新JOOKOのふぉとエッセイ

     東海道53次探検ウォークや、四季折々の出来事
     そして仏像造顕所勢山社関連など、写真もお楽しみに♪

ゴールデンウィーク自然三昧

2008-05-28 | ノンジャンル
マイクロバスが快適に走り一気に下界に下りた。

標高1000メートルの斑尾高原にはまだ雪が残っていたのに、全く違う景色が目の前に広がっている。まるでタイムスリップしたようだ。

千曲川の両岸には菜の花畑が点在している。鮮やかな黄色と、連なる山々のふもとの色濃い緑とのコントラストに目を奪われた。

「今日はいつも10倍の車が走っていますよ」と運転手さん。みな菜の花がお目当てのようだ。あまりの美しさに「停めて!」と心の中で叫んだが、バスは停まる様子がない。

斑尾滞在最終日は、気分を変えて飯山ミステリーツアーに参加した。ミステリーだから、どこに行くのか分からないのが面白い。

のどかな里山の中の小菅神社にお参りをし、更に登ったところで湖が突然現れた。
とても言葉で表現しきれない色の、神秘的な色の水をたたえた湖だ。
湖面に映るもえぎ色の木々がそれはそれは美しく、早く写真を撮りたい!と気持ちが逸る。

目の高さがバスより低くなるので先ほどと印象が少し違う。見る角度や高さが大切なことを実感しながら、しばしシャッターを切るのに夢中になった。
           

帰り道に「写真を撮りますか?」と、菜の花畑の近くの道路際でバスを停めてくれた。「行かないですよね?」と一言訪ねたのを、運転手さんが覚えていてくれたのだ。ほんの数分だったので窓を開けてパチリ!信号停車の時にもパチリ!
    


斑尾高原では、沼の原湿原や隣接する赤池・希望湖(のぞみこ)まで足を延ばした。
水芭蕉とリュウキンカが残雪の中で咲き誇っている。
沼の原湿原は元々田んぼだったとのこと。そのため土に栄養があり、水芭蕉が巨大になるらしいが、雪解け時期の今はまだ可愛らしい姿だ。水の中で揺れている水芭蕉を初めて見たが不思議な感じだった。
    

日当たりの良い山の斜面にはブナが緑を添えているが、北斜面はまだしっかり雪に覆われている。
雪深いところもあるから山肌を歩くのは無理かもしれない、とアドバイスがあったのに、結局希望湖周りなどを歩いてしまった。時々足がズボッと雪に埋もれてびっくりだが、そんなことも楽しみの一つ。普段封印(?)している、いたずら心がくすぐられるからかもしれない。

おにぎりとお茶、おやつ少々で一日楽しめて色々な意味で健康的だよね~とこの日ばかりは意見が一致だ。

早春と春爛漫の景色を同時に満喫し、雪遊びさながらのウォーキングまで堪能。
自然三昧ばんざい!


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