徒然草 第166段には
こんな話があります
「 雪仏 」
人の行動を見て思うことは
春の日に 雪だるまの仏像をつくって
その雪仏に 金銀珠玉で飾って
お堂を建てようとしているのに似ている
お堂が完成しても 雪だるまの仏像を
安置することはできないでしょう
人は まだ自分の寿命があると
思い込んでいるうちに 寿命がなくなるのは
融けていく仏像と 同じではないでしょうか
こんなはかない一生でも
人はあくせく働いて
お堂の完成を待っているのですから
・・・・・
いやはや
なんとも 耳の痛い!?
2019年12月28日
また、徒然草を読みました
笠原 道夫
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