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今日のつぶやき

JOがつらつらとつづります。

愛のあとにくるもの (幻冬舎/辻 仁成 )

2008年12月18日 | 読んだ本
たまたま、雑誌だったか新聞だったかのレビューで見て、
図書館で借りた本です。

ネタばれですが。。。


別れた恋人がなんで、あれほどまでに公園を走っていたかが、
自分も走ってみることで、7年たってようやく理解でき、
心と時間の溝が埋まっていきます。

走ることで自分の精神状態のバランスを取る女性(紅)が出てきます。
走ること、歩くこと、泳ぐことって、自分の頭の中をからっぽにすることが
できるので、つらくてつらくて、やるせないときなんかは、走りたくなりますね。
みんなって、どうやって精神状態のバランスを取ったりしてるんでしょうかね。
ストレス解消の方法でもいいですけど、教えてほしいです(^_^;)

運動? 酒? ひたすら寝る? おいしいものを食べに行く? 買い物? 部屋の模様替え?

「お星さまのレール」(埼玉福祉会/小林千登勢)

2008年09月05日 | 読んだ本
女優の小林千登勢さんが、子供の頃朝鮮半島で過ごした日々と、
38度線を命懸けで越えた経験をつづった本。

小学生か中学生のころ、読んだ本を、今、あらためて読みたくなって
借りてきました。
さまざまなエピソードから、日本が朝鮮半島でしてきたことのむごさ、
どこの国の人というのは関係なく、仲良く助け合ってきた人達が
戦争によって立場や人生がガラリと変わってしまうことの理不尽さ、
そして、「自由」に生きられなかった時代、「運命」に翻弄される時代
の悲しさが伝わってきます。

簡潔で短く、身近な言葉でつづられているので、心の中にすっと入ってくる
本でした。読みやすいので、子供から若者から年配のかたまで、たくさんの
かたに読んで欲しい本です。

「ツレがうつになりまして」(幻冬舎/細川貂々)

2008年09月05日 | 読んだ本
ネットで紹介されてた本を借りてきました。
マンガで作者と、作者のツレの身に起こった出来事をつづっています。

案外、うつ病についても身近な話になってきているなあと
感じる今日この頃。そのわりに、どんなことが彼らの身に起こっている
のか知らないので、その穴を埋めたくて借りてきました。

いろいろ思うところはあるのだけれど、
ここであえて書くことはしません。
ただ、この本には続き(パート2)が出ているそうなので、そちらの
貸し出し予約は入れてみました
(職場の近くの図書館はネットで予約ができるので便利です)
ということで、この本自体は、続きを読みたくなるものでした。

風の谷のあの人と結婚する方法(須藤元気著)

2007年09月03日 | 読んだ本
前にテレビで紹介されていた本。
格闘技は馴染みが無いので、須藤元気という人をその番組で
初めて知り、図書館で借りてみた。

以前は格闘家って筋肉バカみたいなイメージを持っていたんだけど、
最近じゃ偏見が取れてきた。格闘家とお水の人の人生観ってけっこう
面白いなあと近頃思う。あ、これも偏見?

で、読んで見てやっぱり面白かった。
でも「図星だなあ」「あいててて」っていう箇所もあった。

おおまかに言えば、「自分がやったことは自分に返ってくる」という話。
良いにせよ、悪いにせよ。
「自分がやって欲しいことを人にしてあげなさい」と幼稚園の先生が
言ってたっけ。随分前からそうやって先生や親にすりこまれてきたはず
なんだけど、なかなかできないなあ。

佐賀のがばいばあちゃん(島田洋七著)

2007年07月16日 | 読んだ本
「出張のおともに」と同僚が、がばいばあちゃんの本を貸してくれました。
「がばい」ばあちゃんとは佐賀弁で「すごい」ばあちゃんという意味で、
島田洋七が小さい頃に預けられていた佐賀のばあちゃんと、佐賀でのエピ
ソードをつづったお話でした。

ばあちゃんの生き方は強烈だけど、貧乏と不幸は違うし、幸せは心の
あり方の問題だということを教えてくれます。
「うるうるっ」ってくる場面もあるので、新幹線の中で
読むときはぐっとこらえたりすること数回。
同僚が薦めてくれたこの本。今度は私がお勧めしたいと思いました。

また読みたい度:星5つ