新JOOKOのふぉとエッセイ

     東海道53次探検ウォークや、四季折々の出来事
     そして仏像造顕所勢山社関連など、写真もお楽しみに♪

秋の気配に誘われて

2014-08-31 | ノンジャンル
急に涼しくなり何だか秋の気配だ。
よし!久しぶりに江の島まで歩こうと思い立った。

引地川沿いの遊歩道は私のお気に入りコースだ。
川沿いの桜並木が緑のトンネルとなり、川面を吹き抜ける風が心地良い。

大和市泉の森の源流から藤沢市鵠沼の河口まで、全長21kmほどの引地川は、遊歩道や親水公園などが整備されている。

途中高層の建物の間に見える富士山はちょっと面白い景色で、いつも楽しみにしているけれど今日はあいにく雲に覆われていて残念だ。
    

ツユクサで染物の真似事をしたっけとか、道端の雑草に子どもの頃の記憶が頭をよぎったりもする。
       

「あれは胡麻だよ」夫が指差す方へ眼を向けると、薄いピンク色の優しげな花が咲いていた。
良く見ると枝にたくさん袋を付けていて、あの中に胡麻が入ってるんだ!と新発見。
野菜の花をじっくり見る機会はあまりないので新鮮だった。

ヒマワリとコスモスは、まるで季節のバトンタッチをしているかのようだ。
    

明け方雨が音を立てて降っていたので、川の水はあいにく濁っている。
アオサギが獲物を探しているのか真剣な様子。
と思ったら突然飛び立ち少し離れた水面に向かった。
うまく餌をキャッチできたのだろうか。

百日紅(サルスベリ)は夏の花。
鮮やかな色が美しい。
      

1時間半ほど歩いたところで休憩を兼ねランチタイム。
遠くへ出かけてきたわけではないけれど、こういう時間は嬉しい。

いつもよりゆっくり歩きで、自宅から2時間半ほどをかけて鵠沼海岸に到着した。
    

    

砂浜はビーチバレーやサッカー?で賑わっていたが、海の家は少し寂しい感じだった。
そういえば、もう夏休みが終わりなのだ。

子どもたちが小さかった頃は海水浴やプール、キャンプなどと、夏ならではのイベントが盛りだくさんだったな~と懐かしさが募る。

箱根の山並みと共に、富士山の裾が雲の間から見えている。
江の島は観光客で大賑わいだ。

こんなに素晴らしい景勝地が地元だなんて!と、ちょっと誇らしい気分。

季節はまだ夏だが気分は秋に向かい、もう次の楽しみを考えている。