試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

サハ101-290[ラシ107F] (サハ101-127[カノ20F] サハ101形200番代編入,床板交換施工) ※'旧製品

2016-05-10 21:30:26 | 国鉄/JR101系
決定。

暫定出場させたKATO製国鉄101系ツヌ118F(Mc155:再生産品←ツヌ118F:Mc155)だがその措置に迷っていた。
既にクモハ101-154,クモハ100-174(旧製品)を先頭車両とするツヌ115F(Mc144:3+7編成)が在籍している。
ツヌ115F(旧製品)はクハ100-12(旧製品)の屋根板電装準備工事一部撤去を行ったためツヌ118Fに比べ個性が強かった。


さよならツヌ118F。
※再生産品。

他方十代目ツヌ118F(Mc155)を製品原形のまま出場させたツヌ118Fはサハ101-108程度しか独自性がない。
先日導入した九代目ツヌ118F(Mc155:旧製品→旧ツヌ118F)はカノ20F(Mc53:塗装変更車+旧製品)へ改番異動となり消滅した。
同様にツヌ118F(再生産品)も短期間での発展解消が決定し複数存在するプロトタイプ候補の絞り込みに入っている。
これまで弁天橋区仕様(Mc170),セットバラし品,弁天橋区仕様Assy車体組立車等で複数の新金型編成を出場させてきた。
選定は既存編成と特徴が重複しないよう配慮しており最終候補にはツヌ110F(Mc191:1985/4),ラシ107F(Mc202:1988/4)が残った。
ツヌ110Fは旧ツヌ110F(Mc195)の返却後に組まれた中野区,中原区借入車を含む3+7編成でサハ100-97が組成されていた。
一方ラシ107FはJR移行後の4+6編成でクモハ101-202:LP402前照灯車,クモハ100-191:LP411前照灯車という特徴があった。


国鉄101系サハ101-233(ツヌ118F)。
※再生産品。

津田沼区仕様,習志野区仕様とも新金型編成を出場させたがその大多数は津田沼区仕様に集結していた。
そのため習志野区仕様,即ちラシ107Fがプロトタイプに相応しいと判断し残念ながらツヌ110Fは選考漏れとなった。
なお十代目ツヌ118Fは導入前よりプロトタイプ変更計画があり約1箇月遅れて俎上に載せられている。
現在習志野区仕様ではラシ101F(弁天橋区仕様+旧製品),ラシ104F(Mc136:塗装変更車+旧製品)が新金型編成である。
直接ツヌ118Fをラシ107Fへ改装する予定はクモハ101-136,クモハ100-175(ラシ104F:塗装変更車)の在籍が抑止を掛けた。
ラシ104Fから塗装変更車を廃止すべくカノ20Fも車両異動対象に加えラシ107Fの組成へと持ち込む方針とした。
この時点でカノ20Fは組成休止となりツヌ118Fもツヌ118F(Mc155)へ戻されラシ107F用組成準備編成に指定されている。


さよならカノ20F。
※内嵌式尾灯車編成。

先ずサハ101-127(カノ20F:旧製品)とサハ101-233(ツヌ118F:再生産品←ツヌ118F)の車両振替が確定した。
サハ101-233の離脱は車両番号標記インレタ残数に限りがあるため[サハ101-127]標記を活かす作戦でもあった。
グリーンマックス製インレタは[サハ]標記が少なく大幅な車両異動を伴う関係上出来るだけ節約しなければならない。
そこで改番済のサハ101-127(←サハ101-108:旧ツヌ118F)を捻出しサハ101-290(ラシ107F)用種車へと廻した。
但しラシ107Fへ異動するサハ101-127はサハ101形0番代からサハ101形200番代への番代区分変更が必須となった。
幸いサハ101-127にはサハ101-233用床板が転用可能で保管品のサハ101形200番代用Assy床板は減少を免れている。


入工中のサハ101-127(カノ20F)。
※旧製品。

中野区,津田沼~習志野区仕様の増強は殆どをツヌ118F(旧製品)に頼ってきたがサハ101-108(ツヌ118F)が壁であった。
特にサハ101形200番代組込編成が多数派を占める津田沼~習志野区仕様ではプロトタイプ選択に苦慮する有り様だった。
そのため保留車に廻ったサハ101-233(ツヌ118F:旧製品)との床板交換にてサハ101-108をサハ101形200番代へ編入してきた。
サハ101形200番代編入車を多数竣工させた代わりに遣り繰りが苦しくなり別途サハ101形200番代用Assy床板の手配へと至る。
今後の増備に備え一時は十分なサハ101形200番代用Assy床板を押さえていたが転用が進み残り1両用まで激減してしまった。


大幅に床下機器配置が異なる床板 (サハ101-127用,サハ101-233用)。

サハ101形0番代用床板をサハ101形200番代用へ転用するには各種床下機器の追設が必要となる。
電動発電機,C-1000形空気圧縮機は当然だがその他床下機器部品も底を突いており厳しい状況に置かれていた。
だが十代目ツヌ118Fは分散配置が決定したためひとまずサハ101-233(ツヌ118F)を床板供出車に起用した。
その結果貴重なサハ101形200番代用Assy床板を使用せずともサハ101-127の番代区分変更が可能となっている。
さっそくサハ101-127と同時入場させたサハ101-233からサハ101-200番代用床板及び屋根板を撤去した。
なお当初計画に無かった屋根板振替は元サハ101-233(元ツヌ118Fサハ101-233)の転用を先読みしただけである。


屋根板を振替えたサハ101-233,サハ101-127 (ツヌ118F,カノ20F)。
※再生産品,旧製品。

そして元サハ101-127(元カノ20F):サハ101形200番代相当,元サハ101-233(元ツヌ118F):サハ101形0番代相当へと改めた。
番代区分変更がサハ101-127の主工程であり外観に変わりはなくサハ101-290(ラシ107F)へ改番するだけとなった。
予定通り節約式改番を採用し継続使用する[サハ101-127]標記以外はゴム系接着剤除去用爪楊枝で削ぎ落とす。
但し誤って[サハ101-127]に触れてしてしまう可能性が高く1-3位側,2-4位側とも慎重に作業を進めた。
ラプロス式車両番号標記印刷消去でサハ101-108(旧ツヌ118F)を改番しており[サハ101-127]標記跡の状態は上々だった。


車両番号標記を一部剥離した元サハ101-127

節約式改番でも失敗確率は全桁転写と然程変わるはずがなく[サハ101-290]標記には高経年台紙を持ち出した。
グリーンマックス製インレタにはクモハ101-902用組標記が含まれているがクモハ101形900番代は在籍していない。
だが[クモハ101-902]は他車両の改番時に使用されており[クモハ101-902]が1両分だけ残っていた。
そこで1-3位側はバラ標記インレタにて一旦[サハ101-290]とし上記の[クモハ101-902]を組み合わせた。
続く2-4位側では残った[クモハ101-902]にもう1組の[クモハ101-902]を転写し[サハ101-290]標記へと漕ぎ着けている。




JR101系サハ101-290(ラシ107F:サハ101-127 サハ101形200番代編入,再生産品LOT屋根板・床板交換施工)。
※旧製品。

1-3位側,2-4位側とも[サハ101-]+[2]+[90]での継ぎ接ぎ転写ながら下辺が揃った車両番号標記は珍しくまずまずの結果となった。
等間隔には並べられなかったものの転写水準は下げたままであり取り敢えず合格範囲内に入ったと思う。
念のため複数の古インレタを用意していたが1-3位側,2-4位側共に転写は一度で終わり[サハ101-290]では出番が無かった。
サハ101-290(ラシ107F:旧製品)はラシ107F用車両竣工第一号車を飾ったが8号車という何とも微妙な組成開始となった。


サハ101-233(ツヌ118F:旧製品LOT屋根板・床板交換施工)。
※再生産品。

以後の十代目ツヌ118F構成車は改番だけでラシ107Fへの改装作業が完了するため先送りしても差し支えない。
よって次期入場車はクモハ101-202,クモハ100-191(ラシ107F)へ改められるクモハ101-136,クモハ100-175(ラシ104F)とする。
なおツヌ118F(←旧ツヌ118F)から外れた元サハ101-233(元ツヌ118F:再生産品)は一旦保留車に廻した。
まだサハ101形0番代相当であるが転用先はほぼ絞り込み済で記録抜けさえ無ければ復帰させられると思う。
但し現時点での最優先事項はラシ107Fの出場であり入場はもうしばらく先になると予想している。

※記事訂正。
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