きょう(2/10)の休みは朝寝をしてしまう、まずい!
ブランチになってしまった食事を済ませ、TVを見ていたがたっぷりの睡眠のおかげで頭はずいぶんとスッキリしている。
外がとても良い天気なので午後のCobbyの散歩に新参レンズを持ちだして標準レンズ試し撮りに最適な古民家群がある「難波田城公園」まで出掛けてみた。こちらには夏になると蓮の花が見られるのでお気に入りの場所である、それも行田市から分けてもらった古代蓮なのでなおさらなのである。
梅もずいぶんと咲いてきたぞ!これはうかうかしてられないという感じだ。
いつもの散歩コースで見かける廃車・放置車?みっともない状態だがモノクロで「スナップ」にしてみるかと・・・、
やはり車が目で訴えているようだ・・・悲しい。
バイクなどはよく「人馬一体」という言葉を使うが、車だって感情の動物として付き合えると私は思っている。昨年手放した20年近く乗ってきたスプリンターも(あまり洗車は得意ではなかったが)大切に乗ってきた私の期待に答えてくれていつも快適なドライブを提供してくれた、でも手放すと決まってから変なタイミングでバッテリーが切れたり(けして寿命ではない)小さなトラブルが続き驚いたものだ。けっこう別れが辛かったのを覚えている。
さて気を取り直して散歩の続き・・・、
公園手前の民家の軒先で見つけた奇妙な形の花、なんだろうこれは、
蜂の巣のように花が広がり面白い形をしている、帰ってから調べてみると「ミツマタ」とわかった。あの和紙などを作るときに使う「楮(こうぞ)・ミツマタ」のミツマタなのだ。とてもきれいな色をした花である。
のんびり歩いて30分、ようやく難波田城公園に到着。のっけから素敵なアングルを見つけシャッターを切る・・・
門から見える奥の母屋の入口と門の白壁のとても強いコントラストが低くなった日差しを感じさせとても良い感じだ。
ここは以前に昔の赤いポストを撮っていろんなレンズを試した場所、
あまり面白い構図ではないが(もっと寄ればよかった)、ポストの表情はとても豊かに出ていた。
中央の広場のある古民家に昭和の匂いを求めて移動する、ちゃぶ台、箪笥、火鉢、食器棚そしてミシンなど私など昔見慣れた家具などが大切にそれも触れる状態で保存・展示されている。
まさに田舎に来たようだ・・・
この古いミシンなんか見ると子供の頃家に帰ると母親(現在82歳)がこんなミシンに向かい一生懸命何かを縫っている後ろ姿を思い出します、懐かしいですねえ。下の大きな輪っか(プーリー?)とミシンの動力部分がベルトで繋がれ、上のハンドルのようなものを手前に回して勢いをつけ足で漕ぐんでしたね、母上(笑)。
子供の頃の印象って歳を重ねると更にはっきりと頭に浮かんでくるようです、痴呆の症状改善・緩和に童謡や子供の頃の遊びを使うというのが妙に納得してしまう今日このごろです・・・(^^;。
ここでちょっとCobbyのために難波田城址の方を一周りしてきます、
こちらで3~4匹の猫に遭遇、Cobbyが落ち着かないこと。彼ももうすぐ4歳、そろそろどっしりと構えてくれてもいいんですが、犬種のせいですかねえ~。好奇心と冒険心がとても強く、加えてCobbyはビビりですから落ち着かないことこの上ないです(笑)。
夕日が綺麗に傾いてきたので先ほどの入口に近い古民家へ行ってみました、垣根のツバキもとても良い色になっています。
この時間帯はツバキもほとんどきれいな花は残っていないのですが、幸い一輪だけ姿形の良いものが残っており狙いを定めて一枚いただきました。
奥行きとコントラスト、畳の表情などをきっちり撮れるかなどのテストにはもってこいの古民家なんですが、素敵な西日が差し込みテストというよりその陽の差し方に感動してシャッターを切ってました(笑)
差し込む西日が年代物の畳を貫くように照らしている様は美しいくらい、奥の庭木をいっそう引き立たせていました。
夏休みなど田舎でのんびり昼寝をしていて気が付くとすでに夕方、「おばあちゃん、お腹すいた~」なんて言っていたのを思い出します(^^)。
こちらはけっこう面白い写真がとれて好きな場所です。
帰りにお参りするお地蔵様も広い田んぼにポツリと、そしてとても大事のされているのがわかる素敵なお地蔵様です・・・
そしてもうひとつの収穫が富士山を裾野まで見られる場所の発見でした。今まで何度も来ているんですが、今回Cobbyが譲らず道をそれてみたところで見つけてとてもビックリ。裾野まで見えるといつもの富士山もとても大きく見えるから不思議、定期散歩コースに組み込まずに入られません(笑)。
日没後マジックアワーの素敵な空を見ながらCobbyと帰宅です。
そろそろどこかCobbyと遠出をしてみたくなってきましたねえ、どこか景色の素敵な場所へ・・・。