with my Cobby

趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

Zeissな日々、久々...

2018年10月29日 | 02. カメラライフ

前回ブログにアップした那須の写真はD700でメインのレンズにDistagon T* 1.4/35を使用してみた。

普段あのレンズの重さのため​頻繁に持ち出すことはないのだが、やはりもしかしたら「那須の紅葉」が撮れるかも・・・という期待からカメラバッグに詰めておいた。

自分としては写りの良い広角"Ai Nikkor 28mm F2.8S”がとにかく旅行では便利なのでこちらをメインに使うつもりでいました。ところがいざ紅葉を前にDistagon T* 1.4/35を付けて使い始めると・・・たしかに重いのですが愛機のD700がこのレンズを付けたときのシャッター音を例えると普段を<カシャッ>とすればDistagon T* 1.4/35を付けた時は<カシュッ>なのである・・・使ってみないと分からないとても微妙なんですが(笑)。

つまり適度な重さ(カメラ+レンズ)でブレが減ることってあると思うんですが、音にしてもシャッターを押す右人差し指とレンズを持つ左手...いわゆる振動に耳が加わりシャッターの感覚が決まリますよね。この「感覚」がDistagon T* 1.4/35の場合とても素晴らしいんです。D700が生き生きとした「音」を発するんですよね^^。そんなわけでほとんどの写真をこのレンズで撮ってしまいました。

 「わかるかな~、わからないだろうな~」 (^-^)v・・・好きな人にしか理解できませんよね。

ふしぎなレンズです、少し前にアップしたNikon PN-11を付けたAi Micro-Nikkor 105mm F2.8Sの時などは重さ的には総合でDistagon T* 1.4/35くらいになるのですが、小さな花に接写しているときが多かったので同じように神経使ってシャッターを切っていても「気持ち良い」と感じる前にまず「重い」が先行してしまうんですよね。加えてシャッターを切った時にレンズを支える左手にけっこうなショックがあるんです・・・ヘリコイドを回してしまいそうなと思うほどの・・・これがDistagon T* 1.4/35では全然ないんです、長さ的なバランスの問題もあるとは思うのですが・・・Distagon T* 1.4/35は逆にとても締まった音とショック(振動)なんですね。

...そんなこんなで那須ではとても楽しい撮影ができました。

帰って翌々日の日曜の午後、Cobbyの散歩でα7IIを持ち出そうとするとplanar T*1.4/50 ZFが付いてました、もうすぐ暗くなるしこれで良いかと散歩に...このコンビは実に軽くて良いですね。

その時のカットをいくつか...

【先日きれいな花を撮影したイヌホウズキ】

DSC01426_inuhouzuki.jpg

あれから何日たったのでしょうか・・・すでに花が実になってます、まさに小さなホウズキのようですね。

【公園の樹木】

DSC01430_jintai-ju.jpg

なんとなく左足を少し前に出してポーズを撮っているように見えませんか?(笑)。

【キラリ☆ふじみ前の芙蓉】

DSC01431_huyou.jpg

こちらもほとんどの花が実になってきてました、裂けた星型のような口から見える果実?がすでにあの茶色の綿毛の雰囲気を出していますね。

【氷川神社のニャンコたち】

DSC01439_temple-cats.jpg

相変わらずうちのCobbyを睨みつけてます(笑)、でもかわいいですね。奥のニャンコのあくびと裸電球のような光が良いアクセント。

上記の写真は午後4時ころからの散歩でけっこう暗くなっており、ISO400ないしISO800です。

やはり暗部のノイズは少し気になるカットもありアップしてないものがありました、この辺の光の使い方が難しいところですね・・・ISO6400~12800でも気にならない時もあるんですから。

そして驚きはやはり手ぶれ補正ですかね、最後の猫ちゃんたちの写真はISO800でSSがなんと1/13秒です、それぞれの猫がCobbyを見て微妙に頭が動いているのでこの時撮った他の5~6カットが1/10秒で微妙に被写体ブレないし手ブレを起こしてました。画質を考えればこれ以上ISO感度を上げたくないのでα7IIのマウントアダプター経由でもこれだけ手ぶれ補正が効いてくれるとホント助かりますね。

でもニャンコたちが立っていたらシャッタースピードを上げないとですから、この時f/4ですのでf/2ではこの雰囲気が維持できるか迷うところですから・・・絞りとISOで1段ずつ上げるという感じになるんでしょうか、この明かりの下だったらISO1600でもノイスには問題なさそうですよね・・・それにf/2.8でなんとか1/30秒オーバーくらいは稼げるでしょうからね。でも歩き出したらもう無理でしょう(笑)。

Distagon T* 1.4/35で紅葉撮ってきた感想としてはやはり解像度の高いカメラを使ってみたくなりますね。写真はピクセル等倍で見るものではないのですが、葉の一枚一枚がしっかり描けているものを撮ってみたくなります。

残り少ない今後の楽しみですかね(笑)。


 ※ カメラ :Sony α7II

   レンズ :planar T*1.4/50 ZF



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