今週の初めに忘年会を兼ねた一泊旅行に出掛けて居た性で無線の方は余り聞く機会が無く昨日の朝は5日振りに時間を掛けて各周波数帯を聞いてみる事にした。06時頃から聞き始めたが此の時間帯では7MHz帯は使い物には成らず仕方なく3.5MHz帯にQSYして聞き始めたが矢張り此方の方もDX局の信号は聞こえず20分程ダイヤルをグルグル回しながら聞いて居たら06:30JST辺りから急激にコンディションが上がり始めて段々とDX局の信号が聞こえ始めた。
然し此の周波数帯の当局のアンテナが非力な事も関係して居るがDX局の信号を捉える為には他のバンドの受信時より「耳の感度と集中力」を2倍程度に保たないと旨く受信する事が出来ない。Low Bandでノイズレベルも高いが数KHz毎に聞こえるジャミングが可也強力でCW信号の受信には可也影響を及ぼして符号の解読に苦労する事に成る。従ってトランシーバー内の可也帯域の狭いフィルタを選択して目的の信号を捉えたらヘッドホーン出力をアクティブ・フィルターに入れて(帯域110Hzバンドパス650Hz位に設定)其の信号をヘッドホーンで聞く様にして居る。
バンド内をサーチして居る時はアクティブ・フィルターの電源を切った状態で(スルーされた)受信音を聞き目的の信号を捉えたら外部装置のパワースイッチを入れて狭帯域のオーディオ・フィルターを動作させて通過した状態の信号を聞く訳だが此の段階でバンドパス幅を調整するツマミを息を止める感じでユックリと回して行くと或る一点で目的の信号が浮かび上がるポイントが有り、トランシーバーからの出力音声では解かり辛い信号が明瞭に受信出来る時がある。(相手の信号強度が579~599レベルで聞こえる時は此の装置を使う事は無いが)
目的の局の信号強度がノイズ・レベルの谷間をさ迷う様な弱い信号を聞く時には時々、其の効果は発揮するが然し万能では無い。其の為に当局はオーディオ・フィルターをトランシーバーの外部付加装置として2台接続し一つはEME通信でよく使用されていた狭帯域の外部付加装置(CW Noise Smoother)にトランシーバーのACC端子から信号を取り入れて受信したり他方はトランシーバーの前面ヘッドホーン・ジャックからDAIWAの古いアクティブ・フィルターに入れて用途に合わせて何れかを選択して使用して居る。(両方ともオーディオAMPとスピーカー付き)此れ等を駆使しても3.5MHz帯でのDXingは結構難しいが此れ等を使用する事に寄って最近は少しづつだが1.8MHz~3.5MHz帯でのDXの信号を捉える事が出来る様に成った。
昨日に聞こえたDX局
S58M(3.5,CW) YL2SM(3.5,CW) DK1NO(3.5,CW)
OH2XX(3.5,CW) UA0ZC(3.5,CW) S510PMC(3.5,CW)
7X5FG(7,CW) EA9EU(7,CW) HH2AA(14,CW)
V73NS(10,CW)