
徒然草 第194段
「 嘘に対する 十人十色の反応 」
徒然草は今から700年も前の鎌倉時代末期に書かれました。
作者の吉田兼好は
だれかが、嘘を言いふらして、人をだまそうとした時の
十人十色の反応を詳細に観察しています。
さて、あなたはどのタイプですか!?
現在のネットでのフェイクニュースの対応も同じですね!?・・・
1 その嘘を信じて、素直にだまされてしまう人
2 その嘘を信じて、さらに嘘をつけ加える人
3 その嘘に全く関心を示さない人
4 ひたすら考え込んでしまう人
5 本当かなと思いながら、そうかもしれないなと思う人
6 わかったようなふりをしているが、まるで分っていない人
7 嘘を見破るが、そう思う自分に自信がもてない人
8 格別どうってことないと、笑っている人
9 嘘と知っているが そぶりを見せず、知らないふりをする人
10 嘘を作った人に同調して、人をだますことに協力する人
その人間観察力に、ほとほと感心しますね・・・・
700年経っても人間って、変わりませんね!?
2020年1月3日
また、徒然草を読みました。
笠原 道夫
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