JOHNY’s BLOG

かほりたつあざやかなはなとどめおくおもいをよせる淡雪のふみ

モルスキン

MOLESKINE モレスキン ルールドノートブック・横罫・ラージ ([文具])

雑誌の名前が”思想”

2006-08-23 22:21:39 | マスメディア
雑誌?ではないか論壇誌というのか、なんかこれもちがう。岩波の発行ですが・・・学術誌か?
  
 何か読み物を調達しようと図書館に。2005/12月 思想
本誌は戦後日本の文化研究を語るならば、必須文献、なはずですが・・・

読んでます的な発言を聞いたことがないのはなぜなのか。周りがバカなのかいる場所が違うのか。
 たぶん、両方ですが。

そういうわけで、おおきなわくの大学なんてものには期待はしていないわけです。
ちょいとまえのAERA 超古典読破術にあった柄谷行人『必読書150』のことば、
カント、マルクス、フロイト、この程度の本を読んでいないのはサルである・・・

ごめんなさい。よめていません、が、読もうと努力はしています。その過程に”思想”なんかがあるわけです。そういう意味で類人猿ぐらい?

 AERAだったら少なくない人が目を通すと思う。そこにカントマルクスフロイトうんぬんという攻撃的な言葉がでてくる。
 にもかかわらず、学生の中にそれらに反応している姿を見かけられないというのはなぜなのか。
 
 メディアに責任を押し付けるなら、大宅壮一よろしく一億総白痴化を促したTVのせいということ・・・なのかな~。

               JOHNY

八塩圭子ですか

2006-08-23 21:44:08 | マスメディア
先週、ジョンベネちゃん殺害事件が急展開を見せました。事件発生から10年、ついに容疑者が逮捕された大きなニュースになりましたが、果たして逮捕されたジョン・マーク・カー容疑者は本当に真犯人なのか、疑問の声があがっています。
そこで今夜は、精神科医の町沢静夫さんをスタジオにお招きして、このカー容疑者の謎と幼い子供を性の対象とする犯罪について、お話を伺っていきたいと思います

JWAVEから
精神科医の町沢静夫。コノヒトを選んだわけは? 発言がおよそ認められないでしょう。もし放送が公共的側面をもっているならば。
 それがいいすぎなら、まずいところはアナウンサーがフォローすべき・・・


例えば、過去の事例の宮崎なんとかを呼び捨て、遺伝で云々、中途半端な”人権”批判。いいっぱなしになる放送ゆえに、より注意深くならなければいけないことがあるはずでしょう。

上智大学法学部卒業
1993年テレビ東京入社。報道局経済部で記者を務める。1994年同局アナウンス室に異動。「出没!アド街ック天国」などで人気を博す。2002年より法政ビジネススクールにてマーケティングを専攻しMBAを取得。2003年、結婚を機にテレビ東京を退職しフリーアナウンサーとして活動を開始。TVキャスターや雑誌での連載のほか、2006年4月より関西学院大学商学部助教授として教鞭をとるなど、多方面で活躍中。

 大学院経由とか助教授とかの肩書きが、教養の量を裏付けていない実例です。

 放送がネットと差別化をはかるときに、公共性をうたうのなら質を担保すべきでしょう。週刊金曜日で筑紫徹夜は、TVといって、ひとくくりにして批判されても困る、というようなコトをいっていますが、放送全般が、教養の最低ラインを維持できていないという現実に対してはきちんと向き合うべきですね。
 
 この程度のものと斜に構えることもできますが・・・。もうすこし期待していたいのです。


                 JOHNY

安倍憲法教育?

2006-08-23 21:22:25 | Weblog
安倍氏、「憲法と教育」政権公約の重点に 自民総裁選 (朝日新聞) - goo ニュース
 私の修論タイトルは 憲法論議と戦後ジャーナリズム でした。流行に乗ったわけではなく以前からの関心の集成。時代の流れ的には憲法がトピックに登ってくることはしばらく続きそうなので、選択は悪くなかったですね。

 記事には次のようにありました。
先の通常国会で継続審議となった教育基本法改正案の早期成立を図り、「家庭や地域、国を愛する教育」を目指す。

 愛するということば大好きですね安倍さん。

 愛だろ愛はCM永瀬くんの言葉、古い。


明日は講習試験

2006-08-23 20:46:08 | Weblog
週に何回しけんがあるのってぐらいバタバタと講習はすすみます。
 今は実践レファレンス演習。
練習、演習は修業ゆえおもしろくはなかとです。1日五コマはムリがあるとです。
明日は4コマプラス試験・・・。

 早く寝て朝勉強していくか。起きられるか私。危険な賭けになりそうです。

まぁできなくてもしぬわけじゃ~ないので気楽にいきます。

 レファレンスの要は司書さんのサービス精神につきます、と私は思う。この点だけをみれば私には資質がありなので・・・試験できなくても単位ください。

           JOHNY

いろんなものが神様と天皇と

2006-08-22 19:35:26 | Book
A級戦犯25人の写真見つかる GHQが撮影か (朝日新聞) - goo ニュース

でてきますね最近。誰かが意図的に?
あまりに平和な日本の言論に対して怒った もしや神様の仕業では?

 今日は図書館によらずに帰途。代わりにショセンで本を。三島由紀夫『英霊の声』
 読むといっておきながら読んでいなかったのを思い出し・・・というのももはやウソかも。読んだような気もするが。確かなのは英霊の声を引用して文章を書いていないということ。
 なので一応読みましょう。
本屋さんのレジで本の場所を尋ねると、プロ本屋さんらしくすぐさま見つけてきてくれました。さすがです。
 本日の司書講習内容はレファレンスについてでしたが、本屋さんにも使える技術でもありそうです。
 
 必要な本を出してくれる本屋さんレファレンス
 
 社会に必要な資料を出してくれる神様?


 あとお昼にかった 週間金曜日「靖国」おすすめ

                      JOHNY

司書講習テストなり

2006-08-21 22:25:28 | Weblog
 時間メイイッパイ講義・練習をさせたあとのテスト。

  そんなにがんばらなくても・・・いイイジャン。

持ち込み可なのになんだか難しいのは気のせい?

 先生の教え方が悪いと・・・私はおもいます。ちょっと責任転嫁。

 練習はがんばりました ので 単位はください。

 明日はちょいと息ぬき気分でいきましょう。朝は早いですが。誰か脱落しないかな~と思う私は666.
 一番脱落に近い人です。

            JOHNY

新刊2ね

2006-08-21 22:16:16 | Book
象徴の貧困〈1〉ハイパーインダストリアル時代

新評論

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 さっきの本のそばにあったのがこれ。
ざっと目を通せばそれを読むべきかどうかはわかります。私が読むべき本です。象徴といっても天皇とはあんまりかんけいがないですよ。
 著者はデリダに師事していますね。
ハイ、哲学ど真ん中でしょう。

 おもうに、さっきのテレビの話は、こっちから切り込めば厚みがますはず。コトバを電気回路をもとにしたシャノン・ウイーバーモデルで追うと軽くなっちゃうんだよ。たぶん。
 マクルーハンのいうメディアはメッセージというようなところから入れば「誰が何を」という視点が落とせないから、哲学の欠片が入ってくるだろうなと、おもうのですが。

                 JOHNY

新刊コーナー

2006-08-21 22:02:07 | Book
テレビ政治―国会報道からTVタックルまで

朝日新聞社

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 こんな本、軽くて好みではないがいくつかおもしろいデータがあったかな。小泉氏によるテレビを通しての中間団体挟撃イメージ図なんてのがありました。
 簡単に説明すると、政府はテレビを通して直接国民に訴えることによって、中間団体、組織、旧態権力を挟み撃ちにする・・・。
 なるほど。
 マスメディア研究からの視点で言うとど真ん中の手法がとられているようにおもえます。出自は東大の寄附講座からということなのでそれなりのアカデミックさもあるのですが・・・。
 イマイチ興味が持てません。学生に人気がある講座というのもひっかかる。
 しばしば私が口にする否定の論拠は
 
  「哲学の欠片もないじゃん・・・」

おそらくこれは私の不勉強のいたすところの誤解だと思われなくもないのですが・・・。
 でも、経験上、哲学の欠片を微塵も感じさせない優れた人がいないということを知っていれば、書き言葉、著作もおんなじだよね。
 
 丁寧に読めば使えるデータがいくつかありそうなので興味のある人にはとり合えずおすすめ。

                   JOHNY

三丁目の夕日でした

2006-08-20 05:33:08 | Book
ALWAYS 三丁目の夕日 豪華版

バップ

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 バイク屋さんからの帰り道、ツタヤヘ。DVDを借りてきました。今週は休みが二日ということでこんな余裕もあります。
 話題になりましたこの作品。戦後60年ということもあった昨年、昭和を懐古する作品。戦後東京の象徴としての東京タワーと、もはや戦後ではない日本にいきる人たちの心を重ねて描いていく。
 堤真一がいい味です。
時代背景に対する記憶も思い入れもない私ですが、堤演じる父親像にはわずかながらノスタルジーを感じる。
 今の若い子達はどうでしょうか。あの父親に記憶を重ねられるか?誰かに聞いてみたいところです。
 映像全体はよくできています。時代考証した小物とともに、いわゆる合成のスケールがでかい。ストーリはすこし散漫さをかんじさせますが、悪いというほどではない。
 発見といえば、普通の生活を描くということが反戦映画になりえるのだということに気づいたこと。50年後も夕日はきれいに決まってるじゃないかという台詞に人類の希望が見えました。

                  JOHNY