新JOOKOのふぉとエッセイ

     東海道53次探検ウォークや、四季折々の出来事
     そして仏像造顕所勢山社関連など、写真もお楽しみに♪

2010初の紅葉ハイキング

2010-10-28 | ノンジャンル
落ち葉が積もった山道を歩いていて、ふと自分の表情が変化していることに気がついた。
もちろん、鏡を見ながら歩いていたわけではないけれど、頬が上がっていることがはっきり自覚できるから面白い。

森林には癒しの効果があると科学的にも実証されているそうだ。
定期的に山歩きをしたくなるのは、歩くことが好きという理由だけでなく、こういう効果を体感しその心地良さが忘れられないからかもしれない。

10月前半は半袖で過ごす事が多く、秋を自覚できるのは日暮れの早さぐらいだったのに、妙高高原近くの笹ヶ峰はすっかり秋景色だった。
      

初級者向けの夢見平コースは乙見湖から出発だ。
カメラを構えた数人がしんがりを争い、時には前の人たちに追いつこうと早歩きになることも。これはかなり運動になる。
    

直前まで降っていた雨に濡れ、色鮮やかに染まった葉はもちろん、落ち葉までもがみずみずしく美しさを増していた。
そういう景色を皆楽しんでいる様子だ。
この頃は夏が長く、特に今年は暑さが厳しかったからなお更だろう。
    
    

この夏のあまりの暑さに辟易したのは人間だけではなく、色付く前に葉が枯れてしまった木もあるらしい。
またいつもの年よりどんぐりなどの実が少ないとのこと。
里に餌を求め熊が出没し大騒ぎになっているけれど、動物にしても死活問題と考えれば気の毒でならない。

突然真冬の寒さがやってきた。
夏・秋・冬と一ヶ月間に3つの季節を味わってしまった10月・・・

バランスが崩れつつあるとしかいいようのない自然界に生きる動物たちは、無事に冬眠することができるのだろうか。
今年初めての紅葉写真を整理しながら、そんなことを思った。