新JOOKOのふぉとエッセイ

     東海道53次探検ウォークや、四季折々の出来事
     そして仏像造顕所勢山社関連など、写真もお楽しみに♪

やっぱり 山 歩き!

2011-05-31 | ノンジャンル
雨上がりの朝、キャベツの葉にキラっと光る水滴を見つけた。
太陽に照らされ、まるで宝石のように輝く様に見とれ、あやうく水溜りにはまりそうになる。

いつもの通勤コースは私のお気に入りだ。
冬には雪化粧をした富士山が「行ってらっしゃい!」と声をかけてくれるし、道すがら良い香りを放つ梅に春の訪れを教えられる。そのあとを追うように、花々が次々と咲きだして大好きな5月到来。

軽井沢駅から程近い離山へは、その昔登ったことがあるらしい(?)。
だいぶ前のことなのと、子ども連れだったからか全く記憶がないのは困ったものだ。
季節が逆戻りをしたような若々しい緑の中、少し汗ばみながら頂上にたどり着くと、身近に浅間山が姿を表した。 


    
「ヤッホー」とは叫ばなかったけれど、心の中で「バンザイ!」

次の目的地への移動途中、芽吹き始めたカラマツのあまりの美しさに車を止めてもらい小休止。


清々しい空気に大きな深呼吸がしたくなる。

“松原湖”の標識を見つけUターンし、予定を変更して湖畔を歩くことにした。
なぜかというと、松原湖は高校時代にクラス全員でキャンプをした思い出の地だからだ。
 

駅からテントや鍋などをかついでたどり着いた松原湖の遠かったこと。生まれて初めての八ヶ岳登山はドンジリ組。先着隊は温泉に入って、気持ち良さそうだったのが羨ましかった。そして夜の激しい雷雨。怖かったのにきれい!と感じた稲妻・・・などなど色々な場面が頭に浮かび、歩きながらの思い出話に花が咲いた。
 

やっぱり歩くって良いな~ 
たまに出かける山歩きも、通勤しながらウォークも、どちらも欠かせない大切な時間だ。
大好きな5月なのに、いつもの年より早く梅雨入りしてしまったが、晴れ間を逃さず、やっぱり、山 歩き!