高雄神社の前身は打狗金刀比羅神社であり、明治43年(1911)10月31日、讃岐金刀比羅神社の分霊を迎え、鎮座した。氏子総代古賀三千人が中心となり、高雄に住む日本の漁民によって敷地面積22,300坪の壽山東麓に打狗金刀比羅神社が創建された。そして、大正9年(1920)5月8日、これまでの大物主神および崇徳天皇に能久親王を合祀することにより打狗金刀比羅神社を打狗神社と改称する。その後、同年12月14日に高雄神社と改称される。
昭和3年(1928)11月8日、現在の壽山の山腹に遷座するが、第一代高雄神社は、現在の高雄市鼓山区興国路12号にある法興禅寺一帯に造営された。遷座後、この地に金光教打狗布教所が建てられた。牌樓
唯一の遺跡は、壽山公園入口の牌楼から旧参道に続く空き地に宝珠が残っている。
法興禅寺 壽山公園入口
宝珠
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