黄昏叔父さんの独り言

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 アンテナ方位の修正作業

2018年03月13日 23時29分26秒 | アマチュア無線


 2月28日から3月1日の未明に吹いた小台風並の大風に当局のアンテナ方位はコントローラーの指示とは全てズレて仕舞い外に出ると解かるのだが夜に成るとアンテナがどの方向に向いて居るのか?良く解からない状態に成って仕舞った。コンディションが良い時にはアンテナを振りながら相手の信号レベルで相手の方向に合わせる事は容易なのだが現在の様にDXコンディションが悪い時だと相手の信号が弱い為にアンテナが正確に合って居るのか?良く解からず非常に不便なので早くアンテナ方位をコントローラーの指針に合わせねばと思いながらも連日の強風で作業が出来ずに居た。


 相手の信号がショートパスで入感して居る時は未だ双方の間のズレ角度を覚えて居れば指針の位置から換算して保々問題は無いのだが此れがロングパスの伝搬に成ったり短時間で相手が絶えず変るQSO状態だと此の作業は結構ストレスを感じて仕舞い最終は懐中電灯でアンテナの方位意を確認する為に外に出る事も度々有った。昨日は久し振りに無風の暖かい気候だったので昼から其々のタワーに上がりアンテナ方位のズレを修正した。


 第一タワーの方はユニバーサル・ジョイントとマストクランプ部分が自作のユニットに成って居たので如何もセンターが出しずらく調子が悪かったので今回は保守用に保管して居た1300MSA用のユニバーサル・ジョイントとマストクランプのセットに変更する事にした。此の作業はアンテナ・マストをローター部分寄り少し持ち上げてのユニット交換作業に成ったのでタワーの天板の上を回したワイヤーロープに大型のシメラーを入れてアンテナマストをローテター上部から浮かせて状態にしてユニットを交換した後にマストクランプの中にシメラーを緩めながら静かに落とし込む作業と成った。此れは順調に難なく進んだが今度はマストクランプ部の芯出し作業に成り此れは天板の下側の面に最初から細工して居た2箇所から下げ振りを下ろし其の状態を見ながら両脇から調整出来る二つに分かれたマストクランプを正確に取り付けた後でアンテナマストを固定すれば作業は終わるのだが此れには1時間強の時間を要した。以前のマストクランプは固定版に溶接された片側支持の状態で細かい軸の芯出し作業はローター下部の取り付け位置で調整しなければ成らず軸の芯出し作業は面倒でアバウトな状態で終わって居たが今回はアンテナマストを両側から掴む構造のジョイント構造なので正確に軸芯出し作業をする事が出来た。


 一寸した構造の違いだが此の辺の違いがローテーターの寿命に大きく影響するので今回は思い切って交換したがきっと良い結果をもたらしてくれると期待して居る。片方のタワーのローテーターは1300MSAなのでマストクランプ用のU字形のボルトを緩めてアンテナ方位を合わせてボルトを締め直すだけの作業だが此のボルトの締め具合も強く締め過ぎてアンテナがズレ無い様にする寄りも高額なローテーターが壊れない事が重要で強風に寄って壊れる手前でアンテナマストがずれる微妙な締め具合が有り此れは経験から来る物で表現は難しい何せローテーターが壊れると自分で修理しても数万は掛かるし新品にすると十数万が吹っ飛ぶので貧乏人としては重要な作業と成る。


 此の作業の御蔭で昨日と今日のDXの追っ掛けもストレスを感じる事無くスムーズに行える様に成った。


    





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