川勝平太現知事が編集をご担当。小生もチャプター2つを書き上げてあったが。
実はこの「朝倉世界地理講座 第一巻 東アジア」の編集者5名のうち、お一人は小生の恩師(自然地理学)、お一人は中国地理研究での恩人、お一人は中国研究の神様みたいな存在なのだが、もうお一人が、最近不可思議なご発言をされ、来る6月に辞任しますと述べた某政治家(中国にご造詣が深い元早稲田大学教授・歴史学)。つまり、まぼろしの共著となってしまった。
2021年に前代未聞の刊行中止(怒)。14年前からコツコツと取材や改訂に従事してくれたアシスタントのみなさんの努力は水泡に。
原稿サボってたのはK先生ご自身だったとかはないよね、さすがに。
エネルギー消費、酸性雨、オゾン、黄砂、対応策
少なくとも、世の中大きく変わってしまったので、非常にナーバスな話題ではあるが、
「光化学オキシダント」と「PM2.5」
に言及しないわけにはいかなくなった。
修正原稿放り込んでみたが、出版がいつになるかはまったく不明である。(もちろん編集部は平身低頭。怒!)
<ご参考>
国立環境研究所(2009):越境大気汚染の日本への影響 光化学オキシダント増加の謎.環境儀,33
国立環境研究所(2017):PM2.5の観測とシミュレーション 天気予報のように信頼できる予測を目指して.環境儀,64