
若いとか甘いとか言われるし、政治とか苦手ではあるけれど、魔王リムルも勇者マサユキもそういう国を作りたいのだ。
地下迷宮のラミリス防衛戦も終わり、リムルたちは帝国との戦いに勝利を収めた。
とはいえ、妖魔王フェルドウェイの暗躍などやっかいな問題は残ったままだったし、ミカエルに身体を乗っ取られて消えた皇帝ルドラの後釜も考えなくてはならず、外交問題の解決はこれからだ。ドワーフ王も推移を見守ってもおられず、国境線まで進出してきた……。
長かった帝国戦もついに決着。戦後処理から部下たちとの面談という形での能力アップの確認となります。脇役の1人1人にまで見せ場を作って圧倒的な力を披露、ところが敵もそれを上回る反撃、窮地に追い込まれてあわやというところからの覚醒パワーアップまできっちりやるので長くなります。
収録短編は、魔王ギィと皇帝ルドラの出会いと転落の軌跡。
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