台湾に渡った日本の神々---今なお残る神社の遺構と遺物

日本統治時代に数多くの神社が建立されました。これらの神社を探索し神社遺跡を紹介するものです
by 金子展也

台中州 (東勢郡東勢街東勢字上新) 埋伏坪祠

2009-08-21 23:45:48 | 台中州


写真奥にあるコンクリートの辺りに神社が建立された

和平郷自由村はもともとタイヤル族の居住地であり、土地は広かったが人口は少なかった。日本統治時代は東勢郡に属しており、行政・教育・衛生などは全て警察の管轄業務であった。山岳原住民は民族性が強く、日本人の統治に対しては常に抵抗していた。当初、柔軟政策を用いて統治政策を行ったが、最終的には武力による統治政策になった。
昭和12年9月20日鎮座、祭神は天照大神であった。
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新竹州 (バアカサン社) 大南祠

2009-08-21 23:00:35 | 新竹州
大湳祠は苗栗県南庄郷蓬莱村大南にあった。神社そのものは小さかったが、神社の両側には吉野桜があり、第一鳥居とは別に第二鳥居まで両側にそれぞれ7基の石燈籠があった。また、休憩用の建物も有ったと言う。春秋の大祭も行われ、その際は神社の境内では相撲取りも行われた。現在、神社の遺跡は何一つなく、光復後全てが破壊され、またはどこかに持ち運ばれたようである。
神社はちょうど畑の奥に建立された。
コメント (2)
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