うどんマップによると、かすがうどんは元々宮若市宮田にあったが、大将が高齢のため店をやめようとしたとき、地元の常連の客が「この味が無くなるのは惜しい」ということで、のれんを引き継ぎ、本城の地に新規オープンした店とのこと。
オリジナルの味を引き継ぐため、元の大将とおかみさんをアルバイトで雇い、店員を教育していると聞いた。なので、元の大将の顔なじみの客も、よく来て挨拶するという。
「うとんマップおかわりー」には、旧の住所しか載っていないので、ネットで移転先を調べたら本城1160-1となっていた。しかーし、カーナビに住所をセットしても「該当なし」と言うではないか。「近くの地図を表示します」とか言うので、しかたなくOKを出した。ま、近くまで行けば、なんとかなるだろう。
宮若市は、宮田町と若宮町が合併した、新しい市である。住所である宮若市本城は、宮若市役所に近いので繁華街があるとみて、それをめがけて行くことにした。案の定、大型スーパーや飲食店が立ち並ぶメイン道路があり、その中に「かすがうどん」の看板を発見。ぎゃっと、滑り込んだ。
駐車場は広く、十数代は余裕で停められるほどで、ゆったり駐車スペースをとっている。土曜の午後2時過ぎだが車は多そうなので、結構客はいるとみた。
「いらっしゃいませー、あちらの席にどうぞ」
「あ、どうも」
店内は、7~8人くらいの客がいたが、席は空いていた。若い(学生?)バイトのお姉さんが、すかさず声をかけて案内してくれた。
「お決まりになりましたら、ボタンでお呼び下さい」
「わっかりました」
お得な「唐揚げ定食」が魅力的だ。奥のおっちゃんは、大きないなりを食べているので、この唐揚げ定食を頼んだのだろう。しかし、N村的には、ちと多い感じがする。吟味に吟味を重ねてと。
「すいません、ごぼう天うどんを下さい」
「はい、少しお待ち下さい」
店員さんだけでも、7人くらいいる。この手の店の規模だと、かなり多い方だろう。人手があるので、客の誘導や注文取り、配膳などの気配りが行き届いていて、オペレーションは完璧だ。新規オープンの店だと、オペレーションがこなれてなくて、いらっとする場合も多いのだが、ここはそういうことがない。
あれ、奥から元の大将と思われる人が出てきて、客に挨拶している。たぶん、元々からの常連客だろうな。奥さんもいらしゃるようなので、教育をするために厨房に人が多かったのだろう。ということは、オリジナルの味が堪能できるということだ。(初めての訪問ですが、期待が持てます)
看板には「煮込みうどん」と書かれていたが、この店ではお湯で麺を湯がくのではなく、出汁で煮込む方法を行っているそうだ。
「ごぼう天うどん、お待ちどうさま」
「どうも」
透明であっさり目の出汁、めちゃ美味い。うどんは、柔らかいもののふにゃふにゃではなく、多少の弾力もあり、出汁で煮込んでいるので旨味がしみ込んでいる。
味変を楽しみたいなら、普通の唐辛子と青こしょうがあるので、お好みでどうぞ。ただし、青こしょうは強烈に辛いので、入れる際はご注意を。れんげに少し入れて、出汁となじませて飲んでみたところ、かなり辛くてひーひー言いました。(ひーひー言っていないけど)本体に入れないで良かったわ。味の足し算は出来るけど、引き算は無理ですからね。(味の好みは、個人差がある)
しかし、かなり美味いうどんをいただきました。当然、出汁まで完食です。「この味が無くなるのは惜しい」という気持ちが良く分かる一杯でした。昔の店では食べたことがないのですが、恐らくオリジナルの味を完璧に再現されているものと思います。大将が本当に引退しても、この味を守り続けられるといいですね。
食べていると、続々と客が入ってくるので、人気店であるということが分かります。うどんは客の回転がいいので、満席になることはありませんでした。(但し、N村の訪問時)
そうそう、住所を確認しようと思い、メニューを見たら載っていました。やはり、本城1160-1で合っていました。新しい店なので、カーナビの地図に未掲載の番地なのでしょう。
宮若といったら「追い出し猫」が有名です。このブログでも何度か紹介していますが、レジの近くに少し大きめの猫がいたので、最後にご紹介しておきます。追い出し猫の、サクラちゃんです。
ごぼう天うどん 400円
福岡県宮若市本城1160-1 Pあり
オリジナルの味を引き継ぐため、元の大将とおかみさんをアルバイトで雇い、店員を教育していると聞いた。なので、元の大将の顔なじみの客も、よく来て挨拶するという。
「うとんマップおかわりー」には、旧の住所しか載っていないので、ネットで移転先を調べたら本城1160-1となっていた。しかーし、カーナビに住所をセットしても「該当なし」と言うではないか。「近くの地図を表示します」とか言うので、しかたなくOKを出した。ま、近くまで行けば、なんとかなるだろう。
宮若市は、宮田町と若宮町が合併した、新しい市である。住所である宮若市本城は、宮若市役所に近いので繁華街があるとみて、それをめがけて行くことにした。案の定、大型スーパーや飲食店が立ち並ぶメイン道路があり、その中に「かすがうどん」の看板を発見。ぎゃっと、滑り込んだ。
駐車場は広く、十数代は余裕で停められるほどで、ゆったり駐車スペースをとっている。土曜の午後2時過ぎだが車は多そうなので、結構客はいるとみた。
「いらっしゃいませー、あちらの席にどうぞ」
「あ、どうも」
店内は、7~8人くらいの客がいたが、席は空いていた。若い(学生?)バイトのお姉さんが、すかさず声をかけて案内してくれた。
「お決まりになりましたら、ボタンでお呼び下さい」
「わっかりました」
お得な「唐揚げ定食」が魅力的だ。奥のおっちゃんは、大きないなりを食べているので、この唐揚げ定食を頼んだのだろう。しかし、N村的には、ちと多い感じがする。吟味に吟味を重ねてと。
「すいません、ごぼう天うどんを下さい」
「はい、少しお待ち下さい」
店員さんだけでも、7人くらいいる。この手の店の規模だと、かなり多い方だろう。人手があるので、客の誘導や注文取り、配膳などの気配りが行き届いていて、オペレーションは完璧だ。新規オープンの店だと、オペレーションがこなれてなくて、いらっとする場合も多いのだが、ここはそういうことがない。
あれ、奥から元の大将と思われる人が出てきて、客に挨拶している。たぶん、元々からの常連客だろうな。奥さんもいらしゃるようなので、教育をするために厨房に人が多かったのだろう。ということは、オリジナルの味が堪能できるということだ。(初めての訪問ですが、期待が持てます)
看板には「煮込みうどん」と書かれていたが、この店ではお湯で麺を湯がくのではなく、出汁で煮込む方法を行っているそうだ。
「ごぼう天うどん、お待ちどうさま」
「どうも」
透明であっさり目の出汁、めちゃ美味い。うどんは、柔らかいもののふにゃふにゃではなく、多少の弾力もあり、出汁で煮込んでいるので旨味がしみ込んでいる。
味変を楽しみたいなら、普通の唐辛子と青こしょうがあるので、お好みでどうぞ。ただし、青こしょうは強烈に辛いので、入れる際はご注意を。れんげに少し入れて、出汁となじませて飲んでみたところ、かなり辛くてひーひー言いました。(ひーひー言っていないけど)本体に入れないで良かったわ。味の足し算は出来るけど、引き算は無理ですからね。(味の好みは、個人差がある)
しかし、かなり美味いうどんをいただきました。当然、出汁まで完食です。「この味が無くなるのは惜しい」という気持ちが良く分かる一杯でした。昔の店では食べたことがないのですが、恐らくオリジナルの味を完璧に再現されているものと思います。大将が本当に引退しても、この味を守り続けられるといいですね。
食べていると、続々と客が入ってくるので、人気店であるということが分かります。うどんは客の回転がいいので、満席になることはありませんでした。(但し、N村の訪問時)
そうそう、住所を確認しようと思い、メニューを見たら載っていました。やはり、本城1160-1で合っていました。新しい店なので、カーナビの地図に未掲載の番地なのでしょう。
宮若といったら「追い出し猫」が有名です。このブログでも何度か紹介していますが、レジの近くに少し大きめの猫がいたので、最後にご紹介しておきます。追い出し猫の、サクラちゃんです。
ごぼう天うどん 400円
福岡県宮若市本城1160-1 Pあり