< Today's Photo and Word >
一日生きることは、 一歩進むことでありたい 湯川秀樹(理論物理学者) |
![]() (実相寺神代桜) |
きょうは日没までずっと空がきれいで富士山がとても美しかった。
Cobbyと土手を歩いていても青い空がず~とどこまでも続いている、風は少し冷たいが歩くには丁度よいくらいだ。この写真の空の青さは千円でお釣りがくる値段で買ったC-PLフィルターを付けているせいだろう、まあこのフィルターいくら回してもその効果がわかりにくい・・・オールドレンズのせいかこの安いフィルターのせいかがいまひとつわからない・・・でもこの空の色を見るとそれなりに効果はあるようだ(笑)。
そしてフィルターを外してきょうも試したのだが...フードを付けていても虹のサークルが出ることがわかった。
やはり光源の強さに因るのかな、まあフードを付けているとその分フレアが少なくなっているようだ。
そんな遊びをしながら向かったのは毎度お馴染みの「難波田城公園」、ニューカマーレンズの試写会場的な場所である^^。ただ家を出たのが3:30頃で冬至は過ぎたもののまだ日が落ちるのが早くて条件が良くなかった。
この古民家の写真は帰る直前のものだが...茅葺の屋根上部にだけ夕日が当たっていて雰囲気は良いのだが写真にはちと厳しい条件かな、でも素直な描写ではないだろうか。
今回はあえてレンズの味ともいえる色味は押さえて現像してみた、なるべく実際の見た目に色を合わせている。さすがに開放f/1.8では被写界深度が浅く面白みがなくなるのでこの距離ではf/4.0くらいがいいムードとなる。
遊具などの質感もとても良く出てくれていた...
これは開放で撮ってあります、赤い線の独楽がピンとピークですね。こういうあまり奥行きのない場面では大きなボケの中にピント面が浮き立つというのではなく、柔らかなボケの中にシャープな独楽に自然と目が行きますね。
逆に奥行きを出してみると案の定前後のボケの中にピント面がキリッと際立ちます...
しかしボケ方が自然でいいです、Nikkor-O・C Auto 35mm F2だと奥のザルの縁はここまではっきり模様が分からなくなるでしょうね。前も後ろもボケの感触はいいと思います。
そしてやはり今日もちゃぶ台の位置が変わってました、ここはくる度に位置が違うんです(笑)。
つややかな板の間の少し奥の方にピントを置いてますがあいにくミシンがピント外でした^^;)。でもこの日の当たらない手前の板の間もしっかりと描写しており...襖の前辺りの色調が変わっているところもしっかりと描いてくれてます。でもやっぱりちょっと暗かった・・・もう少し早く来ていればねえです。
幸いちゃぶ台の部屋は十分明るくいつもは殺風景なちゃぶ台にのっている木製の湯呑み?がキリッとした写りになっています。
とても気持ち良い写りで「使えるなあ」という感じです。
ただ逆光ではないのですが後ろだけが少し明るくなった場所では開放周辺にするほどちょっとボケがうるさくなって主役を邪魔し始めますね。こんな場面はちょっと注意ですかね...
左の暗い方はそれほどではないのですが右上にかけて明るいところは少し暴れてます。
一定の明るさのところでは非常に質感良くボケてくれるんですが、このへんの使い方次第で写真のクオリティが上下しそうです。
風景ではやはり線の太さを感じさせる画を出してきますので仕上げでメリハリを付けやすいですね。
シャドウ部を持ち上げても画が破綻することが少ないです。
散歩ではオールマイティに使えそうですが花(植物)などがいまひとつピンとくるものが撮れません、これ私にはけっこう重要なポイントなのでもうしばらくトレーニングですね^^。
最後は難波田城公園帰りの道で見つけた裾野近くまでバッチリ見える富士山です...邪魔な電信柱・電線はご愛嬌(笑)。
ここから家に近づくに連れてどんどん裾野が見えなくなるです...この辺にちょっと高い場所があるといいんですがねえ。
今度はAi Micro-Nikkor 105mm F2.8S付けて歩いてみましょうか・・・。
※ カメラ: α7II
レンズ: Pentax M42 Super-Takumar 55mm F1.8