
意に沿わぬ結婚を強いられ、絶賛家出中の修道女ツェツィーリアと彼女を助けて逃走中のエーリヒとミカ。なんとか3日間の時間を稼ぎ、帝都に到着予定の新兵器である航空艦に辿り着けばミッションクリアなのだが、追っ手に禁軍、近衛猟兵が加わってくるとなると生半可な手段は通用しない。
なのに、エーリヒらのパーティは、剣士寄りの魔法剣士1人、支援妨害型魔法使いで学舎兼業1人、そして非戦闘型僧侶1人と、シティーアドベンチャーのシナリオとしては、はなはだバランスが悪かった。斥候も野伏もいないのだ……。

今回のエピソードは上下巻となり、しかも下巻は上巻の3割増しくらいの分厚さで「厚すぎるなあ」と思ってしまったけれど、世の中には上下セットにしても敵わないほどの本は他にあるのだ。
【TRPGプレイヤーが異世界で最強ビルドを目指す4 (下) ~ヘンダーソン氏の福音を~】【Schuld】【ランサネ】【オーバーラップ文庫】【異色にして王道の転生譚】【WEB発データマンチ冒険譚】【小説家になろう】【水没オチは生存フラグ】【吸血種】【長命種】
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