが望ましいでしょう。

以上

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