件の漢文学者も寄稿していたので気分がよくない。
“AIIBの誕生はアメリカにとって衝撃。中国が世界の王座に座るプロセスにあると考える人が増える。しかし、近い将来にと考えるのは誤り。中国には、自身が越えなければならない、あまりにも多くの課題。その核心が農村問題と農地問題。”
という、愛知大学高橋五郎先生のコメントをめぐり、とある華人研究者(経済学)からの批判が来たので、少し議論に付き合いました。
華人「日本人の漢文学者(加藤徹)によれば、中国の将来を正しく予測できた日本人はこれまでの経験では、一人もいない。AIIBの話について、論点をすり替える人が日本に多すぎます。参加なら参加、不参加なら不参加。余分のことを論じても無駄。この点に関して、イギリスなどは馬鹿ではないでしょう。漢文学者だから、いっていることがおかしいと思いません。おそらく、過去の事実と評論家や学者の議論を統計データでみれば、一人も正しく予測できていないのは事実です。中国の動向を黒幕のように論じるのは勝手にすればいいけど、そんなに単純明白だろう? AIIBはアジアインフラ投資を目的とする銀行です。中国は農業を含めて国内事情が深刻だから、AIIBをやれるわけがない。なんとわかりやすくて、単細胞のような仮説でしょうか。専門が違っても、事実を言っている学者の方が信用できると言いたいです。漢文学者だからといって、その見解が論外というのは違うと思います。漢文学者をバカにしていませんよね? それに、専門が経済学でしたら、本問題の論点を中国の内政問題にすり替えるのはまずないです。」