人は数 人の代わりは 非正規で 数さえあれば 世は過ぎていく

　経営合理化のため？として、企業などでは、人減らしが盛んです。最近、分業化したこともあり、代わりは、派遣社員・パートなど非正規雇用ですませます。

一方、経験を積み、ノウハウのかたまりのような人を、給与が高いからと、退職に追い込みます。５０歳をすぎると、おちおちしていられません。

その人達を、韓国・中国などが雇用し、技術を我がモノにして、日本産業に対抗しています。１０年の差がある技術も、１，２年で追いつくような状態です。
後発の方が、有利なことも多々あります。追いつかれてからでは遅い。

武田信玄が言ったと伝えられる言葉に、「人は城 人は石垣 人は堀. なさけは味方 あだは敵なり」があります。信玄の政治は、その思想でしょう。現代、人を軽視しすぎます。

会社などの技術だけでなく、公的な研究開発も、時限、パートが多すぎます。採算が優先した雇用では、強く・安定した体制とつくれません。

中身より、数だけが物言うのは、政治だけにしたいものです。
元・研究者の戯言ですが・・