新JOOKOのふぉとエッセイ

     東海道53次探検ウォークや、四季折々の出来事
     そして仏像造顕所勢山社関連など、写真もお楽しみに♪

だいすき冬歩き

2013-02-24 | ノンジャンル
今年の目標は夏の富士登山。

そう思っているからか、年末から新年にかけて、様々な富士山に出会った。
足腰鍛えて行くからね~と、冬もサボらず山歩きを。


    

歩くの大好き!といってもハイキングや軽登山のレベル。
コースのお気に入りは近場の鎌倉アルプス(天園コース)や湘南平で、ちょっと足を延ばせば箱根や高雄山へも。

日常的には歩く場所が決まってしまうのは仕方がないと思う反面、たまには行ったことがない山へと以前から気になっていた沼津アルプスへ。

沼津アルプスは7つの山並みの総称で、一番高い鷲頭山でも標高は392m。
高尾山より低いしコース途中いくつか下山道があるからと、夫がネットで調べた簡単な地図+コース案内を頼りに歩き始めたけれど・・・。

アスファルト道から山道に入るとさらに傾斜がきつくなり、30分もしないうちに息切れ状態。
ほとんど急登で、せっかく登り切ったと思えば次は下り。想像していたよりかなり起伏が激しく全身が汗まみれになるのに時間はかからなかった。

木の根やぬかるみに足を捕られないよう気をつけなければ。
急傾斜だから滑ったら大変!
ちょっぴり不安がよぎったけれども、歩き始めてしまったのだから前に進むしかないと自分に言い聞かせる。

ところどころで視界が開け、目の前に富士山現れるはずがこの日は頭隠しですその部分しか見えなかった。
でも気分爽快!今までの不安はどこへやらで、やっぱり山歩きはいいな~!!
    

さらにアップダウンを繰り返し、途中大きな岩をうまく乗り越えられないでいると「後ろ向きに降りて」とすれ違いざまの団体さんからアドバイスが。
ありがとうございます。無事降りられました。

ロープにしがみつき、木々の幹にも助けられながらその後も必至に歩く。
私にとってはとてつもないサバイバル体験だ。
普段ハイキング程度しか歩いていないからだろうが、その緊張感といったら未だかってないかも。

多比から歩きだしてから2時間近くをかけ、ようやく鷲頭山に到着。
ここでおにぎり昼食だ。
そういえば歩くのに必死であまり休まなかったような!?
ハードな割に疲労感はなく気分はやはり爽快!
やっぱり山歩きって良いな~

昼食後30分ほど歩き子鷲頭山へ。
駿河湾を見下ろして素晴らしい景色を堪能した。


さて、下りは膝に負担がかかるからもっと大変。
子鷲頭からはロープ場の連続なのでなおさらだ。
それこそ滑り落ちないように慎重に降りなければ。

想像以上にきつかったため、香貫山までは行くのはやめて志下へ下山することにした。
コースタイムは3時間半ほどだったが中身は充実。
かなり緊張したけど面白かった。

それにしても、普段の生活では冬に汗をかくなんてありえない。
歩き始めは汗だくでゼーゼーハーハーでも、身体が慣れてくると楽になるから不思議だ。
血の巡りが良くなるからか、肩こりも解消してやっぱりスッキリ爽快。
そんな効果が強く実感できるのは冬だからこそかもしれない。

頑張って、足腰鍛えて行くからね~
富士山さん、待っててね!