古都探索日記

奈良や京都の散策日記

神のみに栄光

2021-07-06 09:57:14 | 音楽
 7月4日、五反城教会にて開催された 名古屋オルガンの春 はJSバッハの作品の特集。7月はバッハが亡くなった月である。パイプオルガン独奏は吉田文先生。

 画像をクリックしてください。プログラムが拡大します。コロナ禍で暗くなりがちになる昨今、気持を前向きにとト長調の作品が殆どでどれも楽しい曲である。

 パッハルベルのフーガが挿入されているが、このことについてマイヤー=フィービッヒさんが説明。「次に演奏されるBWV532のフーガにはパッヘルベルのこのフーガに似ているテーマが用いられている。さらにブクスフテフーデの作品に似ている部分もある。バッハはこの二人の先人へのオマージュとして作曲したのではないか? とくに作曲年の前の年にパッヘルベルは亡くなっているので哀悼の意も込められている。しかし確かな証拠はない。」

 久しぶりのコンサートに充分満足できました。ありがとうございました。
コメント
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