試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

サハ101-290[ラシ107F] 車体振替 (旧サハ101-230[元カノ13F] 改番,モハ101-262[ラシ107F] 旧製品LOT側面窓セル交換施工)

2017-03-01 21:08:17 | 国鉄/JR101系
第三弾。

KATO製国鉄101系サハ101-230(カノ13F:Mc59)の車体振替により旧サハ101-230(元カノ13F:塗装変更車)が捻出された。
その結果新編成10両編成化用保留車に1両だけ塗装変更車が紛れ込んでしまった。
一応サハ101-230(旧製品←旧サハ101-264:元ラシ104F)の更新入場と同時に転用先を考えており更なる車両異動を行う。


JR101系ラシ107F (1988/4)。
[ラシ107F]:Mc202-M'256-T247-T'c34+Tc85-M253-M'247-T290-M262-M'c191。
※塗装変更車+旧製品。

旧サハ101-230(元カノ13F)の再転用に乗じて塗装変更車集約を進め保留車もメーカー塗装車で一本化する。
現在黄色5号塗装変更車が組み込まれる編成はカノ13F,ツヌ122F(Mc155),ラシ107F(Mc202)まで減少した。
塗装変更車が残るカノ13F(塗装変更車+旧製品+再生産品)だがそれ以外はメーカー塗装車で揃えたばかりである。
他方ツヌ122Fは黄緑6号混色編成でモハ101-231+クモハ100-170だけが黄色5号塗装変更車だった。
形式都合もあり自動的にラシ107F(塗装変更車+旧製品)が車体振替対象編成となっている。


サハ101-290(ラシ107F)。
※旧製品。

ラシ107Fも再出場直後ながら5両の塗装変更車が含まれているため短期間での入場に至った。
編成中のサハ101形はサハ101-247,サハ101-290だが既にサハ101-247は塗装変更車へ格下げされていた。
そこで8号車のサハ101-290(ラシ107F:旧製品←サハ101-127:元カノ20F)を旧サハ101-230と振替え塗装変更車とする。
中野方ユニットは塗装変更車でありサハ101-290(ラシ107F)へ置き換えても編成見附を崩す事態には至らない。


入工中の旧サハ101-230,サハ101-290 (元カノ13F,ラシ107F)。
※塗装変更車,旧製品。

旧サハ101-230はサハ101-230との車体振替時に旧製品LOT側面窓セルを供出していた。
保留車は再生産品LOT側面窓セルで統一されており今回は双方での側面窓セルの交換が必要となる。
先にサハ101-290へ再生産品LOT側面窓セルを装置し旧サハ101-230には旧製品LOT側面窓セルが取り付けられた。
このままサハ101-290(→旧サハ101-290:元ラシ107F)は保留車へと廻り第一段階を終えている。


側面窓セル交換を終えた旧サハ101-230,サハ101-290。

次の工程は旧サハ101-230をサハ101-290へ改番する計画だったが急遽変更した。
モハ101-262(ラシ107F:塗装変更車)には再生産品LOT側面窓セルが採用されていると気付いた。
旧モハ101-262(元ラシ107F:旧製品)と旧サハ101-262(元ラシ101F:塗装変更車)の振替入場では側面窓セルも交換している。
この時以降よりモハ101-262はユニット相手のクモハ100-191(ラシ107F:塗装変更車)と側面見附が揃わなくなっていた。


モハ101-262(ラシ107F)。
※塗装変更車。

更にクモハ100-191をLP401前照灯へ交換したためラシ107Fはラシ101F(弁天橋区仕様+旧製品)と仕様が被ってしまった。
この影響でラシ107Fが登場する機会は減少傾向にありこの差異を見落としていたらしい。
モハ101-262を旧製品LOT側面窓セル装着車に改めればクモハ100-191との仕様統一が図れる。
この機会にモハ101-262も入場させ旧サハ101-230との側面窓セル交換を挟む展開となった。


急遽側面窓セル交換を行った旧サハ101-230,モハ101-262 (元カノ13F,ラシ107F)。
※塗装変更車,。

サハ101-290への改番を待つだけだった旧サハ101-230だが再び分解される羽目になった。
しかも旧サハ101-290(元ラシ107F)へ譲った再生産品LOT側面窓セルがモハ101-262から戻って来る。
またモハ101-262も2016年6月以来となる旧サハ101-262時代の部品構成に復帰する。
何とも締まりに欠ける展開となったが保留車外観統一の縛りが視野を狭めていたようである。




モハ101-262(旧製品LOT側面窓セル交換施工)。
※塗装変更車。

なお旧サハ101-230時代からの101系800番代LOT妻面窓セルは今後に備え交換対象には含めなかった。
101系800番代LOT側面窓セル装着車の何れかに旧製品LOT妻面窓セルが取り付けられているはずである。
だが該当車捜索には時間が掛かるため見送りとし以後全窓セルLOT統一機会を待つ作戦とした。
ここでもモハ101-262(ラシ107F:塗装変更車)が先発竣工となり旧サハ101-230は2両に先を越されている。




モハ101-262+クモハ100-191 (ラシ107F:旧製品LOT側面窓セル装着車+旧製品LOT側面窓セル装着車)。
※塗装変更車。

塗装変更車の車両番号標記インレタ剥離はある程度の注意が必要でどうしても最終工程に廻したかった。
またモハ101-262は作業内容が側面窓セル交換のみと軽微だったため作業順を入れ替えた。
旧製品LOT側面窓セル装着車へと変更されたモハ101-262はクモハ100-191とHゴム支持再現が揃った。
余り見栄えの芳しくない塗装変更車ユニットだが側面窓セルのLOT統一で多少はましになったと思う。


[サハ101-230]:2-4位側。

モハ101-262より撤去した再生産品LOT側面窓セルを取り付け旧サハ101-230の改番作業に着手した。
[サハ101-230]から[サハ101-290]へ変更となるため[サハ101-230]を再用する変則的な節約式改番とした。
だが旧サハ101-230の塗装仕上げは柚肌な上に被膜が薄く[サハ101-230]標記インレタ除去には注意を要する。
慎重にゴム系接着剤巻取用爪楊枝で[サハ101-230]を絡め取ったが黄色5号塗料まで付いてきてしまった。
まだ朱色1号は顔を出していない状態だが[サハ101-230]標記跡への負荷を軽減する方針とした。


[サハ101-2[9]0]:2-4位側。

[サハ101-290]の転写に失敗しインレタ再除去となると今度こそ朱色1号が現れる可能性が高くなる。
皮肉にも厚塗り車両ではなかったため消極的選択しか採れず[サハ101-290]の転写は1回限りとした。
元々[サハ101-230]の標記間隔が広く差し込み転写となる[サハ101-2]+[9]+[0]は位置が定め難かった。
[9]標記インレタには余裕があったものの1-3位側,2-4位側とも一発勝負であり最後は運に任せている。
結果は揃ってやや[サハ101-290]へ寄ってしまったが上下方向のずれは最小限に留められたと思う。




サハ101-290(ラシ107F:旧サハ101-230 改番,再生産品LOT側面窓セル,床板交換施工)。
※塗装変更車:車体振替。

これまでも塗装変更車では再改番の壁が高くなると判っていたが改めてその難しさを痛感した。
ただサハ101-290(ラシ107F:塗装変更車)の竣工で塗装変更車6両がラシ107Fに集結した。
各編成に分散配置されていた塗装変更車は集約を進めてきたがサハ101-290を以て終了すると想われる。
旧製品車両で残るモハ101-253+モハ100-247,モハ100-256,クハ101-85は代替車が存在せず今後の異動は無いはずである。
最後に冷や汗が出たもののモハ101-262用側面窓セル交換も実施できそれなりの意義があったと思う。
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