テレワークの推進と表裏一体で、(失業対策としての)ワークシェアリングも進み、日本国民が等しく貧しくなるのはありか。世界中ダメージを受けている現在なので、日本の地位だけがこれで低下するのではないし。対面が必要なサービス業の衰退は、「お客様は神様」的なかつての日本型労働観から、宗教的倫理観(神に恥じないよう)によって働くヨーロッパ型労働観へのシフトを加速するのかもしれない。
ここで10万円もらっても、うちの業界は今現在減っていないし、いずれ財源確保とやらで給与減額とか言ってくることが分かっているなら、それに備えそのまま貯め込むほうを選ぶかもしれない。つまり、ミクロにはかえって消費を減速させるアクションなのかも。
無対策で40万人死亡。つまり、どの世代も同じくと考えれば、中学あるいは高校の1学年で1人は亡くなる(そういえばそんな人いたよな、みたいな感じだったり)という計算になるが、健康に問題がない現役世代(子供を含む)よりは高齢者のほうが明らかにハイリスクであるし、買い占めたマスクで油断して外出している危険な人々もいるようなので、300人に一人どころではなく、何割かがごっそり欠けるようなことも起きえるだろう。人口ピラミッドも大きく変わってしまうのだろうか。