今朝は朝からトライ・バンダーを第一タワーの上部までの持上げとマスト・ポールへの取付けを予定していたが朝から天気がハッキリしない状態に気を揉みながら一応地上で下準備をしながら様子見状態が続いた。
正午前には空が俄かに黒く成って風も強くなってタワーに上がっても作業が遣り難い状態に成り10,18,24MHz帯のトライ・バンダーの持上げは作業は中止する事にした。其の代わりにルーフ・タワーに430MHz帯の15エレ・スタック八木の取付けと144MHzの12エレ、スタック八木の取付けをする事に作業内容を変更した。
此のルーフ・タワーは車庫の屋根の上に置いた高さが3m程度の小型で作りもきゃしゃな作りだが上下2段のステーを張って其のステーは屋根に打ち込まれたアンカーボルトにターンバックルで張力調整しているので少々の風では倒壊しない様に配慮はして居るのだが長いマストポールを入れると台風時にはトップヘビーに成って安心出来なかったのでアンテナ類を撤去して此処数年はマストポールだけにして居た。
先日に此のマスト・ポールを抜き取って最近全く移動運用しなくなった性で使わなくなったフジの伸縮ポールをアンテナマスト・ポールとして入れ込んで強風時にはロックピンを外してアンテナマスト・ポールを下げて短くする事を思い付き試しに遣ってみる事にした。車庫の屋根までが約3mとルーフ・タワーの高さが3mで合計で約6m、其れからは伸縮ポールを3段引上げると4mくらい伸びるので430MHz対のスタック八木は保々10mHくらいに成る。
其の下に144MHz帯のスタック八木を取付ける予定で有ったがこの八木は結構大きくて兄が移動運用時に使用して居た為にゲインを中心に考えたアンテナでスタック幅も4m近く有り予想外に回転半径が大きく運の悪い事に車庫の入り口近くには光ケーブルや上には電力の幹線が通って居りアンテナとの距離が可也近いのでスタック仕様にする事は諦めてシングルにする事にした。実家には小型の10エレスタック(以前は此のタイプのアンテナを第二タワーに上げていた)も有ったのだが此方のアンテナの方が部材も良かったので欲張って12エレの方を貰って来たが「今回は欲をかき過ぎ一寸失敗の巻」小型の10エレ・スタックの方が此の場所やルーフ・タワーには向いて居た。
此の場所は高さも高くないし作業性も良かったので作業は直ぐに終わると思ったアンテナの取付けであったが今日は風が強く作業が終わったのは夕方に成って写真は雨が降り出す少し前に撮ったので空は暗く成っている。私は144MHzとか430MHz帯に殆ど興味は無いがひょっとした事で此の周波数帯を使用する事も稀にあるので其の為に今回は用意したが多分伸縮ポールは一番下げた状態が続くであろう。現在144MHz帯で3月1日から始まった「AWA3 コンテスト」のサービスの為に移動運用中の局を聞いているがSメーターがフルスケールでガンガン振っている。144MHz帯を聞いたのは久し振りで2年振りくらいだろうか?然し以前以上にQRVする局は少なく寂しい限りだ。