「ナイツ＆マジック ６」 天酒之瓢

「人の命は、そんなに長くありません。もしも生きている間に、望みがかなう機会があるなら。求めるものがあるのなら。迷ってはいけません。躊躇ってはいけません。立ち止まってはいけません。何をおいてもまずは、つかみにゆくのです。失うことなんて、つかんでからでもできることなのですから」
　望みが叶うことなく転生してしまったアディだからこそ、たとえ寂しくては望みを叶える機会があるなら、この場を立ち去るべきだと仲間たちに告げる。

　西方諸国から故郷へと凱旋した銀鳳騎士団は持ち帰ったものは、最新の飛行機械・飛空船とその技術だった。
　航空時代の夜明けを確信した国王は飛空船の建造を命じるが、エルは独自に飛行型幻晶騎士の設計へと着手していた。空にはまだ魔物がおり、それに対抗するには従来装備だけでは不十分なのだと……。

　大航空時代の幕開けとそれにともなう、新たな魔獣たちとの遭遇で、騎士団に大きな転機が訪れます。
　以前、花見の席でこの作品が話題になったとき、ロボットものとして、四つ足歩行作って、空飛んで、空中母艦作ったら、あとは合体変形か、ファンネルつけるしかねーだろ？という話になりましたが、この作品はどこまで行くのでしょうか。

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