第21日目 美深⇒音威子府⇒幌延⇒音威子府⇒苫前⇒秩父別
そろそろ、Uターンのタイミングを見計らいながら北上する。途中、音威子府駅の駅蕎麦を食べようかと、寄ってみた。
ここの蕎麦は、黒いことで有名だ。開店前じゃ、しょうがない。もう少し北上してから、戻ってこようかな。
あれ、道沿いに北海道命名の地という看板を、ちらっと見かけた。すかさずUターンして、小道に入り込んだ。少し行くと、碑がありました。
北海道という名をつけたのは、松浦武四郎氏で明治2年7月のことです。いくつか候補があったが、「北加伊道」が採用された。たしか、TVのドラマでもあってましたね。(見損ねましたが)
ヒグマが出そうな雰囲気もあったので、すかさず撤退です。
道の駅で貰ったパンフレットに、「幌延深地層研究センターゆめ地層館」があります。宗谷岬は無理でも、ここならたどり着けそうです。(昼には戻って、音威子府の駅蕎麦を食べなければ)
無料の施設は、なるべく訪れる。というポリシーで行ってみました。
いわゆる、原発で排出される放射性廃棄物の処分を研究する施設です。但し、将来ここを処分場とするということではありません。あくまで、暫定的な実験場という位置づけです。
もちろん、本当の実験施設には入れませんので、模擬エレベータで実験施設っぽい地下へ行きます。
おーっ、地下深く降りていく感じ。(あくまで雰囲気)
結構、リアルに作ってます。
たぶん、普通のエレベータなら、ものの数秒で到達できるのでしょうが、たっぷ時間をかけて地下展示場に到着します。
地層埋設に使われる、巨大な機械があります。なんのことか、良く分かりません。
「良かったら、説明しましょうか?」
「あ、宜しくお願いします」
「この機械は、・・・あーたらこーたら」
「そうなんですね、説明文読んでもよく分からなかったので、理解できました」
説明員がいるので、親切に教えてくれる。地上に戻るときは、普通のエレベータです。(笑)
展望台にも上れます。隣は、トナカイ牧場ですね。
北海道天塩郡幌延町字北進432番地2 入館無料 Pあり
トナカイ観光牧場も無料なので、行きましょう。クリスマスイブは忙しいのでしょうが、今は彼らにとってシーズンオフなので、のんびりしているようです。12月は、頑張ってね。
サ〇タさんにとっては、クリスマスシーズンに必須の服ですが、それ以外は撮影用で貸し出されているようですね。
トナカイ観光牧場:入館無料 花壇や、お土産屋もあります。
そろそろ、音威子府駅に戻りましょうか。今から戻れば昼過ぎくらいに到着する。昼飯には、良い時間だ。満を持して戻ったが、すでに閉店していた。「なんでゃぁぁぁ」と良く見たら、「玉切れ閉店」のこと。
「せっかく来たのに・・」
「玉切れだったね」
「ま、いつか食べられるさ」
・・みたいな会話が聞こえてきました。
このあたりは、黒い麺のそばが有名である。そばやを探して、音威子府駅近くの一路食堂に行ってみました。
これです、音威子府特有の「くろ蕎麦」です。そばの殻も一緒に挽いているからとか。出汁も黒いですが、そんなに辛くはありません。北海道全般に言えますが、黒い出汁でも甘目です。
一路食堂:北海道中川郡音威子府村字音威子府492-2 天ぷらそば660円
北海道には6/24までしかいられません。なぜなら、津軽海峡フェリーの往復割引がこの日に切れるのである。
次の目的地は「苫前町郷土資料館」です。
三毛別(三渓)のヒグマ事件をご存じでしょうか。1915年12月、冬眠しそこねた巨大なヒグマが6人殺害、3人に重傷を負わせた悲惨な事件です。(このヒグマは、その後射殺されている)
写真は、イメージです。
事件当時の状況を、再現しています。
「現地が再現されていると、聞いたんですが」
「ここからは、だいぶ離れているので地図をあげます。こー行って、あー行って」
「有難うございます、行ってみます」
「これから夕方になるし、ヒグマの目撃もあるので気をつけて」
「えっ、大丈夫なんですか」
「まぁ、大丈夫でしょう。気を付けて」
苫前町郷土資料館 入館料300円(町外個人)北海道苫前郡苫前町字苫前393
車で20分くらいでしょうか。山道を入って行くとありました。というか、道すがら「入るな、入ったら絶対100万円貰う」とか、「監視小屋で監視中」とかの立て看板があったのも怖かった。道路わきの民地なのだが、いろいろとトラブルが続いている土地なんだろう。道路を走っている分にはいいので、停まらず進んだ。
あー、やっぱりいるんだ。熊嵐みたいなやつじゃないと、いいんだけど。
あ゛ー、いたがな。
えっと、当時の小屋に入ってみます。ここは入館料はいりませんが、訪問者の記帳ノートがあったので、書いて来ました。(どこから来て、何人程度)ちなみに、直前の人も福岡からでした。木と藁の小屋だから、ひとたまりもなかったんだろうな。襲われた人の一部は食べられたとか。
この周辺も散策できるのですが、夕方で暗くなりかけており、ヒグマもいそうなので車に退避しました。もっと日が高かったら、注意しながら行ったかも。
さ、函館に進路をとりましょう。途中、道の駅「おびら鰊番屋」で一休み。日が暮れてきました。
道の駅は、すでに時間外で閉館してましたが、番屋の外観は見ることができます。
日帰り温泉「ちっぷ・ゆう&ゆ」で入浴。
道の駅も併設されているので、ここを本日のキャンプ地とした。
北海道雨竜郡秩父別町2085
第21日目終了
そろそろ、Uターンのタイミングを見計らいながら北上する。途中、音威子府駅の駅蕎麦を食べようかと、寄ってみた。
ここの蕎麦は、黒いことで有名だ。開店前じゃ、しょうがない。もう少し北上してから、戻ってこようかな。
あれ、道沿いに北海道命名の地という看板を、ちらっと見かけた。すかさずUターンして、小道に入り込んだ。少し行くと、碑がありました。
北海道という名をつけたのは、松浦武四郎氏で明治2年7月のことです。いくつか候補があったが、「北加伊道」が採用された。たしか、TVのドラマでもあってましたね。(見損ねましたが)
ヒグマが出そうな雰囲気もあったので、すかさず撤退です。
道の駅で貰ったパンフレットに、「幌延深地層研究センターゆめ地層館」があります。宗谷岬は無理でも、ここならたどり着けそうです。(昼には戻って、音威子府の駅蕎麦を食べなければ)
無料の施設は、なるべく訪れる。というポリシーで行ってみました。
いわゆる、原発で排出される放射性廃棄物の処分を研究する施設です。但し、将来ここを処分場とするということではありません。あくまで、暫定的な実験場という位置づけです。
もちろん、本当の実験施設には入れませんので、模擬エレベータで実験施設っぽい地下へ行きます。
おーっ、地下深く降りていく感じ。(あくまで雰囲気)
結構、リアルに作ってます。
たぶん、普通のエレベータなら、ものの数秒で到達できるのでしょうが、たっぷ時間をかけて地下展示場に到着します。
地層埋設に使われる、巨大な機械があります。なんのことか、良く分かりません。
「良かったら、説明しましょうか?」
「あ、宜しくお願いします」
「この機械は、・・・あーたらこーたら」
「そうなんですね、説明文読んでもよく分からなかったので、理解できました」
説明員がいるので、親切に教えてくれる。地上に戻るときは、普通のエレベータです。(笑)
展望台にも上れます。隣は、トナカイ牧場ですね。
北海道天塩郡幌延町字北進432番地2 入館無料 Pあり
トナカイ観光牧場も無料なので、行きましょう。クリスマスイブは忙しいのでしょうが、今は彼らにとってシーズンオフなので、のんびりしているようです。12月は、頑張ってね。
サ〇タさんにとっては、クリスマスシーズンに必須の服ですが、それ以外は撮影用で貸し出されているようですね。
トナカイ観光牧場:入館無料 花壇や、お土産屋もあります。
そろそろ、音威子府駅に戻りましょうか。今から戻れば昼過ぎくらいに到着する。昼飯には、良い時間だ。満を持して戻ったが、すでに閉店していた。「なんでゃぁぁぁ」と良く見たら、「玉切れ閉店」のこと。
「せっかく来たのに・・」
「玉切れだったね」
「ま、いつか食べられるさ」
・・みたいな会話が聞こえてきました。
このあたりは、黒い麺のそばが有名である。そばやを探して、音威子府駅近くの一路食堂に行ってみました。
これです、音威子府特有の「くろ蕎麦」です。そばの殻も一緒に挽いているからとか。出汁も黒いですが、そんなに辛くはありません。北海道全般に言えますが、黒い出汁でも甘目です。
一路食堂:北海道中川郡音威子府村字音威子府492-2 天ぷらそば660円
北海道には6/24までしかいられません。なぜなら、津軽海峡フェリーの往復割引がこの日に切れるのである。
次の目的地は「苫前町郷土資料館」です。
三毛別(三渓)のヒグマ事件をご存じでしょうか。1915年12月、冬眠しそこねた巨大なヒグマが6人殺害、3人に重傷を負わせた悲惨な事件です。(このヒグマは、その後射殺されている)
写真は、イメージです。
事件当時の状況を、再現しています。
「現地が再現されていると、聞いたんですが」
「ここからは、だいぶ離れているので地図をあげます。こー行って、あー行って」
「有難うございます、行ってみます」
「これから夕方になるし、ヒグマの目撃もあるので気をつけて」
「えっ、大丈夫なんですか」
「まぁ、大丈夫でしょう。気を付けて」
苫前町郷土資料館 入館料300円(町外個人)北海道苫前郡苫前町字苫前393
車で20分くらいでしょうか。山道を入って行くとありました。というか、道すがら「入るな、入ったら絶対100万円貰う」とか、「監視小屋で監視中」とかの立て看板があったのも怖かった。道路わきの民地なのだが、いろいろとトラブルが続いている土地なんだろう。道路を走っている分にはいいので、停まらず進んだ。
あー、やっぱりいるんだ。熊嵐みたいなやつじゃないと、いいんだけど。
あ゛ー、いたがな。
えっと、当時の小屋に入ってみます。ここは入館料はいりませんが、訪問者の記帳ノートがあったので、書いて来ました。(どこから来て、何人程度)ちなみに、直前の人も福岡からでした。木と藁の小屋だから、ひとたまりもなかったんだろうな。襲われた人の一部は食べられたとか。
この周辺も散策できるのですが、夕方で暗くなりかけており、ヒグマもいそうなので車に退避しました。もっと日が高かったら、注意しながら行ったかも。
さ、函館に進路をとりましょう。途中、道の駅「おびら鰊番屋」で一休み。日が暮れてきました。
道の駅は、すでに時間外で閉館してましたが、番屋の外観は見ることができます。
日帰り温泉「ちっぷ・ゆう&ゆ」で入浴。
道の駅も併設されているので、ここを本日のキャンプ地とした。
北海道雨竜郡秩父別町2085
第21日目終了
北海道で食べる食品の味付けはほぼ関東と同じですが、蕎麦の汁だけは微妙に違っていてどの店もなぜか甘めです。
妻はこの味が嫌いらしく、「北海道の蕎麦汁は不味い。関東が良い」とよく言います。
結婚前はあまり北海道で蕎麦を食べなかったらしく、なぜか横浜で蕎麦をよく食べて関東の味が刷り込まれたようです。
(余談ですが、札幌に来てから(戻ってから)は「やはり札幌でもド田舎だ。人間が田舎臭い」なんて偉そうな事を言っています。実家は農家なのに)
特に札幌はどこもラーメン屋だらけで蕎麦屋が少ないのも理由かもしれません。
三毛別は一度行きたいのですが、ストビューを見ると行く途中、現地もヒグマに遭遇しそうで恐いですね。
もしクルマが動かなくなったとか、歩いている時にいきなり遭遇とか。携帯も圏外かな?
札幌市内でもこんなに多いんだから三毛別なんてうじゃうじゃいそうです。逃げる場所もないし。
三毛別の羆事件の現場は、いつ羆が出てきてもおかしくない雰囲気でした。道すがらもそんな感じでしたね。携帯は気にしていなかったので不明ですが、圏外の可能性が高そうな地形ではありました。