ikkei blog

電子工作やパズルのブログです。主にLEDを使った電子工作をやっています。

レジンアレルギー

2019年10月07日 01時13分45秒 | Maker Faire
レジンと言えば、Heart & Star にコーティングをしているのですが、
昨年、Maker Faire Tokyo と真夏のデザフェスの両方にブースを出すと言う
無謀なことをやってしまったために、たくさん作ることになった訳です。

7月中旬頃ネックレスやブローチのレジンコートを大量にしていたら、
無性に目が痒くなってきました。
また、いつもの花粉症かなと思ったのですが、鼻はなんともありません。
でも両目の瞼が赤くはれ上がっています。

ひょっとして
と思ってググってみるとレジンアレルギーだと分かりました。
と言っても特効薬が有る訳でもなく
硬化前のレジンの蒸気に当らないようにして目薬で炎症を抑えるしか方法がありません。

当時の作業を振り返ってみると
20個程度を並べて
1.レジンを一つ一つに垂らす
2.レジンをヘラで一つずつ一面に広げる
3.顕微鏡を見ながら一つずつ気泡を取り除く
4.表面が落ち着くまでしばらく放置
5.紫外線でまとめて硬化させる
と言うバッチ処理をしていました。

これを良く見ると
1から4までは硬化前なので蒸気出まくり状態だった訳です。
しかも冷房を掛けていたので部屋を閉め切っていました。

これによってレジンアレルギーを発症したようです。
この時は治るのに1週間かかりました。
瞼の皮が日焼けした時のようにボロボロ剥けました。
本番までにはまだ1週間あったので、なんとか当日までには完治できました。

これに懲りて、その次の深セン、台北に向けて製作した時は、
窓を開け、扇風機で風を送りバッチ処理をやめて
1個ずつ硬化させるようにしました。

ところが扇風機の風を顔に当てるようにしたのが
まずかったようで、
結局右目だけ腫れあがってしまいました。
一度発症すると次は過敏になるようです。
このとき深センには片目が腫れた状態で行くはめになりました。

今年の真夏のデザフェス前にも
かなり換気に気を付けていたにもかかわらず
左目が少し赤く腫れてしまいました。

なので、レジンを扱うときは十分換気して、
できるだけ硬化前のレジンの蒸気に当らないように気をつけて下さい。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿