
それでは、歴史的認識云々とかいう以前に、つまらないパワーゲームにしかならない。クソゲーだ。
そこで、基本システムはそのままに、新たなシナリオと設定をコンペで外部から募集することになったのだが……。
……コンペに勝ったのは、リンゴの人でした。
「フランス人を怒らせましたね」
「気にすることない。どうせすぐ負けるから
ナポレオン抜きで強いフランスなんか誰も想像できませんでした……。
次世代リーダーの育成を目的とした、バーチャルゲーム世界での第二次世界大戦を描いた『女子高生=山本五十六』の新シリーズ。いきなりリアルでもゲームでもベテランという人材をごっそり失ってしまった日米英の立ち直りから開幕。しかし、そのプロセスこそ、もう少し紙幅を費やして欲しかったかな。せめて前シリーズの技術陣並に。そこが山場だと思うのに、案外とあっさりと時間経過と共に流されてしまった感があります。
山場を多砲塔戦車の激突に取られてしまったようで、巻末の戦艦娘篇「とある女子高生の大艦巨砲趣味」はいらなかったような気がしますし、光画部艦隊はやりすぎな気がします。
アバターの性別も含めてなんでもありですし、いかにも「誰かがやりそう」という意味でリアルなんですが。
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