讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

白島展示館(白鳥国家石油備蓄基地)福岡県北九州市若松区

2020-03-22 20:00:00 | 旅行
 こないだ、若松区の白島展示館に行ったのである。10人以上の団体だと、事前に申し込みが必要なのだが、少人数の個人なら予約はいらない。

 無料駐車場あります。


 このあたり埋め立て地のようで、広大な場所があり、風力発電,企業やリサイクル会社が多数ありますが、一般住宅はありません。


 受付で、どこから来た等の簡単な受付をしてから、入館します。

「写真、いいですか?」
「大丈夫です」
「3階からが順路になっています」

 階段もあるのだが、3階といっても、おそらく5階分くらいの高低差がありそうなので、上りはエレベーターがお勧めです。

 実は、石油備蓄基地はここにあるわけではなく、沖の白島というところにある。白い浮舟が8捜見えるが、固定されており、これに原油を備蓄する。この船自体には航行機能はないので、移動する時は牽引されることになる。


 天気がいい日には目視できるのだが、どうでしょう?


 あー、なんかうっすらと見えるような、見えないような。


 2Fに下りるとシアターがあり、白島石油備蓄基地の紹介ビデオが見られます。


 コントロールセンターなども島にあり、遠隔の画像で外観を見ることもできます。


 産油国から原油が運ばれてきます。


 パイプラインを伝わって、浮船に原油が備蓄されていきます。


 国内にある国家石油備蓄基地は10箇所ありますが、浮船式の基地は、長崎の上五島とここだけです。全国の備蓄量は、現在の消費量を基準とすると132日分ということ。その他に、民間の備蓄もあるとのことですが、原油がストップすると、経済もストップするので国家事業として原油の備蓄は重要となります。


 石油の単位は「バレル」ですが、バレルとは元々「たる」という単語だそうです。


 1バレル=159リットル


 展示館は飲食禁止ですが、2Fの休憩コーナーでは飲食OKです。ただし売店は無いので、必要であれば持参しないといけません。


 白島は響灘からの荒波が北側から押し寄せるので、北側には強固な防波堤が作られています。そこに設置されているテトラポッドが展示されています。大きいものは64トン、小さいものは32トンの重さがあり、小さいものが下で、大きなものを上に置くことで波にさらわれないようにしています。(反対かと思った)


 浮船の一部の展示です。船体は二重構造になっており、万が一の原油漏れにも対応しています。


 とまぁ、重要な国家設備なので基地自体は無理でも、展示館は訪れることができます。

 白島展示館 福岡県北九州市若松区響町一丁目108番 入館無料 月曜日と第4火曜日休館
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