台湾に渡った日本の神々---今なお残る神社の遺構と遺物

日本統治時代に数多くの神社が建立されました。これらの神社を探索し神社遺跡を紹介するものです
by 金子展也

高雄州 (恒春郡恒春庄鵝鑾鼻505番地) 鵝鑾鼻社

2009-09-04 23:14:38 | 高雄州

神社が建立された場所である


鵝鑾鼻は台湾のバーシ海峡を見渡す最南端にあり、この地に建立された神社が鵝鑾鼻社である。鵝鑾鼻社は交通局逓信部が中心となって鵝鑾鼻燈台横の恆春鎮燈塔路80のあたりに境内総坪数327坪、工費3,500圓にて建立された。現在は高雄関税局員工訓練活動中心となっている。
祭神は台湾神社および讃岐金刀比羅(琴平)神社の分祠である。また、鵝鑾鼻燈台のそばには台湾日日新報社が建立した「台湾八景 鵝鑾鼻」と刻まれた記念碑が残っている。
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2 コメント

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恒春鎮南宮 (morimori)
2009-12-25 00:29:41
大変興味深い内容です。ところで 恒春で昔三井製糖工場があったそうで、住所は恒春三脚と聞いています。でも昔の資料から山脚というのはありました。。。恒春鎮南宮・・・。このあたりの資料は 台北でもないのでしょうか。私は今台北市に住んでいますが、どこで調べたらいいかアドバイスを頂ければ幸いです。
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恒春鎮南宮 (金子展也)
2009-12-27 19:17:35
コメント有難うございました。三井製糖とは台湾製糖のことだと思います。台湾製糖はそもそも三井財閥が大株主になって明治33年に創立されました。昭和2年に台湾製糖が塩水港製糖より同社の恒春製糖所を買収しています。恒春製糖所はまだ行った事のない場所です。従いまして詳しい住所までは分かりません。日本統治時代と現在の住所の比較は次のサイトを見てください。http://www.ris.gov.tw/ch6/ch6-1-5.html
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