ぶっちゃけ言ってしまえば、古来探偵小説というのはキャラクター小説みたいなものです。言い過ぎとは思うけれど、少なくとも一般的に名前が知られている作品というのは、たいてい作品の内容より登場人物のキャラクターで覚えられているんじゃないかな。
シャーロック・ホームズだってアルセーヌ・ルパンだって、キャラクター小説みたいなもの。名前が一人歩きしてるよね。三毛猫ホームズだってルパン三世だって、元キャラの類型的なイメージからの借用であって、作品内容へのオマージュじゃない。
で、名探偵というのは、いろいろ二つ名というか印象的なキーワードがあるものなんだけれど、クロフツの生み出したジョジフ・フレンチ警部は、「アリバイ破り」。日本にもアリバイ破りの鬼貫警部という御方が居て、そのパロディの鬼面警部は「この時刻表に誓え!」とわけのわからないことを叫んでいましたが、それはどうでも良い話ですね。
これはフレンチ警部の活躍する短編集。
【F・W・クロフツ】
シャーロック・ホームズだってアルセーヌ・ルパンだって、キャラクター小説みたいなもの。名前が一人歩きしてるよね。三毛猫ホームズだってルパン三世だって、元キャラの類型的なイメージからの借用であって、作品内容へのオマージュじゃない。
で、名探偵というのは、いろいろ二つ名というか印象的なキーワードがあるものなんだけれど、クロフツの生み出したジョジフ・フレンチ警部は、「アリバイ破り」。日本にもアリバイ破りの鬼貫警部という御方が居て、そのパロディの鬼面警部は「この時刻表に誓え!」とわけのわからないことを叫んでいましたが、それはどうでも良い話ですね。
これはフレンチ警部の活躍する短編集。
【F・W・クロフツ】