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もう一つの世界!

せめて週末くらいは スマホを離れて
もう一つの世界を歩いてみませんか?
新しい世界に会えますよ!
・・・・・

三匹のこぶた 続編(創作)その3

2020年01月17日 | 団塊世代


三匹のこぶた 続編(私の創作です) その3

その後 こぶたは
しばらくは 平穏に暮らしていました
ところが ・・・・・

壁のひび割れや ドアの隙間から 中を窺う
狼が 行ったり きたりする姿が
毎日のように 見えました
そこで こぶたは 一大決心をして
レンガの家から 鉄筋コンクリートの家に
引っ越してしまいました

新しい家は鉄筋コンクリートで
地震にも 火事にも 台風にも強く
エアコン完備で 夏は涼しく 冬は暖かく
それは それは 快適な家でした
もう狼に 狙われれる心配はありません
平穏で、幸せな日々が長く 長く続きました。

ところが・・・・・
最近 不思議なことを感じるようになってきました
狼に狙われることがない こんなに快適なままでいいのか
あの隙間風が入る、ひび割れた壁のレンガの家が
妙に懐かしく思える日々が 続いているのです

全く不安がないことに対する不安です
・・・・・

2020年1月17日
ストレスのないストレスでしょうかね!?
 笠原 道夫
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『 孫娘の書初め 」

2020年01月11日 | 団塊世代
私の習字は3年目を迎え、近々5000枚となります
飽きっぽい私が続いているのは珍しいことです
何千年も歴史のある「書」がそれだけ奥が深い
ということでしょうか?!

今回は孫娘の書初めです

 「すすむくんへ」 のへの字がなんと大きいいこと

 「小春」 自分の名前を書きました 春という字が面白いです
      ぶんちんは興味深く 触っていました

孫の成長に日々驚いています。
 ことばの数 はっとするような大人の言葉を使います
 走る速さ  もう負けそうです
 足の大きさ 7歳にして21cm 家内は22cm

今は、ただただ
孫の成人式を見られることを祈っています。

2020年初頭に想う
 笠原 道夫



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徒然草 第194段 「 嘘に対する 十人十色の反応 」

2020年01月03日 | 団塊世代



徒然草 第194段

「 嘘に対する 十人十色の反応 」

徒然草は今から700年も前の鎌倉時代末期に書かれました。
作者の吉田兼好は

だれかが、嘘を言いふらして、人をだまそうとした時の 
十人十色の反応を詳細に観察しています。

さて、あなたはどのタイプですか!?
現在のネットでのフェイクニュースの対応も同じですね!?・・・

1 その嘘を信じて、素直にだまされてしまう人 
2 その嘘を信じて、さらに嘘をつけ加える人
3 その嘘に全く関心を示さない人
4 ひたすら考え込んでしまう人
5 本当かなと思いながら、そうかもしれないなと思う人
6 わかったようなふりをしているが、まるで分っていない人
7 嘘を見破るが、そう思う自分に自信がもてない人
8 格別どうってことないと、笑っている人
9 嘘と知っているが そぶりを見せず、知らないふりをする人
10 嘘を作った人に同調して、人をだますことに協力する人

その人間観察力に、ほとほと感心しますね・・・・
700年経っても人間って、変わりませんね!?


2020年1月3日

また、徒然草を読みました。
 笠原 道夫
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徒然草シリーズ3 「 雪仏 」

2019年12月28日 | 団塊世代


徒然草 第166段には
こんな話があります

「 雪仏 」

人の行動を見て思うことは
春の日に 雪だるまの仏像をつくって
その雪仏に 金銀珠玉で飾って

お堂を建てようとしているのに似ている
お堂が完成しても 雪だるまの仏像を 
安置することはできないでしょう

人は まだ自分の寿命があると
思い込んでいるうちに 寿命がなくなるのは
融けていく仏像と 同じではないでしょうか

こんなはかない一生でも
人はあくせく働いて
お堂の完成を待っているのですから
・・・・・


いやはや
なんとも 耳の痛い!?

2019年12月28日
 また、徒然草を読みました
   笠原 道夫
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「 薬より養生・・・」

2019年12月19日 | 団塊世代
「 薬より養生・・・」








TVで民放やBS放送を見ていると
薬やサプリメントのCMの多さに
うんざりしますね

それだけ、健康に関心が
あるのかもしれませんが

先日、薬に関するこんなことわざに
出会いました。
・・・・・
・・・・・

結局は
「 薬より養生 」
なんでしょうね?!
・・・・・

2019年12月19日
 笠原 道夫
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習字5000枚に近づく

2019年12月14日 | 団塊世代
毎朝の日課の習字は5000枚に
近づいてきました
(目標の半分です)

中国の漢書に こんなことわざがあります。

彊弩の末 魯縞に 入る能わず
(きょうどのすえ ろこうにいる あたわず)

解説を読まないとさっぱりわかりませんでしたが

彊弩は強い大きな弓
魯縞は魯の国から算出する薄い白絹

強い大弓から放たれて勢いよく飛んで行った矢も
しだいに勢いを失って、薄絹を貫くこともできなくなる

強大な勢力を誇った者も 力が衰えて何もできなくなること。
英雄の末路や強大国の衰亡をたとえて言う時に用いることわざです

まさに「平家物語」の世界そのものですね。

日本の姿にも個人の姿にもダブって見えませんか?!
・・・・・
・・・・・
2019年12月14日
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「 3匹のこぶた 」続編(創作) あなたのレンガの家 大丈夫!?

2019年12月07日 | 団塊世代


「 3匹のこぶた 」 続編(創作)
あなたのレンガの家 大丈夫!?

レンガの家のこぶたは その後
平穏に暮らしていましたが
丈夫なレンガの家の壁にも 所どころ
ひび割れが 目立つようになりました
ひび割れたレンガの 壁の隙間から
別の狼が 中をうかがっています
また また こぶたの危機です
さて こぶたは またこの狼と
闘わなければなりません
・・・・・
ここにも こんな暗示があるのです


自我の確立度合は すぐに劣化がはじまる
早め 早目に劣化を修復しなければならない
それを 怠ると また狼の危機がくる

狼とは 自己の 無意識下の恐怖の影です
その影は 隙間 割れ目 を探して
虎視眈々と 手を変え 品を変え 狙ってくる
つまり
自我の確立度合は すぐに劣化がはじまる
早め 早めの 劣化の修復の連続
それが 人生かも 知れませんね!?
・・・・・


2019年12月8日
 3匹のこぶた 続編を考えました
笠原 道夫
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「 3匹のこぶた 」の童話

2019年12月06日 | 団塊世代



「 3匹のこぶた 」

3匹のこぶたの童話 懐かしいですね

わらの家のこぶた 
木の家のこぶた 
レンガの家のこぶた

わらと木の家のこぶたは 狼に簡単に家をこわされて食べられてしまう
レンガの家は頑丈で 狼は煙突から入っていこうとします 
その狼を煮え立ったなべに落として狼を煮て食べて 
自分の栄養としてしまう
・・・・・・

ここには こんな暗示があるのです
今、自分が一番恐れていることが 狼で

わら 木 レンガは 自我の確立度合です
つまり 狼とは 自己の 無意識下の恐怖の影です

その影は 逃げても 逃げても 後ろについてくる
いつまでも いつまでも つきまとってくる

その影と 正面から 戦かって 負かさない限り
地の果てまで 追ってくる
・・・・


2019年12月6日
 童話って奥が深いですね
笠原 道夫
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「 冬 支 度 」

2019年11月29日 | 団塊世代


「 冬 支 度 」

 

雨に 打たれて


風に 飛ばされ


陽に 焼かれて


傷だらけに なりました

・・・・・

うけた傷の 数だけ


花にも 鳥にも 


そして 人にも 


優しくなれる

・・・・・

・・・・・


  2019年 晩秋

    笠原 道夫
 



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「 時の切片 」

2019年11月27日 | 団塊世代
 

  「 時の切片 」


初冬の光を 浴びながら
 

時の切片が 舞い落ちる


表と裏を 見せながら


冬の色に 染まりながら


行き場所を 探しながら


いちまい いちまい 


舞い落ちる

・・・・・

・・・・・


2019年11月 晩秋

 笠原 道夫
コメント (2)
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「 紅葉の 架け橋 」

2019年11月22日 | 団塊世代


「 紅葉の 架け橋 」



この 架け橋は


秋色から 冬色への 架け橋


今日から 明日への 架け橋


そして


私から あなたへの 架け橋


・・・・・

  
  2019年11月22日

   紅葉の架け橋

     笠原 道夫
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「 晩秋に想う 」

2019年11月17日 | 団塊世代
 深まる 晩秋

青空を 紅く染めた 紅葉も
晩秋の 風に乗って 舞い散る

夜を 鳴きとおした 虫の音も
やがて 聞こえなくなる

四季の 移ろいに 一体化し
なににも こだわらず
すべてを 受け入れる

空気と 水と土と ともに
静かに 穏やかに

淡々と 
ただ 淡々と
・・・・・
・・・・・

2019年11月17日
 晩秋に想う

  笠原 道夫
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「 晩秋の一日 」

2019年11月14日 | 団塊世代
「 晩秋の一日 」

目に映るものは すべて変わっていく

人が 執着したもの すべてが

流転して いずれ 消滅していく



変化 無常の道だけが 続いていく

もう 帰ってこない 昨日ではなく
 
来ないかもしれない 明日でもなく



あるのは 今日の
 
このたった 今だけ

・・・・・



2019年11月14日
 京丹波町にて想う
   
   笠原 道夫
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「 秋から 冬へ 」

2019年11月09日 | 団塊世代
   「 秋から 冬へ 」



秋の風に おおげさに 揺れる ススキたち


晩秋の 心模様を ススキが 伝えてくれる


ススキの 香に 誘われるように 歩く人


道行く人の 頬を撫でながら 囁いてくる


「冬に向かい どこを 歩いて いくのか」


晩秋の風が 


囁いてくる

・・・・・

・・・・・


2019年11月9日
 冬へ向かいながら
笠原 道夫
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「 アサ子 」の目

2019年11月02日 | 団塊世代


先日の NHKEテレでの
旭山動物園 坂東園長のお話
良かったですね
特に象のアサコに感動しました
・・・・・
私なりに 少し 綴ってみました


「 アサコの目 」

人間の歳なら 80歳の 
おばあちゃん象 アサコは
足が壊死 激痛があるのに
呻き声 一つも 出さずに
助けてくれの 身振りもなく
全てを 受け入れて
静かに 立っていた
・・・・・
優しい目で
淋しい目で
私を 見つめる
生き方に 
全くぶれがない
・・・・・
1週間ほどして
深く 眠るように
人間に 逝き方の
見本を 示すように
逝って しまった
・・・・・

2019年11月1日
象のアサコに感動
 笠原 道夫
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