部屋をぐるっと見渡すと雑然としている。
もう少ししたらお正月が来るのだから何とかしなければ・・・そう思いながら年末恒例になりつつある第九演奏会に出かけた。
いつ訪れても上野は人が多いのに、さらにすごい混雑振りだ。
都会よりつい山方面へ向かってしまう私なので、たまにこういう環境に身をおくと、息苦しいような気分になってしまう。
時間に余裕をもって出かけて来ても、あちこちが混んでいて開演ギリギリにようやく席に付いた。今回はチケットを取るのが遅かったので、ステージに向かい右側の五階席だ。ステージを見下ろす感じだが、身を乗り出さないと指揮者が視野に入ってこない。ちょっと残念・・・と思い場内を見渡すと、ほぼ満席状態だから席がとれただけ良しとしよう。
自然に身体が前のめりになっていたのは、その演奏に強く惹かれ目も離せなかったからだと思う。第九の前に演奏されたワーグナーの歌劇「リエンチ」序曲は、初めて聴く曲なのに頭の中でどんどんイメージが広がっていった。
音楽は好きなのに、私の悪いところは演奏会で必ずといっていいほど寝てしまうこと。演奏している人に申し訳ないと思っても、心地良さが眠気に変るのはどうしようもない。
だのにこの演奏は、それまでとは違い、心地良さに加えて他の何かがあったようだ。
うまく言えないのだけど、その曲には壮大な想いが込められ、それが徐々に実を結び喜びが湧き立つ。エネルギーと希望を感じさせるような曲だった。また指揮者やオケのメンバーが一体となっている姿が、さらに感動を与えてくれた。
20分ほどの演奏だったけれどとても楽しめ、演奏後にパンフレットの解説を読んだら、この曲は苦労を重ねたワーグナーの処女作だそう。14世紀ローマにおいて横暴をきわめた貴族に対し、反抗して革命を起こした「最終ローマ護民官リエンチ」の物語を中心とした歌劇とのことだ。
珍しく最後まで演奏を堪能し外に出たら、もう灯りがともり丸いお月さんも負けずに輝いていてとても綺麗!
あまり得意な都会ではないけれど、たまには山にはない刺激を求めて“おのぼりさん”も良いかな~と。聴くと歌いたくなる第九だが、当分楽しませてもらおうと思う。
ところで、翌日気になっていた片づけを始めたら、やめるに止められず夜なべになってしまった。
も~いくつ寝るとお正月♪
穏やかな年の瀬を迎えられたことに感謝!!
お互い良い年を迎えましょう!
もう少ししたらお正月が来るのだから何とかしなければ・・・そう思いながら年末恒例になりつつある第九演奏会に出かけた。
いつ訪れても上野は人が多いのに、さらにすごい混雑振りだ。
都会よりつい山方面へ向かってしまう私なので、たまにこういう環境に身をおくと、息苦しいような気分になってしまう。
時間に余裕をもって出かけて来ても、あちこちが混んでいて開演ギリギリにようやく席に付いた。今回はチケットを取るのが遅かったので、ステージに向かい右側の五階席だ。ステージを見下ろす感じだが、身を乗り出さないと指揮者が視野に入ってこない。ちょっと残念・・・と思い場内を見渡すと、ほぼ満席状態だから席がとれただけ良しとしよう。
自然に身体が前のめりになっていたのは、その演奏に強く惹かれ目も離せなかったからだと思う。第九の前に演奏されたワーグナーの歌劇「リエンチ」序曲は、初めて聴く曲なのに頭の中でどんどんイメージが広がっていった。
音楽は好きなのに、私の悪いところは演奏会で必ずといっていいほど寝てしまうこと。演奏している人に申し訳ないと思っても、心地良さが眠気に変るのはどうしようもない。
だのにこの演奏は、それまでとは違い、心地良さに加えて他の何かがあったようだ。
うまく言えないのだけど、その曲には壮大な想いが込められ、それが徐々に実を結び喜びが湧き立つ。エネルギーと希望を感じさせるような曲だった。また指揮者やオケのメンバーが一体となっている姿が、さらに感動を与えてくれた。
20分ほどの演奏だったけれどとても楽しめ、演奏後にパンフレットの解説を読んだら、この曲は苦労を重ねたワーグナーの処女作だそう。14世紀ローマにおいて横暴をきわめた貴族に対し、反抗して革命を起こした「最終ローマ護民官リエンチ」の物語を中心とした歌劇とのことだ。
珍しく最後まで演奏を堪能し外に出たら、もう灯りがともり丸いお月さんも負けずに輝いていてとても綺麗!
あまり得意な都会ではないけれど、たまには山にはない刺激を求めて“おのぼりさん”も良いかな~と。聴くと歌いたくなる第九だが、当分楽しませてもらおうと思う。
ところで、翌日気になっていた片づけを始めたら、やめるに止められず夜なべになってしまった。
も~いくつ寝るとお正月♪
穏やかな年の瀬を迎えられたことに感謝!!
お互い良い年を迎えましょう!