回帰。
塗装変更車廃止が再開されたKATO製JR101系ラシ107F(Mc202)は国鉄101系ツヌ122F(M'c108)の組成変更と同期させる。
先ずサハ101-108(ツヌ122F:再生産品)を離脱させ旧サハ101-247(元ラシ107F:塗装変更車)の車体更新に繋げた。
新サハ101-247(ラシ107F:再生産品)に続いてサハ101-290(ラシ107F:塗装変更車)を再生産品車両へと置き換える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/08/913cf72f4b726a848b3a079dd67e71af.jpg)
JR101系サハ101-290(ラシ107F)。
※塗装変更車。
サハ101-290用更新種車は十一代目ツヌ118F(Mc155:再生産品)を出自とするサハ101-233(ツヌ122F:再生産品)である。
ツヌ122F(Mc155)への組み込みは2016年9月付で旧サハ101-108(元ツヌ122F→新サハ101-247)とLOTを揃える名目だけだった。
101系800番代LOT側面窓セルへ交換した上で組成されていたサハ101-267(旧ツヌ122F:旧製品)を置き換えている。
この頃から編成内でのLOTを纏める傾向が出始めたらしくラシ107Fの塗装変更車廃止に味方してくれた。
ちなみにサハ101-267は一旦旧サハ101-88(旧ツヌ113F:Tc74)を経たものの新サハ101-88(ツヌ113F:再生産品)にて更新となった。
旧製品車両が仇となったが現在はツヌ116F(Mc154:旧製品)へと異動しサハ101-98(ツヌ116F-2:T98)に再改番されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/fd/b8aabbb4b7226a504bce8ef694b39228.jpg)
入工中のサハ101-233,サハ101-290 (ツヌ122F,ラシ107F)。
※再生産品,塗装変更車。
サハ101-290の塗装被膜は柚肌が著しく旧サハ101-247(元ラシ107F)をも下回る仕上がり具合だった。
朱色1号こそ隠蔽出来たものの1-3位側には埃混入まで見られ廃車に至っても致し方ない状態であった。
更新工程は基本的に新サハ101-247を踏襲するがサハ101形200番代用床板が流用対象から外れるため車両更新扱いとなった。
旧サハ101-108(元ツヌ122F)では1-3位側のラプロス式印刷消去を失敗しかけたが無難な[サハ101-233]標記跡へと至った。
車両番号標記インレタは新サハ101-247とは異なり従来方式に戻し継ぎ接ぎ転写で高経年台紙の削減を進めた。
各台紙に点在する組標記インレタの使い残しを重点起用したが一応フォント太さだけは拘っている。
1-3位側,2-4位側とも[サハ]+[1]+[0]+[1]+[-]+[2]+[9]+[0]とばらばらの組み合わせで持ち寄った台紙は都合3枚に上った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/62/f8e4a353b95e2dca389fc8cf19633d71.jpg)
[[サハ][1][0][1][-][2][9][0]]:2-4位側。
古インレタは定着力が極端に下がっているため塗装被膜変質を抱えるペイントリムーバー式印刷消去車には向かない。
そのため旧ツヌ107F(Tc83:旧製品)構成車のうちツヌ109F(Mc202)へ改番異動させた車両では出番が無かった。
全てを使い切らないままの破棄は少々勿体なく思えラプロス式印刷消去車でその役目を果たさせる方針とした。
予想通り経年には勝てなかったらしく転写不能や崩壊が続出し[サハ101-290]は何度も再転写を行った。
中には圧着後に台紙へ巻き込まれるインレタまで現れ都度欠損した箇所から追加転写をし直す必要が生じている。
1-3位側,2-4位側双方でこの作業を繰り返したがその割に[サハ101-290]標記は上手く纏まったと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/23/cce684e72415b59c95e9812170824251.jpg)
分解された旧サハ101-290。
旧サハ101-290(元ラシ107F)用種車は旧サハ101-230(元カノ13F:Mc59←モハ101-165:元ツヌ131F-1)である。
当初旧ラシ107Fに組み込まれた旧サハ101-290(旧製品)はサハ101-127(元カノ20F:Mc53)を改番した車両であった。
その後塗装変更車集約により旧サハ101-230(塗装変更車)が新サハ101-290(→旧サハ101-290)へ充当された。
複雑な部品交換を経た旧サハ101-290だがモハ101-262(旧ラシ107F塗装変更車)との側面窓セル交換が行われていた。
そのため再生産品LOT側面窓セル装着車に改められており新サハ101-290(再生産品)も再生産品車両への復帰は容易だった。
明灰色Hゴム支持印刷再現車での統一は念頭に置いていたがLOTまで揃えるには至らないと考えていた。
偶然が偶然を呼び新サハ101-247,新サハ101-290(ラシ107F)とも再生産品LOT側面窓セルで整う側面見附となった。
なおサハ101-233(ツヌ122F→新サハ101-290)から捻出された101系800番代LOT側面窓セルもまた補修を要する。
しかもツヌ109F若しくは新ツヌ122Fへ転用する可能性が更に高まったため旧サハ101-290(元ラシ107F)の組み立ても先送りした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/7a/733789dfd73a10c94d958147c9c7f12f.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/4e/e8e6110ee558895d9484476c40d7ab2f.jpg)
サハ101-290(サハ101-233 改番,再生産品LOT側面窓セル交換施工)。
※再生産品:車両更新。
塗装変更車から再生産品車両へと一新されれた新サハ101-290(ラシ107F:再生産品)も無事竣工した。
側面見附こそ新サハ101-247と揃えられたが新ラシ107Fでは3号車と8号車に別れるため現時点での更新効果は小さい。
本領発揮はクモハ101-202+モハ100-256,クモハ100-191+モハ101-262(ラシ107F)の車体更新完了まで持ち越しとなった。
なお8号車に配置される新サハ101-290(8号車)と6,7号車のモハ101-253+モハ100-247(ラシ107F:旧製品)はLOTが異なる。
だがこのユニットは再生産品LOT側面窓セル装着車へ変更済であり新サハ101-290との差異は塗装被膜のみに縮小された。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/1c/190b61184f195229ff7f86c0d3b9ff3d.jpg)
モハ100-247+サハ101-290 (ラシ107F:元モハ100-128+元サハ101-233)。
※旧製品+再生産品。
度重なる車両異動により雑多な外観を有していたラシ107F(塗装変更車+旧製品+弁天橋区仕様)は統一要素が増えつつある。
今後十四代目ツヌ118F(Mc155:旧製品←旧ツヌ118F)の本格的な分散配置に着手するためラシ107Fは車体更新が再中断される。
だが新サハ101-290までの経緯から新ラシ107F(再生産品+旧製品)は意外に整った最終形態へと持ち込めるかもしれない。
2017年3月には塗装変更車6両で占められた旧ラシ107Fだったが大幅な編成見附改善が見込めると思う。
今後塗装変更車で残るクモハ101-202,クモハ100-191,モハ101-262(ラシ107F)の車体更新をどの様に進めるか検討する。
分割:2020年02月02日
塗装変更車廃止が再開されたKATO製JR101系ラシ107F(Mc202)は国鉄101系ツヌ122F(M'c108)の組成変更と同期させる。
先ずサハ101-108(ツヌ122F:再生産品)を離脱させ旧サハ101-247(元ラシ107F:塗装変更車)の車体更新に繋げた。
新サハ101-247(ラシ107F:再生産品)に続いてサハ101-290(ラシ107F:塗装変更車)を再生産品車両へと置き換える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/08/913cf72f4b726a848b3a079dd67e71af.jpg)
JR101系サハ101-290(ラシ107F)。
※塗装変更車。
サハ101-290用更新種車は十一代目ツヌ118F(Mc155:再生産品)を出自とするサハ101-233(ツヌ122F:再生産品)である。
ツヌ122F(Mc155)への組み込みは2016年9月付で旧サハ101-108(元ツヌ122F→新サハ101-247)とLOTを揃える名目だけだった。
101系800番代LOT側面窓セルへ交換した上で組成されていたサハ101-267(旧ツヌ122F:旧製品)を置き換えている。
この頃から編成内でのLOTを纏める傾向が出始めたらしくラシ107Fの塗装変更車廃止に味方してくれた。
ちなみにサハ101-267は一旦旧サハ101-88(旧ツヌ113F:Tc74)を経たものの新サハ101-88(ツヌ113F:再生産品)にて更新となった。
旧製品車両が仇となったが現在はツヌ116F(Mc154:旧製品)へと異動しサハ101-98(ツヌ116F-2:T98)に再改番されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/fd/b8aabbb4b7226a504bce8ef694b39228.jpg)
入工中のサハ101-233,サハ101-290 (ツヌ122F,ラシ107F)。
※再生産品,塗装変更車。
サハ101-290の塗装被膜は柚肌が著しく旧サハ101-247(元ラシ107F)をも下回る仕上がり具合だった。
朱色1号こそ隠蔽出来たものの1-3位側には埃混入まで見られ廃車に至っても致し方ない状態であった。
更新工程は基本的に新サハ101-247を踏襲するがサハ101形200番代用床板が流用対象から外れるため車両更新扱いとなった。
旧サハ101-108(元ツヌ122F)では1-3位側のラプロス式印刷消去を失敗しかけたが無難な[サハ101-233]標記跡へと至った。
車両番号標記インレタは新サハ101-247とは異なり従来方式に戻し継ぎ接ぎ転写で高経年台紙の削減を進めた。
各台紙に点在する組標記インレタの使い残しを重点起用したが一応フォント太さだけは拘っている。
1-3位側,2-4位側とも[サハ]+[1]+[0]+[1]+[-]+[2]+[9]+[0]とばらばらの組み合わせで持ち寄った台紙は都合3枚に上った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/62/f8e4a353b95e2dca389fc8cf19633d71.jpg)
[[サハ][1][0][1][-][2][9][0]]:2-4位側。
古インレタは定着力が極端に下がっているため塗装被膜変質を抱えるペイントリムーバー式印刷消去車には向かない。
そのため旧ツヌ107F(Tc83:旧製品)構成車のうちツヌ109F(Mc202)へ改番異動させた車両では出番が無かった。
全てを使い切らないままの破棄は少々勿体なく思えラプロス式印刷消去車でその役目を果たさせる方針とした。
予想通り経年には勝てなかったらしく転写不能や崩壊が続出し[サハ101-290]は何度も再転写を行った。
中には圧着後に台紙へ巻き込まれるインレタまで現れ都度欠損した箇所から追加転写をし直す必要が生じている。
1-3位側,2-4位側双方でこの作業を繰り返したがその割に[サハ101-290]標記は上手く纏まったと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/23/cce684e72415b59c95e9812170824251.jpg)
分解された旧サハ101-290。
旧サハ101-290(元ラシ107F)用種車は旧サハ101-230(元カノ13F:Mc59←モハ101-165:元ツヌ131F-1)である。
当初旧ラシ107Fに組み込まれた旧サハ101-290(旧製品)はサハ101-127(元カノ20F:Mc53)を改番した車両であった。
その後塗装変更車集約により旧サハ101-230(塗装変更車)が新サハ101-290(→旧サハ101-290)へ充当された。
複雑な部品交換を経た旧サハ101-290だがモハ101-262(旧ラシ107F塗装変更車)との側面窓セル交換が行われていた。
そのため再生産品LOT側面窓セル装着車に改められており新サハ101-290(再生産品)も再生産品車両への復帰は容易だった。
明灰色Hゴム支持印刷再現車での統一は念頭に置いていたがLOTまで揃えるには至らないと考えていた。
偶然が偶然を呼び新サハ101-247,新サハ101-290(ラシ107F)とも再生産品LOT側面窓セルで整う側面見附となった。
なおサハ101-233(ツヌ122F→新サハ101-290)から捻出された101系800番代LOT側面窓セルもまた補修を要する。
しかもツヌ109F若しくは新ツヌ122Fへ転用する可能性が更に高まったため旧サハ101-290(元ラシ107F)の組み立ても先送りした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/7a/733789dfd73a10c94d958147c9c7f12f.jpg)
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サハ101-290(サハ101-233 改番,再生産品LOT側面窓セル交換施工)。
※再生産品:車両更新。
塗装変更車から再生産品車両へと一新されれた新サハ101-290(ラシ107F:再生産品)も無事竣工した。
側面見附こそ新サハ101-247と揃えられたが新ラシ107Fでは3号車と8号車に別れるため現時点での更新効果は小さい。
本領発揮はクモハ101-202+モハ100-256,クモハ100-191+モハ101-262(ラシ107F)の車体更新完了まで持ち越しとなった。
なお8号車に配置される新サハ101-290(8号車)と6,7号車のモハ101-253+モハ100-247(ラシ107F:旧製品)はLOTが異なる。
だがこのユニットは再生産品LOT側面窓セル装着車へ変更済であり新サハ101-290との差異は塗装被膜のみに縮小された。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/1c/190b61184f195229ff7f86c0d3b9ff3d.jpg)
モハ100-247+サハ101-290 (ラシ107F:元モハ100-128+元サハ101-233)。
※旧製品+再生産品。
度重なる車両異動により雑多な外観を有していたラシ107F(塗装変更車+旧製品+弁天橋区仕様)は統一要素が増えつつある。
今後十四代目ツヌ118F(Mc155:旧製品←旧ツヌ118F)の本格的な分散配置に着手するためラシ107Fは車体更新が再中断される。
だが新サハ101-290までの経緯から新ラシ107F(再生産品+旧製品)は意外に整った最終形態へと持ち込めるかもしれない。
2017年3月には塗装変更車6両で占められた旧ラシ107Fだったが大幅な編成見附改善が見込めると思う。
今後塗装変更車で残るクモハ101-202,クモハ100-191,モハ101-262(ラシ107F)の車体更新をどの様に進めるか検討する。
分割:2020年02月02日