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ヤッセンボの七目八目 (By 鈴木ジョージ)

情報・通信の世界に半世紀以上います。擬科学の横行には??です。世情の動きにも切歯扼腕することがあります。

跳ぶコップから 飛ぶコップへ!

2022-07-07 11:40:21 | 科学・技術・・
紙コップの口に、輪ゴムを張り、その力で紙コップが“跳ぶ”Toyを作りました。その改良版として、コップの底に穴を開け、finをつけました。高いときは、1mぐらい飛びます。

Youtubeのチャンネル「鈴木誠史」に、“飛ぶ紙コップ”として投稿しました。
https://www.youtube.com/channel/UCHe6fzCJRI0XBknFw0NDhfw?view_as=subscriber

見てください。


木の球が 段階的におりるToyを作りました!

2022-06-09 09:42:59 | 科学・技術・・
球が段階的に降りるToyを作りました。木球がトイレットペーパーの芯で作った円筒に入り、回転して下の円筒に落ちます。これを6段繰り返します。派手な動きを楽しむ?

Youtubeのチャンネル「鈴木誠史」に、アップしました。
https://www.youtube.com/channel/UCHe6fzCJRI0XBknFw0NDhfw?view_as=subscriber

見てください。


知床観光船の引き上げで“飽和潜水” ― かって海中居住実験に参画しました・飽和潜水です!

2022-05-24 15:01:43 | 科学・技術・・
知床観光船の沈没事故から、深さ120mの船の観測・引き上げが話題になっています。海中に引きあげ、曳航中に落下しました。再度チャレンジ?
深海潜水士の作業によりましたが、懐かしい“飽和潜水”の語をききました。

1970年代、私の研究室は、当時の海洋開発プロジェクト・シートピア計
画に参加しました。海中100mで、アクアノートが生活する実験です。このとき、飽和潜水の技術を使いました。

深海潜水ではヘリウム空気を使う
 スキューバダイビングが盛んですが、深さ20mくらいまでは安全に潜れると言われています。水中では深さ10mごとに、水圧が1気圧増えます。深さ30mでは圧力は4気圧になり、ボンベの空気で呼吸すると、大気中より4倍も濃い空気を呼吸することになります。100mの深さなら11倍です。
 ところが、濃度の高い窒素は窒素酔いを、酸素は酸素中毒(肺炎の原因など)を起こす原因になります。窒素の麻酔効果は、深さ10mでカクテル一杯程度の酔いと言われ、判断力の低下させる原因になります。わたしは4気圧の空気チェンバーの経験しかありませんが、すっかり陽気になりました。また、高圧下に長時間いると高濃度のガスが体内にとけ込み、海上へ上昇する(減圧する)ときに気泡を生じ、減圧症(一般には潜水病とよばれる)を発生するおそれがあります。ダイビングをする人は、浮上するときあのマニュアル(タイムテーブル)に添って浮上しなければなりません。これらはすべて、生命に関わる障害です。
 しかし、高圧のときでも酸素を必要量にとどめ、窒素は使わないか害をしない程度にすると、酸素中毒や窒素酔いを起こしません。したがって、長時間の潜水が可能になります。ただ、水圧相当の空気圧を保つ必要があるので、害の少ない気体を主成分とする方法が開発されました。麻酔効果の少ない気体には、水素、ヘリウムがあります。しかし、水素は取り扱い上の危険性があるため、ヘリウム主成分のヘリウム空気が深海潜水の主役になりました。
 ヘリウム空気を使うことにより、数十メートルより深い海中で、長時間潜水することができるようになりました。深さ100~300mでの海中作業が報告されることがありますが、これはヘリウム空気のおかげです。深さ800~1000mの潜水も可能です。

高圧下潜水が必要な背景
 スキューバの開発以来、海中での人間活躍の範囲が広がるとともに、海中工事、レスキュー、資源探査などで、より深い海中での作業の要求が多くなりました。しかし、その深さや滞在できる時間は、減圧症や先述の障害のために限られていました。
 ところが、ヘリウム空気の開発で、長時間の高圧下の滞在が可能になるとともに、もう一つ“飽和潜水”の技術が確立しました。高圧下に居る時間が長いと、圧力が高いほど、時間が長いほど体内にとけ込むガスが多くなります。海上に戻る(減圧)過程で、これが体内でガスにならないよう、ゆっくり圧力を下げなければなりません。たとえば、100mの深さに30分間いただけでも、浮上に一時間以上かける必要があります。ところが、長時間滞在すると、体内にとけ込むガスは飽和します(一定値で止まる)。100mの深さに一日居ても、一か月居ても、減圧にかかる時間は一日強で、能率のよい高圧下の作業ができます。
 図1 11気圧の世界!缶詰も凹む
 ヘリウム空気と飽和潜水を利用すると、海中居住も可能になります。1960~70年代に、国家プロジェクトとして、海中居住計画が米(SeaLab計画)、ソ連、仏などでスタートしました。図2はフランスの計画の概念図です。

日本では1967年から実験が始まり、100mの深度での居住実験を目的として、“シートピア計画”(科学技術庁、海洋科学技術センターによる)が発足しました。私の研究グループは、この実験に参加し、通信、特にヘリウム音声について研究を進めました。図3はシートピア計画の海中居住基地の写真です。1973年に、東伊豆沖で、居住実験をしました。

図3 シートピアの海中居住基地 (1973年)
 現在、各国とも海中で生活する居住計画は行わず、目的の深度に対応する船上の高圧室で生活し、必要に応じ同じ圧力の水中エレベータ(高圧タンク)で目的の場所へ往復する方式をとっています。自衛隊の他、2社がその船を持っています。図4は、今回の「日本サルヴェージ社」の水中エレベータです。

図4 水中エレベータ
 ヘリウム音声は、深度が増すと理解不能になります。ヘリウム空気・ヘリウム音声は、次の機会に述べます。



青虫を作って 坂をトコトコ歩かせました

2022-05-02 19:43:51 | 科学・技術・・
「青虫が坂を降ります」を、youtubeのチャンネル「鈴木誠史」に投稿しました。Walking Toysの1例です。
3月28日に、「へび?が坂を降ります」を投稿した続編です。

縦にうねるので、ヘビより青虫・芋虫の動きが近いと考えて作りました。へび?の動きの方が面白いかもしれません。
https://www.youtube.com/channel/UCHe6fzCJRI0XBknFw0NDhfw?view_as=subscriber


ヘビ?がうねりながら坂を降ります Walking Toysの一貫です!

2022-03-28 21:46:52 | 科学・技術・・
1月24日、Youtubeのチャンネル「js」に、“足跡を歩かせました!? おかしい?”を投稿しました。
その延長で、ヘビを歩かせました。このヘビは、上下にうねります。横にうねらないといけないので、違和感があります。芋虫のうねりは上下です。次は芋虫にチャレンジしましょう。

これも、Youtubeに投稿しました。
https://www.youtube.com/channel/UCHe6fzCJRI0XBknFw0NDhfw?view_as=subscriber


米国独立に関わる「自由の鐘」を歩かせました!

2022-03-15 21:33:41 | 科学・技術・・
1967年の独立記念日・7月4日に、フィラデルフィアを訪れました。インデペンデンスホールには、「The Liberty Bell、自由の鐘」が飾られていました。人混みの中で見ました。
自由の鐘は、その後展示場所が何度も変り、今は、近くのリバティベルセンターにあります(ウィキペディア)。

手許の模型を、Walking Toyとして、歩かせます。Bellが揺れながら歩くのは、新発見です!
Youtubeのチャンネル「鈴木誠史」にアップしました



電子体温計の測定音が聞こえない! Why?

2022-03-05 15:21:52 | 科学・技術・・
コロナ時代で、毎朝体温もチェックしている。電子体温計を使っているが、測定終了の音が、パートナーには聞こえるが、私には聞こえない。騒音計は、その音を測れない。

年齢とともに、聴力は落ちる(図)。平均的には、私の年齢では3kHzの音は、40dBほど聴力が落ちている。
オーディオメーターはないので、正式な聴力は測れない。
発振器もあり、基準的な音も作れるので、聴衆に周波数と音量を変えてどの音まで聞こえるか尋ねることもある。
私の場合は、平均値より10-20dBほど悪いようだ。

体温計の電子音を分析した。体温計に密着したマイクで録音する。分析すると、“測ります”との声より30dBほど低い測定音が1.5秒ほど続いた。周波数は3.6kHzである。
100倍(40dB)ほど増幅したら、私にも聞こえる。

多くの電子音は、常人の耳の感度のよい25.kHz付近の音である。しかも、会話音よりレベルが高い。
体温計が小さいから仕方ないが、2.5kHz付近で、もう少し音量があると、老人にも使い勝手がよさそうだ。



金魚すくいでゲットした 小さなアヒルを歩かせました!

2022-02-24 15:33:45 | 科学・技術・・
坂道をトコトコ降りるWalking Toysを作って来ました。正月、金魚すくいで楽しんだところ、小さなアヒルを大量にゲットしました。
WTで大小のアヒルを歩かせました。その一家に加えます。小さいので、ちょっと作りにくい。

Youtubeのチャンネル「鈴木誠史」にアップしました。
https://www.youtube.com/channel/UCHe6fzCJRI0XBknFw0NDhfw?view_as=subscriber