新JOOKOのふぉとエッセイ

     東海道53次探検ウォークや、四季折々の出来事
     そして仏像造顕所勢山社関連など、写真もお楽しみに♪

いよいよ年の瀬!

2007-12-27 | ノンジャンル
部屋をぐるっと見渡すと雑然としている。
もう少ししたらお正月が来るのだから何とかしなければ・・・そう思いながら年末恒例になりつつある第九演奏会に出かけた。

いつ訪れても上野は人が多いのに、さらにすごい混雑振りだ。
都会よりつい山方面へ向かってしまう私なので、たまにこういう環境に身をおくと、息苦しいような気分になってしまう。

時間に余裕をもって出かけて来ても、あちこちが混んでいて開演ギリギリにようやく席に付いた。今回はチケットを取るのが遅かったので、ステージに向かい右側の五階席だ。ステージを見下ろす感じだが、身を乗り出さないと指揮者が視野に入ってこない。ちょっと残念・・・と思い場内を見渡すと、ほぼ満席状態だから席がとれただけ良しとしよう。

自然に身体が前のめりになっていたのは、その演奏に強く惹かれ目も離せなかったからだと思う。第九の前に演奏されたワーグナーの歌劇「リエンチ」序曲は、初めて聴く曲なのに頭の中でどんどんイメージが広がっていった。

音楽は好きなのに、私の悪いところは演奏会で必ずといっていいほど寝てしまうこと。演奏している人に申し訳ないと思っても、心地良さが眠気に変るのはどうしようもない。

だのにこの演奏は、それまでとは違い、心地良さに加えて他の何かがあったようだ。
うまく言えないのだけど、その曲には壮大な想いが込められ、それが徐々に実を結び喜びが湧き立つ。エネルギーと希望を感じさせるような曲だった。また指揮者やオケのメンバーが一体となっている姿が、さらに感動を与えてくれた。

20分ほどの演奏だったけれどとても楽しめ、演奏後にパンフレットの解説を読んだら、この曲は苦労を重ねたワーグナーの処女作だそう。14世紀ローマにおいて横暴をきわめた貴族に対し、反抗して革命を起こした「最終ローマ護民官リエンチ」の物語を中心とした歌劇とのことだ。

珍しく最後まで演奏を堪能し外に出たら、もう灯りがともり丸いお月さんも負けずに輝いていてとても綺麗!
            
あまり得意な都会ではないけれど、たまには山にはない刺激を求めて“おのぼりさん”も良いかな~と。聴くと歌いたくなる第九だが、当分楽しませてもらおうと思う。

ところで、翌日気になっていた片づけを始めたら、やめるに止められず夜なべになってしまった。 

も~いくつ寝るとお正月♪
穏やかな年の瀬を迎えられたことに感謝!!
お互い良い年を迎えましょう!       

紅葉と共に歩く

2007-12-10 | ノンジャンル
今年は色々な紅葉を楽しんだけれど・・・

爽やかな好天に恵まれた休日=野山歩き=写真山積み
ということで、写真整理やまとめが中々できないということに。

言い訳はさておき、12月に“紅葉”の話題は時期ハズレかな~と思いながら少しだけ紹介しようと思う。

以前から行ってみたいと思っていた谷川岳。
ベストシーズンの土曜日でロープウェイは大混雑。あきらめて一ノ倉沢岸壁観賞コースを歩くことにした。

程よく色づく木々に覆われた山々を眺めながら、林道を一時間ほど歩き一ノ倉沢出合に到着。標高差1000メートル程の岸壁が目の前に現れた時は衝撃的だった。
クライマーを魅了してやまないであろう険しい岩肌に、色とりどりの木々と、雲が刻々と動く様が印象的だ。
      

遭難者が多い山としても有名な谷川岳・・・岩肌に、逝ってしまった人たちの名が刻まれていたのが物悲しい。
      
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11月の初めには、久しぶりにマイカーで夫と再び群馬方面に。
榛名山を目指したが伊香保の手前で挫折・・・確認したわけではないけれど、10分ほどびくとも動かなかったからかなりの渋滞と判断し、早々と行き先を変更して妙義山に向かった。

榛名山・妙義山・赤城山は両毛三山として有名だ。
その中でも岩肌がむき出しの男性的な様相の妙義山は、自分たちにはとても登れないと思っていたが、お中道という初心者向けのコースがあることを知り、今回の第二候補にしていたのだ。

登山道は雑木林にカラマツが混じり割合に優しげな感じ。アップダウンを適度に繰り返し見晴らしも良く楽しい山歩きだった。
    

相変わらず寄り道が多いので、目標の半分ほどしか歩けなかったけれど、実はどの山も一回目は無理をせず、次回のための下見とし想いを残すことにしている。

無事下山の報告をと、登山道入口の妙義神社に立ち寄ったら上空で突然大爆音が聞こえた。何事?と思いきや救助ヘリ出動のよう。誰か足を滑らせたのだろうか。
無事に助け出されますように・・・。
そして、油断大敵!と肝に銘じた。
     
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思いがけず秋の桜観賞ができた。

妙義山登山の翌日は「冬桜」の看板に誘われて鬼石の桜山公園へ。
11月から12月にかけて、いっせいに花をつけるという冬桜は、例年より早い開花だそう。その数7000本というから、満開になったらさぞかし見事だろう。

十月桜と呼ばれる冬桜と比べると、花びらが大きく華やかな感じでとても愛らしい。また山肌を覆う様子が吉野を思わせ、秋化粧をした木々とのコントラストが面白かった。
          
      
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秋をさんざん楽しんだのに、実はこの頃少し思い悩んでいる。
悩みの種はこのブログとホームページについて・・・。

そもそも、自分のアルバム代わりにと、はじめたホームページだった。
だから何かテーマがあるわけでなく、自己満足にすぎないというのは重々承知だ。加えて、マニュアルを片手に悪戦苦闘してのことだから自己流で、最近レイアウトや整理の仕方も気になりだし・・・と頭を悩ませている。

ブログはHPの編集に比べれば扱いやすく、写真にちょっとした解説を加えるのに便利、と始めたが遊び記録のような気も・・・と考え出したらきりがない。

写真も含めて課題が山積み状態だ。
でもマイナスにばかり考えるのはやめよう。
迷いや疑問などについて、色々な分野の大先輩たちから教えやアドバイスを受ける楽しみもあるから、これらは来年の目標にしようと思う。

大先輩方、どうぞよろしく!
そして時々覗いてくださっている方々も、良かったら感想などをそっとお聞かせくだされば嬉しいです♪