陛下のお言葉公表は「慎重に」 宮内庁長官が見解述べる (朝日新聞) - goo ニュース
昭和天皇メモ:宮内庁長官が、公表に批判的な考え示す
宮内庁の羽毛田信吾長官は10日の定例会見で、昭和天皇が靖国神社のA級戦犯合祀(ごうし)に不快感を示したとされる富田朝彦・元宮内庁長官のメモについて、「長官という職にあるものとして言えば、在任中のことを外に出していくことについては、よほど慎重でなければならない」との見解を語った。
長官の「心構え」として述べたもので、「そうでなければ、陛下が長官にものが言いにくくなる」とも語り、発言の公表に批判的な考えを示した。
毎日新聞 2006年8月10日 20時17分
さて、この発言自体が危うい。なんでもかんでも話すべきでないのは当然だが、高度の公益性が認められるものについては公開されていくべきことでしょう。天皇はそういう存在です。これに対して、天皇は世襲であり公務員的公人ではなく私人であるというような抗弁は成り立ちそうで成り立たない。
国家から天皇を切り離すかどうかで判断が分かれるところ。
昭和天皇メモ:宮内庁長官が、公表に批判的な考え示す
宮内庁の羽毛田信吾長官は10日の定例会見で、昭和天皇が靖国神社のA級戦犯合祀(ごうし)に不快感を示したとされる富田朝彦・元宮内庁長官のメモについて、「長官という職にあるものとして言えば、在任中のことを外に出していくことについては、よほど慎重でなければならない」との見解を語った。
長官の「心構え」として述べたもので、「そうでなければ、陛下が長官にものが言いにくくなる」とも語り、発言の公表に批判的な考えを示した。
毎日新聞 2006年8月10日 20時17分
さて、この発言自体が危うい。なんでもかんでも話すべきでないのは当然だが、高度の公益性が認められるものについては公開されていくべきことでしょう。天皇はそういう存在です。これに対して、天皇は世襲であり公務員的公人ではなく私人であるというような抗弁は成り立ちそうで成り立たない。
国家から天皇を切り離すかどうかで判断が分かれるところ。