少し前になるが、4月25日の休日に散歩に出た時の話である。
天気も良く歩くと汗ばむくらいの陽気で、Cobbyの散歩中の給水にも気を配らなければならない季節になってきたのを実感するような一日だった。
この日は市役所コースを逆周りで歩いたのであるが、先日アップしたお気に入りのシャガを撮った日である。
今回は違うアングルで...
ご覧のように雲居の瀧の森にも日が差し込んでおり、ちょっと気を使うシチュエーションだったのですが、逆にアングルを選ぶと先にアップしたように背景をかなり暗くすることが出来ますね。
そしてこの日はツツジやハナミズキがたくさんそしてきれいに咲いていましたねえ。市役所横の文化の杜公園まで行くとそれらに加えてチューリップや藤の花も今が盛りのように咲いていました。
(f/4, 1/500, ISO100, -0.3EV)
少し低いアングルで撮ったんですが、中望遠に入るだけあり85mmのちょっとした圧縮感は意識しないといけないかもですね。スッキリとした空気感は良いのですが、このレンズ...立体感・臨場感といったものはAi Micro-Nikkor 105mm F2.8Sのようには一筋縄ではいかないようです。まあこうしたアングルのおかげで臨場感は感じられるのではないでしょうか。
そしてハナミズキです、
(f/5.6, 1/400, ISO100, -0.3EV)
絞りf/5.6でもこれだけ立体感が出ますね、けっこう距離があったのですがピント域のハナミズキより奥がやんわりボケてますね。
そして色味、
はっきり目に出すことも、そしてSonyらしいといえば良いのか「大人の写り」といえば良いのか少し爽やかさを感じさせるような色合いもコントロール可能です。
(f/5.6, 1/160, ISO100, +1.3EV)
そのSonyらしい大人の(色)描写を一番感じたのがCobbyの一枚です。
背景を含めこの「青」の印象が決め手のような気がします。爽やか・軽さ・少し寂しげ..そんな都会の大人っぽい表現といいましょうか、あの評判の良いSony・Zeiss 55mm/f1.8に通ずるものがありますね。
こんな押し花のような表現もできます...
面白いですね、このレンズ。オールドレンズではないですがある意味まさに「チープ・リッチ」です(笑)。
そして文字通りリッチな色味を披露してくれるのが「藤棚」でした、
このように場所によっては見事な花のナイアガラの滝状態のところがたくさんありました^^。緑と紫のコントラストがとても素敵な出方ですね。
青い空との対比も良かったのですが露出のバランスがどうかなあと不安だった一枚です...
(f/5.6, 1/500, ISO100, +0.7EV)
不安をよそにしっかりと描写してくれました、さすがα7IIIですかね(笑)。ただ空の色はまさに「青」の調整が必要でしたが、そのお陰で藤の記憶色がしっかり蘇ってきましたね^^。
まだ孫の写真が撮れてないのですが、散歩カメラとしての用途でもとても楽しいレンズです・・・というかこのシャープでコントロールしやすい爽やかな色味などとても良いレンズですね。
GWで娘や孫たちが全員集まっていますからしばらく進化した瞳AFなども十分テストできそうです(笑)。
※ カメラ : α7III
レンズ : FE 85mm F1.8
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