with my Cobby

趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

紅葉見納め@鎌倉

2013年12月23日 | 01. ドライブ・旅行記

​今年の秋は絶対どこか遠出をして会心の紅葉を撮ってこようと思っていた、

ところが雨の休日が多かったり仕事が忙しくなったりとことごとく機会を潰していた。

もう東京・埼玉都心部でも紅葉が終わろかという時期になってやっと落ち着いたので

紅葉時期がとても長い『鎌倉』へ行ってみようかと12/11(水)に決行。

今回は特に気合が入っている。

なにせ最近手に入れた「Nikon D700」を使ってのほぼ初撮りなのだ、

付けたレンズは「SP AF28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical (IF) MACRO」である。

DXのD300sでは広角域が足りないのだが、FXでは標準ズームとなる、

たしかに24mmあたりから始まるほうがありがたいのだが、こればかりはしょうがない。

とても安価なレンズなので手ぶれ補正もないが色味はとても気に入っている。

ほぼD700での標準使用となりそうだ。


鎌倉でのコースだが、今回は以前によく歩いていた『天園ハイキングコース』を選んだ、

コースの流れから撮影スポットとして「円覚寺」「建長寺」~(ハイキングコース)の「半僧坊」

そして「獅子舞」となる、特に今回は「獅子舞」がハイライトとなった。


朝6:33の東上線直通副都心線で横浜経由の北鎌倉を目指した。

DSC_0162_横須賀線.jpg

8:18定刻通りに北鎌倉へ到着。

朝のうち天気が今ひとつはっきりせず太陽の光に恵まれなかった、

それでもそれを帳消しにしてくれるだけの風情がさすが鎌倉にはあった。

各ポイントのベストショットを散りばめていきたい…。

 円覚​寺:鎌倉五山第2位の名刹、「居士林」前のカエデが素晴らしいとの情報

8時過ぎということもありまだ境内の其方此方で掃除をしていた、これには参った。

カメラをどちらに向けても掃除をしている係の方か掃除用具が入ってしまうのだ(笑)、

そんな状況の中で様子を見ながら素敵な場所を見つけて撮影してきた。

「総門」:とても静かでした、青空も若干見えていたのですが雲が多く、境内は落ち着いた雰囲気。

DSC_0049_円覚寺.jpg

「山門前」:結構な数の方たちが境内の掃除をされておりシャッターを切るタイミングが難しい。

この大きな山門へ近づいてくるとさすがに『鎌倉』という実感が湧いてくる。

DSC_0053_円覚寺.jpg

「山門」:立派です、も少し早ければとてもきれいな紅葉が見られた感じ。かなり葉が落ちている。

DSC_0063_円覚寺.jpg

「仏殿」:山門に比べかなりきれいな造りに驚いたが、昭和39年に再建されたものだった。

窓からのオレンジ色の明かりがとても優しい。

DSC_0069a_円覚寺.jpg

「境内散策時の紅葉」(法堂跡周辺):しばし境内を散策した、人も少なくしばらくは撮り放題。

DSC_0071_円覚寺.jpg

(唐門周辺):鮮やかな色を発見、とても清々しい空間だ。DSC_0076_円覚寺.jpg

「大方丈前庭園」(百観音):大きな柏槇が素晴らしかった庭園、落ち着いた百観音像はきれいな

カエデを背景に慎ましく佇む。

DSC_0091_円覚寺.jpg

(方丈前庭園より):庭園の低い塀の瓦屋根越しに鮮やかな紅葉がとても美しい。

DSC_0104_円覚寺.jpg

(同):瓦の落葉も少し寒そう・・・。

DSC_0101_円覚寺.jpg

「大方丈」:住職の居間だが、現在は法要や坐禅会など様々な催しに使われているという。

もう少し色味が残っていればずいぶんと趣があったのだが…。

DSC_0128_円覚寺.jpg

「居士林」:見事にカエデの葉が落ちてしまっている・・・、やはり来るのが少し遅かったようだ。

円覚寺一番の紅葉期待の場だったのだが。

DSC_0136_円覚寺.jpg

「選仏場」:居士林手前にある、いい形でカエデが彩りを添えてくれてありがたかった。

DSC_0138_円覚寺.jpg

(山門より仏殿を望む):ようやく半分の落葉集めが終わったようだ、掃除用具は端へ片しましょうね…。

DSC_0153_円覚寺.jpg

(十王堂前):帰り際の総門までのアプローチひときわ鮮やかな一本、感謝です。

DSC_0156_円覚寺.jpg

 「建長寺」:鎌倉五山の第一位 臨済宗建長寺派の総本山、こちらからハイキングコースが始まる

さすがに人気の高いスポットだけあり、着いた9:30頃からすでに修学旅行の中学生らしきグループや

ファミリーなどの姿が見られた、ただ平日なので混雑するには程遠い程度だが。

「仏殿」:こちらに寄るくらいから空が明るくなってきた、ありがたい。1本50円の大きな線香を焚いたあと

だけにちょっと感動した。

DSC_0182_建長寺.jpg

「地蔵菩薩坐像」:とても立派な像である、奥の透かし彫りも素晴らしくまた外が明るくなってきたので

天井の蓮(?)の模様もターコイズブルーがひときわ鮮やかに見えていた。

DSC_0194_建長寺.jpg

「仏殿~法堂」:1814年(文化11年)に「再建」されたというが、それでもかなりの歴史だ。

関東最大規模の木造建築というがとても見事な造作である。

DSC_0200_建長寺.jpg

(東屋近辺から仏殿を望む):東屋で休憩していて見つけたアングルだが、人も少なくラッキーな一枚。

DSC_0217_建長寺.jpg

(東屋よりの眺望):こんな素敵な色を見ながらの休憩だった、青空がとてもありがたい。

DSC_0222_建長寺.jpg

(仏殿を望む):トイレを拝借した帰り、こんなきれいなカエデを発見、お寺らしいアングルで一枚。

DSC_0223_建長寺.jpg

(カエデ越しの仏殿):そのカエデをメインにまた一枚。

DSC_0227_kenchoji.jpg

(紅葉の風情 i)建長寺ではまだまだ見られるカエデのたぐいはとてもきれいだった、緑が多い中とても

目立つ存在だ。

DSC_0233_建長寺.jpg

(紅葉の風情 ii):この裏が立入禁止の一画(・・・堂)だったが振り返って情緒たっぷりのカット。

DSC_0239_建長寺.jpg

 半僧坊:鎌倉市内・相模湾・富士​​​​山も眺望可能な絶景スポット

建長寺からおおよそ10分ほどにあり、カラス天狗に守られて急な階段を登ればそこは絶景の地。

暖かい日差しに恵まれ、登りの汗が一気に吹き出した。

結局この先のハイキングコースはネルシャツ一枚で歩いてしまった。

(半蔵門大権現像横の狛犬):竹林にカエデと背景がとても良かった狛犬さん。

DSC_0254_半僧坊.jpg

(境内のイチョウ周りの黄葉):イチョウの木はもうほとんど葉を付けていない、足元が見頃。

DSC_0260_半僧坊.jpg

(紅葉の風情):もう太陽が絶好調になってきて、カエデの葉の輝きが素晴らしい。

DSC_0270_半僧坊.jpg

(本堂への階段):このへんが一気に天園ハイキングコースの高みへ登る場所、たっぷり汗をかいた。

DSC_0277_半僧坊.jpg

(建長寺・相模湾を望む):素敵なアングルですね~、もう少しズーム・インしても良かったか・・・。

DSC_0296_半僧坊.jpg

(天園コース入口で出会ったリス):佐助稲荷から長谷寺へのコース以来の出会い、けっこう会います。

DSC_0300_天園コース.jpg

「天園コース:十王像」:一円と間違えて百円置いてしまい、取り替える間恥ずかしい思いをした(笑)。

DSC_0327_天園コース.jpg

(天園コース:思い出の場所):30年前妻とハイキングでこの場所で休憩した記憶が蘇った。

DSC_0351_天園コース.jpg

(お弁当のおこぼれを待つトンビ):大平山で昼食時サンドイッチの耳を少し投げ上げたら見事にキャッチ!

DSC_0385_天園コース.jpg

(天園・茶店付近の岩場より):富士山が見えなかった半僧坊より、こちらの景色のほうが良かった

DSC_0402_天園コース.jpg

 「獅子舞」:鎌倉屈指の紅葉​​の名所、「秋の鎌倉の桃源郷」ともいわれる

ここはすごかった、カエデの燃え方がとても素晴らしくまさに「赤の世界」。

ここで30分強タップリと紅葉を楽しんだ、”桃源郷”というのもまんざら大袈裟ではない。

(紅への誘い)

DSC_0415_獅子舞.jpg

(赤の迷宮)

DSC_0419_獅子舞.jpg

(燃え上がる炎のごとし)

DSC_0423_獅子舞.jpg

(どこまでも続く紅)

DSC_0437_獅子舞.jpg

(紅の桃源郷):もう言葉にならない・・・。

DSC_0444_獅子舞.jpg

(そびえ立つ赤)

DSC_0451_獅子舞.jpg

(紅酔):ほんとに酔います。

DSC_0452_獅子舞.jpg

(紅のため息)

DSC_0456_獅子舞.jpg

(紅蓮の炎)

DSC_0464_獅子舞.jpg

(紅の影)カエデの葉の影で黄色いイチョウの落葉がオレンジ色に・・・

DSC_0471_表紙.jpg

(赤の境界)

DSC_0476_獅子舞.jpg

ため息が出るほどの紅葉をタップリと堪能して午後1時くらいに下りてきました、

2013紅葉、ミッションクリアというところでしょうか。

鎌倉駅まではけっこう市街地を歩きます、バスを使うのも時間調整が面倒ですから

次回があれば逆コースを歩くのがいいかもです。

まあ最後に鶴岡八幡宮をお参りするというのもありかなとも思いますが…。

DSC_0543_鶴岡八幡宮.jpg

午後2時ころ鎌倉駅から横須賀線に乗り、車窓を眺め余韻を楽しみながら帰路につきました。

ほぼD300sとは兄弟の関係のようなD700の扱いにもすぐに慣れ、

これから持ち出すのがとても楽しみになってきた。



雲間の富士(2013/12/20)

2013年12月20日 | 02. カメラライフ

今日も散歩はCobbyと一緒。

天候は悪く風があり空も厚い雲が覆っている。

雨は降っていないが足場が悪かろうと一応長靴​とレインウエアだけは羽織った。

土手の視界がひらける場所ではまさに雲がとても広い範囲を覆い尽くしているのがわかる。

PC200955_panorama.jpg(3枚の写真でパノラマ合成になっている:Olympus TG-2)

でも雲間にしっかり富士山が見えている、たぶんあちらは晴れているんですねえ。

ズームしてみると(何故かこういうシーンではTG-2のピントが合いにくい)、

PC200962_雲間の富士.jpg

まさに『雲間の富士』である、ピンポイントで富士山の幅だけ見えているんだから凄い。

帰る頃はすでに日も落ちて夕暮れ時、

一番星と富士山がきれいにマッチしてました。

PC200973_twilight fuji.jpg

風も止んで雲も少し薄れてきましたかね。

とてもいい眺めでした・・・。



大空に巨大な「龍」現る!

2013年12月19日 | 02. カメラライフ

​12/17(火)公休日の午後の散歩にて、

先週の水曜日(11日)に鎌倉の紅葉を求めD700の試し撮りに行った。

まとまったらこちらにアップするが、やはりFXはボケが自然で素晴らしい、

DXの感覚で撮影しているとボケが大きくなりすぎる感じで戸惑ってしまうくらいだ。

素晴らしい紅葉も見られたのでブログへのアップが楽しみである。

さあ、この火曜日は空がとんでもないことになっていた(笑)、

まず驚いたのが巨大な『龍』、と言っていいくらい見事な雲だ。

まずは頭の部分・・・、長い口がはっきりし、その後ろにたてがみのように細く伸びた雲。

DSC_0729_龍の頭01.jpg

そしてその右方向(太陽のある方向)へ視線をずらして行くと・・・、見事な鱗の尻尾がはっきりと!

DSC_0738_龍の尻尾.jpg

素晴らしかったですねえ~、消えていくまでCobbyと一緒にしばし見ていましたが、

この鱗の模様がとてもリアルでした。

こういう縁起の良い物を見られると、なんかいい事ありそうですよね。

しかしD700、ほんとに良いです。今回はZeiss 50mm付けていますが、太陽が入っても

ほとんどフレア・ゴーストなど出ない、さすがZeissというところです。

が、家に帰って現像していてもほぼ修正などの必要が少ないです。Picture Controlを変えてみるぐらいですね。

あれやこれややっても、ほぼ最初の画像に戻ることもしばしば・・・、楽しみですね。

上の写真の他にも素敵な空・雲が撮れました。

まずは先日の月が出ていた素敵なアングルをおさらい、

DSC_0750_月夜のアングル.jpg

やはり人が入ると雰囲気はガラッと変わりますね、月夜にこのあいだのようにベンチに人が座ってくれるかどうか

神のみぞ知るというところですね、期待しましょう。

龍の雲が去ったあとに出ていた上の写真にも少し写ってますが、はっきりしない棒状の雲。

DSC_0755_雲01.jpg

ガスの塊のように見えて、ほかの雲のようにはっきり映らない、目にも同様です、不思議な雲でした。

そして真上の空にぽっかり穴が開いたようにみえる不思議な雲。

DSC_0763_雲03.jpg

面白いですね、真ん中の穴から(上層の)また違う雲が見えてます。

どうしてこういう形にできるのでしょうかねえ~。

次に太陽をフレームに入れた写真を試してみた、

DSC_0771_雲04.jpg

若干太陽に雲がかかっているのでオレンジから青へのグラデーションも自然に出ていた。

DSC_0761_雲02.jpg

こちらははっきり太陽が入っているのだが、青空部分の明るさ修正できれいに雲が見えてくれた。

自然な「沈む太陽の光」を感じられて好きな一枚だ、いろんなシチュエーションに使えそうですね。

こうしてD700のおかげでレンズ資産がまた違う『本来の性能』で楽しむことができるのが嬉しい。

とはいえD300sもまだまだ出番はあるので長く使っていきたい一台ではある。



久しぶりの赤富士(夕景)

2013年12月18日 | 02. カメラライフ

​この日は雲も少なく夕方の散歩ではきれいな夕日が拝めそうかなと

カメラ持ってCobbyと出かけた。

案の定土手のいつもの場所ではきれいに富士山のシルエットが見られました。

空気は冷たくとても寒いですが、それだけこの時期は景色も楽しめるんですよね。

DSC_0580_huji.jpg

Cobbyと一緒だととかく時間が思い通りにならないので(笑)、

ほんとは写真に見えてしまう電線等がない見通しの良い土手の場所まで行きたいのだが

いつも間に合わないのだ、時間を見て家を出ているのですけどねえ~(T_T)。

そうしているうちに一番星がキラキラと光っているのが見えてきた。

DSC_0585_huji.jpg

空がとてもきれいな時間帯ですよね…(マジックアワー)。

帰り道はCobbyのペースで歩きますが、

ふと見ると、出ている月が素晴らしいロケーションで輝いておりました。

三脚持っていれば、月の表情も入れた素敵な一枚になるんですけどねえ、残念。DCS_0568_under the moon.jpg

アングルもいまひとつでしたので、こんどは部屋の「Tide Calender」で月の出るタイミングを図って

三脚を持ちだしてみたいですね。

ここ富士見はこうした風景が毎日楽しめるとてもいい場所だとつくづく思います。



少し前の秋景色

2013年12月18日 | 02. カメラライフ

​もう関東にも雪が降ろうかという時期になってしまったが、

12月の初め妻の実家の法事で埼玉は三芳の「多福寺」へ出かけた際の秋景色だ。

『多福寺』:あらまし(三芳町HPより)

三富新田の開拓には、出身地の異なる農家が集まり、協力して開拓を進めていました。そのため、農村としてのまとまりや連帯感情を作り出す必要があり、元禄9年(1696)8月、三富新田開拓の命を出した時の川越藩主柳沢吉保は、菩提寺として上富に「臨済宗三富山多福禅寺」、祈願所として中富に「毘沙門社」(現毘沙門堂・別当寺:多聞院)を建立しました。それまでは、三富新田に入村した農家の菩提寺は、上富村が亀久保村(現ふじみ野市)地蔵院、中富村・下富村は大塚村(現川越市)西福寺としていましたが、多福寺建立によって三ヶ村とも菩提寺を多福寺とし、三富新田の農家の精神的な支えとなりました。​

けっこう歴史のあるお寺である、

またこの時期紅葉目当てで年配のカメラサークルが訪れる様なお寺でもある。

門前の紅葉:(使用機材 TG-2)

PC010855_多福寺02.jpg

鮮やかな赤は見られないが天気もよく黄葉がとても気持ちが良かった。

墓に隣接したお寺の方はとてもきれいに手入れがされており、​

カメラサークルが来るのも頷ける。

PC010866_多福寺03.jpg

大きな庭石にびっしりとついた苔も見どころ十分、

PC010871_多福寺05.jpg

これなぞは秋の気配が漂う素敵な絵になりますね。

PC010876_多福寺06.jpg

椿がとてもきれいに咲いていたのも印象的でした、

PC010879_多福寺07.jpg

やはり目を引くのはドウダンツツジでしょうか、このオレンジ色はとてもこの時期目立ちますね。

PC010881_多福寺08.jpg

(その二)

PC010887_多福寺09.jpg

背景に見えるイチョウなどはそろそろ終わりで、ちょっと寂しげでしたね。

ここ多福寺で一番鮮やかに赤く目立っていたのがこちら、お寺の門と合わせとても絵になります。

PC010893_多福寺01.jpg

秋晴れの気持ちのよい一日でしたが、けっこう法事といえども楽しめましたね。

もう少し早めだともっと素敵な景色だったんだろうが、こればかりはそうは行かないですものね。